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2005-07

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ニューグラスの続きだよのリルコミで~す

きょうはいままでのベストの暑さだったと思います。
きのうと大きく違う点は湿度があきれるほどあって
たぶん80%は越えていたんじゃないかと感じました。
夕方5時過ぎにお散歩に行くときのうの涼しさと正
反対、お湯の中を歩いているように暑かった。おか
げで汗もたっぷり出たのでこれから飲むビールは格
別だろうね。うっしし。

きのうは第三期ジョンの加入あたりを書きました。
そしてニューグラスの看板曲になる「グッド・ウー
マンズ・ラブ」が生まれましたが、この曲のどこが
いいのかといえば全部いいわけです。サムのイント
ロからジョンのボーカル、そしてサム、パット、ベ
ラの間奏がまわされ最高に盛り上がるジョンのボー
カルへとつながれて、エンディングの時空を突き抜
けるようなジョンのシャウトで終わる。ここではラ
イブで歌われている。まずサムのイントロが素晴ら
しくてもう何度聞いても世界中にこんな素敵なイン
トロがあるとは思えない。
ロック関係者の間ではストーンズの「サティスファ
クション」のイントロが世界一だといわれているら
しいが、私はサムのこの曲のイントロがベターです。
この曲はこのベスト盤ではニューグラスの最修形の
メンバーでのライブ録音だが、とにかくおすすめで
す。ヘッドホンで音を大きくして聞いてね。

第四期はコートニ-とカーティスが抜けてベラとサ
ムがロスアンジェルスで見つけたという新顔のパッ
ト・フリンが加入したところから89年に解散するま
で、です。このCDでいうとディスク2のほうです。
なぜコートニ-とカーティスが抜けたか、という疑
問をサムに聞いたら「あいつら、車に乗り遅れたの
さ」と答えてくれました。つまり、おいてけぼりに
されたコートニ-とカーティスが怒って収まらなく
なって退団したらしいのですが、たぶんサムとして
はニューグラスの新しいイメージが出来ていて、そ
の中には彼らは必要がなかった。で、バンドメンバ
ーというよりも友達で仲間なので、まともには「や
めてくれ」と話せないから、きっかけを作るために
置き去りというきつい冗談をかっとばしたのだろう。
「いまでも大切な友達だよ」とかたわらにいたジョ
ンがウィンクしながらフォローしてくれました。

新加入のベラとパットは劇的なメンバー交代だった
ため、従来のニューグラスファンからは当初、敬遠
気味だったようでした。しかし、メジャーレーベル
のキャピトルとアルバム制作契約を結んでからは、
その圧倒的な実力に磨きがかかり、新しい評価が昔
のイメージでいるファンを乗り越えて行った。
ベラ・フレックは加入する直前、スペクトラムで日
本ツアーを行なっています。スペクトラムは有田純
弘さんが是非日本でツアーして欲しいといって実現
したバンドで、日本ツアーのときはすでに解散して
いたという珍しいパターンでした。
「ニューグラスに行くんだ。凄い体験になるよ」
とニューグラスのメンバーになったらという抱負を
語っていました。このときのツアーの思い出は広島
から新幹線で帰る途中の車中で、私とベラと有田さ
んの三人でビルモンのセイクレッドを延々とコーラ
スしたことです。

ベラはニューグラスで大ジャンプをしました。サム
という飽くなきミュージック・イノベーターを得た
ことで素晴らしいテクニックとスキルを開発をし続
け、文字通りナンバーワン・バンジョー・プレイヤ
ーとして羽ばたいたのです。ブルーグラス的に見る
とあるいはナンバーワンという表現を嫌う方も少な
くないかも知れませんが、私はそう思います。
一方、パット・フリンはそのユニークなギタースタ
イルにファンの賛否が集中したようでした。実際、
私も彼のメロディをまったく弾かないリードギター
には面喰らいました。しかしそこはサム狂の私は「
サムが見つけて来たミュージシャンだから」と慣れ
る方向を選択して、賛否の渦には入らないことにし
たのでした。
しかし、キャピトルレーベルへ移って大活躍をスタ
ートするニューグラスにとってパット・フリンの重
要さは一枚めのアルバムですぐに答えが出ました。
歌もばっちり歌えてギターも素晴らしい。私たちが
彼の加入にとまどったのはパットの表現するものが
ポップなので、それになれてなかったのでした。
たとえばさっきの「グッド・ウーマンズ・ラブ」の
サイドとリードの両方のギターを聞いてください。
あまりの良さにおしっこがちびれますよ。
サムはニューグラスにポップ感を入れたかったんで
すねえ。

第四期でもっともイメージを変えた人はというとそ
れはサム・ブッシュだと私は思っています。メンバ
ー交代が彼をもう一皮剥けさせたのか、それまで唯
一並だったボーカルがパワフルに、まるでミュージ
カルの役者が歌うように歌の中に自分をすべて投げ
出して歌うようになったのです。これは大きな変化
だったと、あらためてこのベスト盤を聞いてもそう
感じました。その結果、ニューグラスのコーラスグ
レードはエベレストよりも高くなったと。そしてレ
パートリーもぐっと広がって「えっ、これもニュー
グラス?」と驚かせてくれたのです。
サムのほかベラ、ジョン、パットとすべてスーパー
・ミュージシャンとなったニューグラスの軌跡がこ
こにこのベスト盤ディスク2につまってます。

ニューグラスのことを書くのに1時間くらいをめど
にしているリルコミでは短すぎました。何というか
腹がへって来てもう限界です。今後少しずつチョイ
チョイ書いて行きたいなと思うのであります。
子育てのあまり米国へは近ごろとんとご無沙汰して
ます。私の希望はナッシュビルへ行ってレコーディ
ングを見学したいというものです。ついでにサムに
いろいろお話を聞けたら、まっすぐにリルコミに書
きますが、本当にそんなことが来るのかな。
明日は「千葉フェス」へ行って来ます。
クニアキちゃんコハマちゃん行くぞぉー。





ニューグラス・リバイバルのベスト盤が出たのリルコミ

本格的夏ってこんなに暑いのねと思わずつぶやきました。
でもきょうも夕方は涼風が吹いてお散歩のときなんかは
すっとうしろを押してくれて、とってもいい気分だった。
こんばんは。

ニューグラスのベスト盤が米キャピトルから発売されました。
ちょっと余談ですが、私はニューグラス・リバイバルのことを
ニューグラスと短くしていうのですが、これはいまでいう
「ニューグラス」なんてなかったころに突然、71年に
ニューグラス・リバイバルがデビューしたから、それ以来、
私がニューグラスというときはたいがいはNGRの
ことをいいます。まあ、年齢を感じますね。

さて、そのニューグラスが見事にすべてよみがえりました。
「火の玉ロック」と邦題されたデビュー盤から、
風雲児ブッチ・ロビンスがエレベーで加わったときの
幻の録音からも数曲集められ、そしてジョンが入ってからの
圧倒的なライブ録音もあり、そしてギターのパットが
参加した最終形のメジャーレーベルで活動した曲などを集め、
2枚組35曲!で構成された「決定版」です。
いまさら「ニューグラスはどうも....」などとおっしゃる
ブルーグラスファンはいないだろうと想像します。

第一期のニューグラスは素晴らしいスピード感と楽器の
テクニック、そしてどこにもないロックをやった。
変な話だけどこの当時の(70年代前半)ローリング・ストーン
誌はブルーグラス・フィールドから生まれたロックだと
ニューグラスを取り上げて賞賛していた。
第二期はブッチがエレベ-を弾いたころだ。
本当ならデビュー盤の1~2年後にブッチの入った新録音盤が
発売されるところだったのに、中止になった。
原因がどこにあったのか分かりませんが、大きく波に乗れる
矢先の発売中止だったので、ニューグラスにとっては
はかり知れない打撃となった。
およそ30年後にこうして聞いてみると、サムもコートニ-も
暴れまくっているではないか。特にコートニ-は
全盛期の爆発ぶりで、ツイン・バンジョーがこれほど
聞く人のハートを激しく揺さぶるとは思わなかった。
この録音は出さなければ絶対にダメだったのだ。

第三期はジョンの加入です。
思い出しませんか?
吹っ飛ばす古いフォードに乗ったメンバーと
「Fly Through The Coutry」と茶色に抜かれたタイトル、
そして復活を意味して大きく「REVIVAL」と書かれ、
New Grassは小さく目立たなかったアルバムが出たときの
喜びは、私は一生忘れません。
1曲目にはニューグラスの精神的支えだと思うジョン・
ハートフォードの曲をフィーチュアし、
決定的だったのは新メンバー、ジョンが歌った
「グッド・ウーマンズ・ラブ」が収められていた。
見たことも聞いたこともなかったパワフルなボーカルは
聞いてすぐにぶっ飛びました。
こういうことってありなのかと。

たいへんすみませんが急用が出来ました。
この続きは明日にします。






アシュラさんとタロー&レオナのリルコミで~す

青空がこんなに気持ちよかったのかと感じた一日でした。
それでも日中は気温があがってしかたねえかなあと
あきらめてたら、夕方からいい風が吹いて来て、いまも
とてもさらっと気持ちのいい小平からこんばんは。

「おれはプロデューサーじゃない」
とアシュラさんからコメントをいただきました。
これは「タロー&レオナ」のバッキンタウン・ライブを
掲載したとき、私がアシュラさんをプロデューサーと
書いたことへのコメントですが、
まずはアシュラ殿、コメントありがとう。
そしてここに謹んで訂正させていただきます。
ただ、コメントにも書かれておりましたが、
タロー&レオナというデュオを生んだ背景には
まさしくアシュラさんが大きく存在していることは
衆知の事実です。手とリ足とり心豊かに接している姿は
私もよく見ています。とてもほほえましくて
いかにも音楽的雰囲気が漂っておりました。

日本全国をまわる「日本ツアー」に関しては
これは明らかにアシュラさんの仕事ではないと
はじめから理解はしておりました。
ただすべてのはじまりだったタロー&レオナの
バッキンタウン・ライブはアシュラさんが
きっとプッシュしたのだろうと私は思ったのでした。
さてプロデューサーではないとしたら、
よく考えると私もアシュラさんがプロデューサーでは
ないように思えて来ましたので.....、
「親しき隣人」とでも書き直しましょう。
というわけでアシュラさん、失礼しました。

そしてタロー&レオナの日本ツアーはかなり好評の
ようで、うれしい限りですが、きょうはオフで明日は
水戸であさっては仙台。東京のライブはいよいよ
8月1日バッキンタウンですよ。
マンドリンとフィドル、そしてドラムスの
若さあふれるコラボレーション。
是非お楽しみに。














台風7号のリルコミで~す

あさから密度の濃い雨がザーザー降ってて、その中を
我家のサッカー小僧は合宿に行くといって山梨へと
出かけて行きました。
テレビがこれでもかと台風7号情報を
繰返している午前9時、雨と湿度が100%状態なので
どうしようか二の足を踏みつつ現場に行ったのでした。

いま夕方の7時です。
台風は結局、予想された時間には
静岡や関東地域には上陸しなかった。
ただこのあと房総付近に接近中といってるので
上陸するかも知れません。
きょう1日で最近では珍しいくらいの雨が降った。
お昼すぎなんて道路が水浸しになってて、
「ザーッ」とタイヤが水を蹴散らして
走らなければならなかった。
それでも普段と変わりなく走れたのは
もっけの幸いだったけど、
この台風は雨台風だったのかも知れない。

それなら今朝のテレビは何だったのか。
いまにも小平市に大きな波と横殴りの雨が
ドバッと来そうなレポーター金切り声だった。
結局、待ち構えていたのはテレビだけだったけど、
それなら雨台風ぐらいのことは
どこの局でも分析して欲しかったなあ。
いつ来るか分からない地震とは
訳が違うんだからサ。

途中で携帯が鳴り、記事を半ばのまんまに
公開してしまいました。失礼しました。
きょうはこれからカミさんをお迎えに行くので
これでおしまい。
あしたはあるバンドの練習風景などを書きます。








水を得たアヒルを見つけたのリルコミだよ

きょうはくもり空だったが
強烈に蒸し暑かった小平からこんばんは。
お散歩の途中に唯一の川を渡るので
ときどき橋の上から泳いでる鯉をながめたりします。
そこは野火止用水といってむかしは農業用水として
使われたのかも知れませんが、ひょっとして
野火を消すためにわざわざ用水路をつくったのかも。
私にはそのあたりはよく知りません。

だらだらと汗を流しながらお散歩の帰り道に
その川を渡ろうとしたら、「ぐぇぐぇ」とアヒルの
鳴き声がするので小さな橋の上から見ると
いっぴきのアヒルが川の淵で羽ずくろいしている。
尚もよく見ると、そのアヒルはすぐ近くの家で飼ってる
やつにそっくりで、いつもその家の庭をうろついてるのを
エサをあげるふりをしてからかってたいたから、
それも1年以上も毎日そこで面会してたので
顔やかっこうを見れば分かるのだ。
ようやく水を得たアヒルになったろだろうか。

そこの家では他に茶色の大きな雄鶏もいて、こいつは
そばに寄ると攻撃をしかけて来る凶暴なやつだった。
猛禽のような目がらんらんと光って突進して来る。
庭の王者って貫禄だったが、なぜかアヒルには寛大で
アヒルが塀の金網に寄って来てるときは知らん顔してる。
不思議な関係だったのでずっと気になって
そこを通ってはながめていた。
それで、うす暗いなかその家に行ってみたら、
やはりいなかった。水が張られた赤ちゃん用の
おフロのそばにちょこんとあっち向いて座っているのに
いなかった。
たぶん飼い主は庭でアヒルを飼うことを
あきらめたのだろうか。
だとしたらマナーが悪いとしかいいようがないが、
アヒルにはよかったのだ。そして私にもよかった。






いま話題のタロー&レオナのリルコミだよ

きょうも真夏とは思えない涼しさで
これでいいのかなあ的気持ちの小平からこんにちは。
家から直線で100メートルくらい近くにある都立小平高校が
夏の甲子園めざして東京西大会を戦っているが、きょうは
神宮球場でベストエイトに出場して、4ー1で八王子高校
に勝ってしまった。これでベストフォーだ。その一部始終
を都が運営するMXTVが生中継したので我家では今年高
校一年生になったサッカー小僧を中心に大騒ぎになった。
「アッ、△×○だ!」「おっ、すげ~っ」などと顔見知り
もいるらしく、大きな声が家中に響いた。「やったー」と
勝ってガッツポーズを繰り返しながら外に飛び出してどこ
かへ行ってしまった。つぎは日大三高と戦うらしい。

いまホットな話題を集めている「タロー&レオナ」が新宿
曙町のバッキンタウンに出演する。マンドリンとフィドル
に二人のボーカルが絡むというデュオ・スタイル。
タローはここでも取り上げた新進気鋭のマンドリン・プレ
イヤー。イーストテネシー大学でマンドリンとブルーグラ
スを学ぶなど華麗な経歴を持って現在プロを目ざす。出身
は兵庫県宝塚市。お父さんは「ムーンシャイナ-誌」編集
長の渡辺三郎さん。
レオナはクラシックバイオリンから一転、ブルーグラスフ
ィドラ-に方向転換した若干20才の超美形の女子。自分の
将来は「歌って踊れるフィドラ-です」と明るく答える。
今年もマーク・オコーナーのフィドルキャンプに参加した。
今回タローとの共演については「毎晩、夜中まで練習して
自信をつけてるの」とメールしてくれた。お父さんは有名
なギタリストでアレンジャーの徳武弘文さん。
そうタローとレオナはずっと昔にラストショーというバン
ドで縁のあった親の子供にあたるのだ。

尚「タロー&レオナ」のプロデューサーはアシュラさん。
「8月1日はドラムで鈴木庸祐が入るから、よい音に仕上
がるので是非みなさまには見に来てほしいなあ」

「TARO & LEONA」タロー&レオナ

 日時  8月1日(月)

     7時30分PMスタート

 場所  バック・イン・タウン
     東京新宿曙町03-3353-4655

 料金  2,500円(1名チャージ)

 予約  バック・イン・タウン
     03-3353-4655
 
あたりまえですが予約をされてからの方が
ゆっくり出来ます。    


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バイクがバカな私を直してくれたのリルコミです

きのうの夕方から続いている涼しさはきょう一日引き継がれて、
夏とはとても思えないすごしやすかった小平からこんばんは。

たくさんのお友だちからお悔みのお言葉をいただきました。
この場を借りまして感謝をもうしあげます。有難うございました。
きのうは私が16才で親から離れて叔母の家で青春を過ごしたと
書きましたが、その通りですが親の責任に関わることにもなり
かねないのでもう少し書き加えます。
私の家族は両親と子ども4人の6人でしたが親父がある日病気に
なってしまい、親父は住み慣れた出身地の田舎へ帰りたいと強く
希望したので、高校へ入りたての私を叔母に預けることにして
田舎へ帰ったというのが真相です。
お別れは上野駅でした。母は出発まぎわまでひとりホームに
残って私と別れるのがつらそうでした。何度も叔母にお願いして
泣いている母の姿はいまでも目に焼き付いております。

それからいままで、私は両親と一度も生活を共にしたことはあり
ませんでしたが、最初の高校時代はかなり暴れました。
2年の3学期でケンカに勝って番長になったり、バイクのレース
を見に浅間山まで一人で出かけてみたりして普通の高校生とは少
しかけ離れた生活ぶりでしたが、そんなときでも母は前に出ない
で叔母を通して注意などを伝えてきました。
ある日、私がホンダ50ccCR110というバイクのレースカーを
ねだったら叔母がポンと買ってくれたときも母がうしろでオーケ
ーを出したのだそうです。
このバイクを手に入れたころからこれまでとは違う大人たちと付
き合うようになって少しずつ自分が変わっていくのが分かった。
ケンカが強くてもバイクは速く走れないことがよく分かって、
速く走るためにがんばればがんばるほど周りの友だちが入れ替り、
私はどんどん生活がまともになっていったのでした。
1台のとても高価なバイクがぐれかかった私を救ってくれました。
母の思い出は尽きませんが、このことがベストの思い出です。

これ以上書くとマル秘なことが
ぽろぽろ出て来そうなので明日からは元に戻ります。
それにしてもみなさん、
お母さんが存命なら是非大事にして下さい。
私にはもう同居のカミさんのお母さんしかいません。

葬儀ではじめて知った母の実年齢のリルコミだよ

夕方からぐっと涼しくなっております小平からこんばんは。
一週間ご無沙汰いたしました。本日から仕事もお散歩も
平常通り復活しました。

母の葬儀についてはこまかく書きませんが、てっきり82才
だと思っていたら死亡年齢は86才とあった。
そこで奥座敷のすみっこで静かにしていた親父に聞くと、
「大正9年生まれの数え年だから86才だ。お前の間違い」
とぴしゃっといわれてしまった。
数え年は通常の満年齢よりも1才多く数えるらしいので、
85才が事実上の死亡年齢となるが、それでも三つも私は
間違っているではないか。
母の葬儀という特別の日に年齢の記憶違いは、恥ずかしい
というよりも「ばかまぬけ」のたぐいだろうと、
親父の態度で分かった。あせった。

なぜ母の年を間違えたまま記憶したのだろうかと考えたが、
かいもく見当がつかなかった。
私は16才で池袋のおばに預けられて以後、父母とは生活を
共にしていないので、うかつにもどこかで思い違いが生じ
たのだろうと考えて、振り返って色々なところの記憶を
たどってみたがついに思い出せなかった。
そう、母のお誕生日も一緒に祝った記憶がなかったので、
実年齢を聞く機会がなかったのだ。
しかも私の青春時代のすべてを母親代わりにめんどうを
見てくれた叔母も平成9年に死去しているので、
こういうときにはいつも助けてくれたのに、その叔母も
いないので余計に分からない。
通夜葬儀などで母の遺影に手を合わすたびに思い出そうと
努力したが思い出さずじまいのまま帰って来てしまった。
実家から帰るときごく自然に「親父はいま何才?」
としっかり聞いちゃうのでした。








すいませんが4~5日リルコミをお休みいたします

湿度100%の弱い風が気持ち悪く肩をなでて吹いている小平からこんにちは。
きのうもきょうも蒸し暑いことおびただしい。こんなときはプールにでも行って
さっぱりしたいけど近くの「萩山プール」はまだオープンしてないので、
やはりここは静かにやり過ごすしか手はないのかも知れません。

きのうのリルコミの冒頭にジョッシュ大塚さんの還暦ライブを書いたら、
きょうご本人から感謝のメールが届いてました。生の声ではありませんが、
しばらくお会いしてない人にこうして交流するとやはりとてもうれしいものです。
私たちの先頭バッター的に還暦ライブを迎えますが、是非あたらしいスタートに
ふさわしいライブになることを祈ります。

さてリルコミを4~5日お休みいたします。
じつは長い間闘病していた82才の母が亡くなったと連絡が入りました。
すでに生前のお別れは済んでいたので弟からの知らせにも
動揺はなかったのですが、気持ちはどことなく急いてしまって
子どもたちから大丈夫?と聞かれる始末です。
これから実家へ行ってじっくりと母と語リ合おうと思っているところです。




最新着テルライドフェスのDVDのリルコミだよ

きょうは久しぶりに30度越えの暑さになった小平からこんにちは。

日本ブルーグラス界のお宝的存在のジョッシュ大塚さんが、
7月29日に還暦のお祝コンサートを開きます。

「7月29日(金)祝還暦ジョッシュ大塚バースディ・ライブ」

場所 フォートワース
   西宮市神楽町4-17 高橋ガーデンビル
   TELE.(0798)39-1923

出演 JOSH大塚 & リーブス・オブ・グラス

時間 8時PM~

料金 ¥3,000(2ドリンクおつまみ付き)

ジョッシュさんは1年遅れの還暦パーティだそうです。
神戸、大阪のブルーグラスファンや現在出張予定の人には
大きなプレゼントになるでしょう。
近ければ真っ先に私が駆けつけたい。

きのうアイリッシュのDVDを紹介している途中に
「ササキさ~ん」といって郵便屋さんが荷物を届けに来て、
それが今日紹介する「TELLURIDE BLUEGRASS FESTIVAL」の
30周年を記念して出されたDVDです。
テルライド・ブルーグラス・フェスといえばまずニュー・グラス・
リバイバルの名前がすぐにオーバーラップするほどいわゆる
「ニューグラス」のフェスとして有名ですが、
それが30周年を迎えたとはまったく凄いことです。
30年前、1973年にスタートした当時はニューグラスファンと
ヒッピーだけのフェスだと中傷的に扱われていたことを思い出します。
ホストバンドとして割り切ったNGRの貢献。
サム・ブッシュ、コートニー・ジョンソンなど個人としても
献身的に貢献を繰返し積み重ねた初期の頃がなつかしい。
たとえば77年のエントリーを見るとバイロン・バーライン&サンダンス、
オートハープのブライアン・バワーズ、ダグ・ディラード・バンド、
ジョン・ハートフォード、ホット・ライズ、ピーター・ローワン、
カントリー・ガゼットなどブルーグラス・ミュージックへの
ニューカマーばかりのラインナップだ。

ご存知だろうか。ピーター・ローワンがNGRとジョン・ハートフォード
をバックに歌った「ランド・オブ・ザ・ナバホ」は、私だったら
このセッションが史上最高の出来だとずっと思っております。
またジョン・ハートフォードがNGRをバックにして歌った
「ノーバディ・イーツ・アット・ラインボウス・エニモア」
もいま振り返っても身震いするほどよかった。
まあこのように振り返ればきりがないが、フェスのもっとも重要な
ステージを飾るのは常にNGRともしくはNGRがホストとして
ついたアーティストという形をくずさないで基礎をつくりあげた。
NGRなしでは考えられないのがテルライド・ブルーグラス・
フェスティバルなのだ。

このDVDではめでたく30周年となった2003年の出演者の中から
17組17曲とテルライド・ブルーグラス・ジャムが2曲の合計19曲が
収められている。
きのうの夜、家事が終わった妻と一緒に頭から最後まで見ました。
で、まあなんというかいつもいうことだけど
「凄い!凄すぎる」という感嘆言葉しか出てきません。
まず1曲目の「Deeper and Deeper」のサム・ブッシュ・バンドに
ジョン・コーワンとベラ・フレックが加わったほとんどNGR的バンドの
つくり出すどこにもない素晴らしい雰囲気で、完全にノックダウン。
アコーステック.ストリング・バンドでは超一流の音楽である。
還暦まぎわのエミルー・ハリスもサム・ブッシュ・バンドを従えて
「Two More Battles Wine」を熱唱している。
5曲目に登場はバンジョーマン、アリソン・ブラウンが率いる
アリソン・ブラウン・カルテットの「Going To Grasgow」。
彼女が日本に来たときはお腹が大きいときで、バンジョーをお腹から
ずらして持って弾いて窮屈そうだったが、ここでは精力的な活躍を
物語るようにホットで目をみはるような素晴らしいプレイを連発してくれる。
アリソン・ブラウンってこんなによかったけと思ったほどだった。

ことし苗場で開催される恒例の「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演決定の
ヤンダー・マウンテン・ストリング・バンドの姿も映っている。
乗り乗りの曲「Too Late Now」をはちきれるような若さいっぱいに
やってくれてます。はじめて見ました。
ニッケル・クリーク、ジェリー・ダグラス・バンド、ベラ・フレック、
レフトオーバー・サーモンと続くが、私にとってのハイライトは
「ホット・ライズ」だった。
えっ、ギターの人が死んで解散してたのではないかと言われそうだが、
そうここではちゃんと他のメンバーが集まってリバイバルしているのだ。
歌う曲はもちろん「Blue Night」だ。ティム・オブライエンが
渾身のリードボーカルを聞かせてくれるのですよ。幸せになります。
まだたくさんの曲がありますが、これは超おすすめのDVDです。
ストリング・チーズ・インシデントを初めて見ましたが、
私にとってはよい息抜き休憩タイムになりました。
長い映像を見てると息を抜かないと、そういうものもないと疲れます。
あと付け加えると表紙が抜群にいい。







アイリッシュ・ソウルを求めて/DVDのリルコミでーす

相変わらずの梅雨ぞらが覆っている夕方の小平からこんばんは。

妻が2年前に発売と同時に買ったDVDを
お裾分け的に見させていただいたら、
思いがけなく引き込まれてしまって、
いまでもたびたび見てしまうDVDがあります。
ブルーグラスファンでも視野の広い人や
ルーツ的に音楽をたどって聞いているファンには
珍しくないと思いますが、私は正直に
ノックダウンされました。

「BRINGING IT ALL BACK HOME/アイリッシュ・
ソウルを求めて」(vap video VPBR 19009)

冒頭にはジョン・F・ケネディ合衆国大統領が登場する。
ケネディの祖先はアイルランド出身である。
「よく晴れた日には港へ行って西を見てください。
ボストンが見えるでしょう。そこには
みなさんの親戚がおります」とご挨拶をする。
1963年、アイルランドへ渡ったときの演説で、
印象的なモノクロの映像がこれから始まる音楽を
雄弁に物語っている。

1990年、イギリスのBBCがアイルランドの伝統音楽の
再検証とアメリカとアイルランドの音楽的つながりの
検証を探る合計5時間のテレビドキュメンタリーを放送した。
このDVDはそのときの映像をコンピレ-ションしたもの。
2003年に世界に発売され、日本でもヴァップから発売された。
付録にはアイルランド出身のスーパーバンド「U2」の
ボーノや、エルビス・コステロのインタビューもある。
このような企画はどのようにして可能になったのだろうかと
興味は尽きないが、いつの世になってもルーツは
あらゆる音楽にとって大切なものだ。
2枚組CDアルバム、本のアイリッシュ・ソウルを求めて/大栄
出版がすでに発売されている。

曲は全部で19曲収められている。
当然すべて歌い手は違っていてそれぞれにはまりきった
歌と演奏が私のようなストレンジャーさえも
ぐいぐいと引き込んで離さないのだ。
私は真っ先にポール・ブレイディが歌う
「Nothing But The Same Old Story」
にやられた。
ドーナル・ラニーのカウンターの効いたブズーキにも助けられ、
イギリスで働く出稼ぎのアイルランド人を歌っている。
もちろん自分のオリジナル曲だが、こんなに豊かな表現力を
もったアーティストはこれまで見たことがなかった。
「Paradise」は70年代のカントリーヒット曲。
ブルーグラスではニュー・トラディションでキース・
ウィットリーが歌ってた。
公害を訴える内容で「ヘビのにおいがするので銃を撃った」
などの歌詞が出てくると日本人からは想像できないストーリー。
ここで淡々と歌う持ち味を出しているジョン・プラインがいい。

珍しいカウボーイ・シンガーのジャック・クレメントも
登場して「Gone Girl」をギター弾きながら歌っている。
私は前から彼の節回しが大好きだったから、
初めて見たときはムムッと身を乗り出してしまった。
「St. Ann's Reel」はリッキー・スキャッグスとマーク・
オコーナーがアイルランドのパディ・グラキンの助っ人的立場で
トリプルフィドルを聞かせる。
これが滅茶苦茶にいい。ダンスナンバーだから乗りのよさは
当然としても、こういうグルーブはやはり彼らだけの伝統のものだ。
そして「Sonny」である。
何気なく始まる曲だが、すでにずっと前から親しんで来たような
絶妙なメロディラインを持った美しい歌を、
これまた最高の歌い手3人が歌うというこの映像では一番の
ハイライト。とにかくしびれました。
エミルー・ハリスとメアリー・ブロック、そしてドロレス・
ケーンが、子どもと離れる母親の心情を見事に演出している。
孤独の淋しさをディープに淡々と。この3人はすごい。

とまあ簡単に強力に印象に残った部分を紹介しましたが、
まだまだたくさん残っていて説明しきれません。
ブルーグラスファンには隠れたDVDだが、
明らかに音楽ものではベストの部類に入ると思います。
何よりも音楽の中で生活している
という風景がブルーグラス的でよいですね。






せみがぎんぎらに鳴いている中を歩いたぞのリルコミだ

きのうと同じような厚い雲に覆われてかなり涼しかった小平からこんばんは。
湿度計で計ったら80%と表示されたので床ワックスを塗るのをやめようかな
と思ったが、「やってください」とお客さんのひと言で決行しました。
しかし案の定、扇風機で風を送っても乾くのが遅くて通常よりも90分も余計に
時間がかかってしまい、次の大事な現場には行けなくなったのでした。
ちなみにワックスがけの平均所用タイムは1時間なのでーす。
湿度80%だと洗濯物も乾かないだろうねって話しでした。

お散歩へ行ってちょっと森の中を歩こうと思い付いていつもの東村山中央公園
に寄ったら、ニーニーぜみの集団とヒグラシの集団がはっきりと別れて鳴いて
いるのを発見しました。ヒグラシの方はこならとかけやき、松など12~13メー
トルと高い木が密集した中で鳴いていました。ニーニーゼミの方はさくらなど
の高さよりも横に枝が広がっている木にたかって鳴いておりました。
どちらもうるさいほどに集団で鳴き合っていて、その下を通る人々に季節の音
シャワーを浴びせていましたが、まだ本命が鳴りをひそめています。
そう、アブラゼミがここに加わったらどうなっちゃうんだろうかと、
そうか真夏がすぐ来るんだ、体力つけようと何故か思ったのでした。

ムーンシャイナ-誌6月号へ書いた記事のリルコミだよ

きょうは涼しくて生き返りました。仕事も順調に終わったし、
お散歩もいま終わらせましたのであとは風呂入って一杯飲んで、
メジャーのオールスターのホームラン競争を見ようっと。
みなさんこんばんは。

それで今日はムーンシャイナ-6月号に私が寄稿した
タローのロッキートップ・ライブのレポートを掲載して
お茶をにごしたいと思います。
すでに読んだ人はきょうはお休みです。

オン・ステージ
5月7日(土)/東京銀座ロッキートップ
出演「ザ・タロー&ランディ・ショー」

 5月6日。アシュラ・メールがタローのロッキー出演を
知らせて来た。というよりも召集が掛かけられたのだ。曰
く「皆様よくご存知のTAROのブルーグラスのLIVE
ですが、予約も芳しくないようようなので....」とあった。
タローはこれまで相棒のナベケンと「フローズン・ホット
ドッグス」というマンドリンと生ギターの二人だけのアコ
ースティック・ユニットで活動して来た。ブルーグラスに
影響された若者が新しいアコースティック・ミュージック
の可能性を求めて実験を積んでいる。そんなユニットだ。
 他にタローは麻田浩さんのバックバンド「サヤ・マウン
テンボーイズ」の中心的メンバーとなって主にフォークの
場で活動している。つまり、タローは日本一有名なブルー
グラスパパを持ちながら、何故かこれまではブルーグラス
の中では見えにくかった。マンドリンでじょうずなブルー
グラスがバリバリ出来るのに、私たちオヤジの影が濃い各
地のブルーグラス・ライブの現場ではタローを何故だか見
つけにくかった。いじわるなんかしたことないのに......。
 しかしこの日、ブルーグラスのタローとしてようやくデ
ビューした。待ちに待ったぞニ代目ってやつで、しかも銀
座ロッキートップという老舗からの堂々たるデビューであ
る。バンドメンバー集めや選曲、そして練習とこの日まで
こぎつけるのに少なくない苦労はあっただろうと想像する。
中でも一番の苦手、弱点はお客さん集めだろうか。
 JーGrassに告知したり口コミでアピールしたが力
不足は認めざるを得ない。お客さんが少ないのだ。もう限
界、ライブが目前に迫ってアシュラさんにヘルプというこ
とになったのだろう。
 タローにとって、あるいはバンドリーダーにとっては普
段のお付き合いは自分の音楽以上に重要である。お付き合
いつまりお客さんへのサービスが音楽の出来不出来に関係
なく必要なのだ。ブルーグラスの中では見えにくかったタ
ローにはアシュラがいた。東京のパパだと公言するアシュ
ラが自分の仲間を気前よくお裾分けしてくれて、客席の半
分を埋めてくれていた。有難いことだ。
 「はじめてブルーグラス・バンドを組みました」という
タローがいう通り、ライブ本番はかなり緊張している様子
だった。私はスタート時間に遅れてしまったので、店内に
そっと入るとフラット&スクラッグスの「カンバック・ダ
ーリン」を歌っているタローがいた。古典ナンバーを軽々
歌ってしまうところにたしかなDNA、親の影響を感じ取
れるが、驚くことに一曲全部ソロで歌いきってしまった。
古典ではリフレインはデュエットしているのだ。
 曲の間のMCで「きょうはラブソングを歌う予定です」
とステージの大まかな流れを話したが、最後の一曲が終わ
るまでコーラスとデュエットはなく、すべてのパートをタ
ローのソロで通した。これは予想も想定もしてなかったの
で私には奇妙さと食い足りなさが残ったが、こういうスタ
イルもありかと理解は出来た。
 しかし私とは違って、あきらかにタローのファンと見え
る若いカップルや一人の若い女子たちには、奇妙だとは感
じていない様子で、見ているとそれぞれの曲に合わせてリ
ズムに乗って楽しんでいるのだ。不思議だった。
 Taro;vocal、Mandolin
 Randy Cotten;Banjo
 Nabeken;Guitar
 Yuta Tanaka;Bass
 きょうのメンバーである。ナベケンは前述したフローズ
ン・ホット・ドッグスの相棒。マーティン・ギターのDモ
デルをブルーグラス・ビートに乗ってバリバリに弾いてい
る。ブルーグラス・ギターとは少し違うがミストーンが少
なくてうまい。ベースのタナカはサヤ・マウンテン・ボー
イズのベースも担当している。タローの強烈なグルーブを
がっちり支えている。レパートリーのブルーグラス・ナン
バーを覚えると相当よくなる。
 さて名前の通りバンジョー弾きはアメリカ人である。岐
阜から駆けつけたと流暢な日本語で話すので、どうやら滞
在は長そうなランディ君だ。スリー・フィンガーのブルー
グラス・スタイルだが、リズムの捉えかたが実にたくみで
多様なフレージングがスリルを伴って繰り出される。タロ
ーとはどこで知り合ったのか、ブルーグラス・バンドを始
めた彼にとっては重要な存在となるだろうと思った。まだ
最初のステージなので今後については分からないが、とに
かくアメリカ人共通の弾いているというアピールがうまい。
 タローのボーカルはトータル的にいうと経験不足だった。
ブルーグラスの古典をずらっと並べて歌ったが、明らかに
歌い出しのリズムの違う曲があったりするなどこれからの
練習が必要だろう。マンドリンについていえばいまのまま
で今後も押し通せると感じた。ただやはり自分だけのフレ
ージングを発見出来るところまでの自己鍛練が必要なこと
はいうまでもない。努力が必要なのだ。
 私の前にはプロのカントリー・ミュージシャンの尾崎さ
んが座っていた。傍らには御子息の博志君がいる。その尾
崎さんが「タローはこのままのスタイルでやればプロでい
けるんじゃないか」といった。マンドリンを弾いて歌う、
このスタイルがいちばんはっきりしているから、これで勝
負するべきだと重ねて話してくれた。
 となりにはプロになって大活躍中のタローと同世代の博
志君が私たちの会話をじっと聞いている。彼はお父さんよ
りペダルスティールがじょうずで、ということは日本一な
のだと思うけど、その自信が支えとなってプロになったの
だろう。爽やかな二枚目だった。
 タローはマンドリンを弾いてプロミュージシャンになろ
うとしている。実際にはプロ的な仕事もこなしていると想
像出来るが、しかしまだ私にはぴよぴよのひよこにしか見
えない。実験的アコースティックもブルーグラスもいまは
何でもやれて楽しめるし、それなりのお客さんがつくとい
う成果もあるだろう。しかし、今後を見つめると毎日仕事
をこなすという揉まれかたの中で、最も自分が立っていや
すい場所は尾崎さんのいう「マンドリンを弾いて歌うタロ
ー」ではないのかと、そういう風に考えてもおかしくはな
いような気がしてならないのだ。
 だって恐れ多くもビル・モンローもそうしたではないか。
可能なかぎり早く歌うスタイルを決めて、今度は豊かなコ
ーラスも聞けるタローのブルーグラスを聞いてみたい。

5月18日記ササキジン

以上でした。ではまた明日。

デル・マッカーリー・バンドのギャラだよのリルコミよ

ただいまの時間は午後7時で
外は薄暗くなってきたけどなお暑い小平からこんばんは。

ムーンシャイナ-誌7月号の「ケイシのナッシュヴィル・リポート」に
デル・マッカーリー・バンドのちょっと耳がダンボになる話が載ってました。
なんでもどこの誰兵ェ衛からギブソンF5ロイドロア-が売りに出たそうで
それをロニ-・マッカーリーが買ったそうな。買い値は12万米ドル。
本日の夕刊に載ってる円のドルレートをかけると円表示が出ます。
話しには続きがあって今度は1940年のギブソンRB75を弟のロビー・
マッカーリーに売り込んだ人がいて、こちらはオリジナル5弦ネック、
フラットヘッド、ワンピースフランジで10万米ドル。手に入れたんだってサ。
では両方とも本人が買ったのか「えらいなあ」となるところですが、
お金を出したのはお父さんデル・マッカーリーだったのです。
トータル2,200万円以上!

以下はブルーグラス界のうわさ話ですよ。
デル・マッカーリー・バンドがお金持ちになったのは
リッキー・スキャッグスを抜きには考えられないのです。
リッキー傘下のプロダクションとの契約なしでは考えられません。
リッキーがある日、
「やあデル、デルさんや。私のプロダクションに来たら
ギャラをいまの2倍にするけど。ふっふっふ」
といってデルの取込みに成功しました。
リッキーはカントリーからブルーグラスへと
自分の音楽をチェンジして活動して成功をおさめるが、
もう一枚の看板は是非、欲しかったのです。
デルは「えっ、そんなに?」といいながらも
大急ぎでハンコを押して、契約終了。
リッキーはカントリーでの大成功を武器にスキャッグス・
レコードも興して飛ぶ鳥を落すいきおいだったと
振り返る人がたくさんおりました。

うわさ話しはまだ続きまして......。
リッキーのもくろみ通りデル・マッカーリー・バンドは
売れに売れてナンバーワン・ブルーグラスバンドに
なっていきました。しかもこれまでの倍のギャラで。
スーパースター、リッキー・スキャッグスの
ご威光は素晴らしく、デル本人も驚きの仕事が
どんどん舞い込んでいるというから凄いですねえ。
で、数年前になるけどデル・マッカーリー・バンド
一回のギャラは8,000ドルだと某スジから聞きました。
リッキーはこれでも安いといってたそうですので、
現在はもう少し高いのかも知れません。
これに年間の回数をかければデルがお金持ちって
数字が出ることになります。

最近のデル・マッカーリー・バンドは文字通りブルーグラス界を代表する
高級バンドとして知られていますが、1週間以内に2,000万円以上もの大金を
出していとも簡単に楽器を買えるなんて本当にビッグなんだなあと驚きました。
デルマニアのまるみちゃん、よかったね!
私は15年くらい前にビル・モンローさんを日本に呼んでコンサートを
したことがあります。時代は違っていますがデル・マッカーリー・バンドの
ギャラにはとうてい及びません。だいたい5,000ドル弱だったと思います。
今回はムーンシャイナ-誌7月号を読んで思いがけなくお金のお話になってしまい、
しかも架空のうわさ話に仕立てるなど男らしくないのですが、ご勘弁を。
最後にムーンシャイナ-誌に感謝を申し上げます。






ロスで体験した強力おタバコショックのリルコミだあ

久々のどしゃぶりを眺めてさっきまで夕食を食べておりましたが、
それにしてもよく雨がふって梅雨が全開の小平です。こんばんは。
きのうはちょっと書き過ぎましたのできょうはF1の予選を見て
そのままパタンと寝ようと考えてましたが、どうやら書く流れが
まだ続いているようです。

私は84年を最後にアメリカへ行っておりませんが、ちょうど20年
前に行ったとき、ユナイテッドアーティストという映画会社の広
~い敷地の中にあるコンサートホールで、ダン・フォーゲルバー
グのコンサートを見たことがありました。
ホールに入ると前の方にVIP席があるのを発見!て感じで見つ
けました。そこにはロングヘア-の10代と思える美しい若者男
女が、超ミニのウエイトレスにドリンクサービスを受けている光
景が、えらく現実離れしててびっくらこきました。
そういえばあの連中は駐車場も別だったと思い出した。

その日のダンは、アルバム「HIGH COUNTRY SNOWS」というカント
リー・アルバムのプロモーションのコンサートになっていました。
だから、バックメンバーにはグリスマンやハーブ・ペダーソン、
ジェリー・ダグラスなどがそろっている、ファンにしてみればヨ
ダレもんのコンサートだったのでした。
先ほどのVIPの若者がいたり、みょうにお金持ち風のお客さん
が多いなあと感じながら席に座ると、いきなり隣の席の紳士から
おタバコがまわって来るのです。かなりの太さのものが。
で、やおら「センキュー」なーんていっちゃっていただくと、そ
のまま隣の私の連れに、私と同じ乞食のようなナリをした友だち
に吸わせろと手で合図をするではありませんか。

吸いましたねえ。一服ニ服三服。周辺の、ステージがはじまる前
のざわめきがデジタルになって聞こえるようになった頃、そう、
かなり具合がよい頃BGMが突然、「DAVID GRISMANN '80」に変
わったのです。レア-できつめのを三服も吸っていた私にはその
BGMは強烈で、はじまった途端にエクスタシーに持って行かれ
たのでした。それまで、米国のフェスをまわっておタバコ体験を
しておりましたがこの日にかぎってはマイルドスーパーライトと
両切りピースの違いくらいの経験をさせられたのでした。
その後コンサートははじまって終わったようでした。つまりほと
んど覚えていないのです。おバカさんだった!
そのドイツ人風の紳士が「からかってやるか」的におタバコをま
わしてくれたのかどうかは未だに分かりません。

みなさんもこんなメリケン体験お持ちではありませんか?
ちなみにアメリカ東部の有名バンジョー弾きは、ハワイのおタバ
コとイチゴパイがあればとうぶん暮らせるといってました。
みなさん、神経質なわりには強力ですなあ。はは、ははは。

Izumi, Sweet Grass CDレビューのリルコミで~す

いっきに暗くなってドッカ~ンと雷が落ちてきそうな小平からこんばんは。
きょうから紙面がワイドになったようなので、少し落ちつきませんなあ。
私からは特別に注文はしてないのでFCブログの方で工事をやらかしたのだろう。
ここまで書いてみて「あ、書きやすくなったようだ」と実感してます。
だからきょうは少し長く書いてみようと、そういう気持ちになりました。

「Izumi, Sweet Grass」とタイトルされた北村伊住さんのファーストCDは、
岐阜フェスの土曜日夜のステージで聞いたときよりも格段によく聞こえました。
ライブとCDではよく聞こえてあたりまえですが、それにしても岐阜フェスの
ライブではこのCDに参加しているメンバーはどうしたことか
ほとんどいなかったのではないだろうか。

まずCDの体裁からいきますとカバーもバックも、そして歌詞などデータを
書いた解説書もピンクを基調とした統一感のあるデザインがよいですね。
録音風景の写真も5~6枚収められていて、参加ミュージシャンのデータも
詳しくクレジットされているので、これもいい感じ。
だけどお金がかかったのではないだろうか。余計でしょうが心配になりました。

アルバムは「Sing A Song for You」からはじまります。ミデアムテンポの
ブルーグラス・スタイルの曲調にスムースな彼女のボーカルが流れると
しなやかな雰囲気になって、ふむふむこれがタイトルのスイートグラスねと
納得したのでした。コーラスにはキャシー・キアボラさんが参加している。
2曲目は「ハイロンサムな彼」だ。ハイロンサムなというだけで私たちには
「あの人」を条件反射的にイメージしてしまいますが、ここではただの友だち
でなくなった彼を歌っている。スローナンバーのオールドタイム風味で
もう少しビートが強ければローラ・ブージンガーに歌わせたいメロディー
でした。

3曲目はブルーグラス・ミデアムテンポに戻って「時のタペストリー」。
リチャード・ベイリーのバンジョーとドブロのロブ・アイクスが力強い。
やわらかいボーカルとは対称的だけどからみあって妙に合うのです。
4曲目は「Apartment Housu 105」スローナンバーのスイング風味。
かわいらしいラブソングをスイング仕立てとは意表をついてますね。
マーク・ノップラーだと子どもの頃の恐いおばさんの歌になってました。
5曲目はまたブルーグラスに戻って「今日は楽しいフェスティバル」。
ドリー・パートンの曲調に似ているほのぼのとした田舎風景。

収められた全12曲すべて北村さんの作詞作曲!
もちろん全曲リードボーカルそしてコーラスと大活躍。
そして北村さんはバンジョーを持って歌うところがオリジナル。
ありふれたギターではありません。
ブルーグラス、オールドタイム、カントリー、トラディショナル・
フォークなど多彩な曲づくりにはバイタリティーを感じます。
北村さんのお嬢さんがお母さんの(つまり北村さん)歌を口ずさむように
なったのが、このCD制作を決心した発端だといいます。

いまは亡き坂庭省吾さんがここでは元気に全曲ギターでフィーチュア-
されておりますが、「花の様にあいしている」ではフィンガー・ピッキング
でアメリカ南部のディープな雰囲気を見事に出してばっちり決めています。
こいうギターはやっぱり坂庭印しが最高ですねえ。
私は彼とは長い付き合いだけど会うことが少なかった友人ですが、
SAMの頃、小平の学園町のきったない飲屋で飲んだことが、
一番の思い出になってます。赤ベエも顔真っ赤にして飲んでました。

このアルバムを聞いて何よりも驚いたことは参加ミュージシャンの
凄いことです。バンジョーのリチャード・ベイリ-、ドブロのロブ・アイクス、
フィドルのケイシー・ドリーセン、ギターの坂庭省吾、バンジョーの
吉田悟士、ベースの川辺ぺっぺい、パーカッションの五十川清、
そしてマンドリンの宮崎勝之である。中でもロブ・アイクスが参加してるとは
私はクレジットを見たとき、ウソだろと思った。
このあたりの強力プロデュース・パワーを発揮したのは共同プロデュースに
名前が見える宮崎勝之さん以外に考えられない。
アルバム全体に冴えわたったフォーク的マンドリン・プレイも合わせて
彼なしでは強力なこのアルバムは誕生しなかったと思います。

北村伊住さんのボーカルはとてもスムースで聞きごたえがありますが、
ブルーグラスをモチーフにした曲よりも、「ハイロンサムな彼」や
「Apartment House 105」、「花のように愛している」などの方に私は
好感を持ちました。つまりスイングやオールドタイム、そしてトラッド・
フォークなどアメリカンの伝統的なスタイルです。ライ・クーダ-の世界と
いってもいいと思います。
キャリアを見るとブルースも歌った過去があると書いてありましたので、
たとえば「花の様に愛している」という曲には歌い手として
ブルーグラスにはなかった深さを感じ取れます。
スローナンバーでペダルスティールをフィーチュア-した「夢路」は
全体から見ると変わった曲で、アレンジもよくておもしろいなあと
感じました。
また書き過ぎを許していただければ歌詞をより身近に掘り下げて創作して
いただければもっと味わい深くなるのではないかと思いました。
オリジナルの場合はかなりのファクターを歌詞が占めるので
是非いい歌詩にチャレンジしてください。

きょうは異例の長さで北村伊住さんのCDアルバムをレビューしました。
北村さん、勝手にレビューしました。CDありがとう!
疲れました。フロも入らずにここまで書いたことが自分を信じられません。
ただCDを作るということは大変な労力と忍耐とお金が必要です。
私は以前からレコーディングをして来なかった多くのブルーグラス・バンド
を目の当りにして、とても後悔して残念に思っております。
ブルーグラス・フェスにばかり情熱を燃やしてしまい、
なぜもう少しレコーディングをするような方向を作らなかったかと。
北村さんのようなアプローチはそういう意味でとてもエキサイティングに
私には感じられました。
もう終わりますがこれからは何がなくてもレコーディングです。
アデオス。




『IZUMI,SWEET GRASS』


キタムライズミ様のCDレビューのリルコミなのだ

みなさん、こんにちは。
ジメーッとしているけど涼しい風も吹いているので
暑さはあまり感じません。
我家の高校一年生も夏休み前の期末試験中で、
お昼にはただいまといって帰って来ます。
夏休みはと聞くとサッカーの合宿に練習だといって
ベッドへ直行。早く帰れる分、寝てやれ的によく寝るのです。
もちろん勉強もするのでしょうが、してるとこは
近ごろ見たことがありません。

岐阜フェスから戻るとすぐに1通のメールが届き、
「私のCDを聞いてください。北村伊住」
とありました。
なんでも岐阜フェスの土曜日夜に彼女が出演したとき、
私が見ていたことを後で知って、
それならばCDを送りますので聞いてくださいと、
ていねいに書かれていたのです。
しかしハテ、この人はいったいだれだろうと、
しばし考えたのでした。
以前のジューンアップル時代であれば
このような事態は起っても不思議ではなかったけど、
私にはもう雑誌媒体などはないのだし、
「聞いてください」といわれて
「はいはい、そうですね」などと
軽くは受けられないだろうと考えたのでした。

しかもうかつにも伊住をイズミとは読めずに
キタムライジュウか、どんな男だったっけなどと
まるで見当ちがいにぐるぐる考えていたのでした。
そこで岐阜フェスのパンフレットに目を通すと、
「きたむらいずみ&スーパーピッカーズ」
というバンドがクレジットされているのを発見!
「あっ、あのこか!」
ついに北村伊住のナゾが私の頭の中で
氷解したのでした。
なんというオヤジをやっちゃったのかと自分で
あせりましたが、ああ、あのこね、バンジョー持って
きれいに歌ってたお姿をばっちり思い出したのです。
しかし、そうだとすると少し心配な別の気持ちが
自分の中でふくれ上がってくるのでした。

どこのフェスでも一番の盛り上がりは
土曜日の夜で、出演者にとってはステージの上になるけど、
ファンにとっては適当にビールなどを飲みながら、
ステージを見てバラエティなバンドを楽しむ。
これが多くのフェスターのスタイルだと思いますが、
たまに酔った勢いでひと言ヤジを飛ばしたり、
大声で叱咤激励する学生連中がいたりする。
かけ声は近ごろ減っているようですが、
バンドの乗りがお客さんに伝わってそこで
かけ声がかかると、バンドのエンジンが全開になる
そういう効果もあります。
だけどこの夜、私はキタムライズミさんを見たとき、
すぐにステージ前まで近寄って行って聞きました。
もちろん正面ではなくて、ステージ横の
目立たないところからです。
とてもスムースな彼女のボーカルが目立っていたので、
では近くまで寄ってお姿を見てしまおうと
ちょっと下品なオーディエンスになっていたのでした。
早い話し、女の子だったら側へ行こう、
よく見てやろうとしたのです。
そのあたりをどなたかが見つめていて、
それがキタムライズミさんに伝わり、
あげくに「私はこういう者です」的の流れで
CDを送ると言うのであれば、
これはちょっと心配になったのでした。

メールで相談した長谷川光さんによれば
ササキジンへの最大の敬意を払って
北村さんは自分のオリジナルCDを送るのですと
明解にこたえてくれました。
アシュラからは「あのときオレも出演してた!」
「ナニ見てんだばかたれめ」
「キタムライズミを知らないなんてアホだ」
と私の無知さにきついお叱りを受けてしまった。
だけど、アシュラの知識の方が異常ではないのかとも
思えるけれど。
東京では知らない人が多いと思うけどなあ。
ということで1通のメールが実は私には
結構な騒ぎにまで発展したという話です。

CDは合計三枚届きました。
きたむらさん、有難うございました。
三枚の配布先は
元レコード会社のディレクターも努めた
現在楽器制作家、夢弦堂の主人西貝清さんに一枚。
そしてグラフィックデザイナーで
ラット・オーケストラのリーダーの
須貝重太さんに一枚。
東京の音楽シーンでいま一番おもしろい動きの
中心人物でもあります。
そして私が一枚です。
西貝さんも須貝さんからもご意見を
いただくつもりはございません。
私が勝手に聞いて欲しいと考えただけです。

きょうはCDレビューまで書こうと予定しましたが、
これからまた仕事に行きますので、レビューは
明日以降にいたします。














親子ガラスが夜明けの目覚まし?のリルコミだあ

灰色の雲を手ずかみできそうなくらい垂れ込めている
梅雨真っ盛りの小平からこんばんは。
毎度あさの話しで恐縮ですが、いまの時期の東京は
夜が白みはじめるのがだいたい午前4時ころです。
雨曇りのときは少し遅れますが、夜明けの楽しみは
なんといっても小鳥のさえずりでしょう。
気分爽快、シーンと静かな早朝の小鳥の鳴き声は
なにものにもかえがたいものです。
去年のいまごろは尾長と呼ばれるしっぽの長い
見た目のきれいな中くらいの鳥が飛んできて
「キーキーキキッ」なんて鳴いて、まるで朝だよと
知らせているみたいでした。
そういえば今年の早春にはこれにハッとするくらい
ビューティフルな黄色いインコが3羽飛んできて
仲間に入って、けっこう早起きが楽しくなっておりました。
チチチと緑色のメジロが桜の木を飛びまわり、
うぐいすもやってきてあの妙なる鳴き声で歌ってくれました。

ところが、2週間前からカラスがこれにとってかわり、
グゥワーグゥワーとこれでもかとばかり低空飛行のまま
鳴き続けてやまないのです。
毎あさのしずかな楽しみはこの2羽のカラスによって
ものの見事に破られてしまい、悔しくてならないのです。
今朝も夜明けとともにけたたましく飛んできて、
ギャーギャー騒ぐカラスを偶然に見てしまいました。
ようく見ると片方はまだ小さくて、どことなくよちよちで
屋根にとまった形も不安定なのです。
鳴き声も細くてうるさいカラスというイメージからは
ほど遠くかわいい感じだった。
およそ30メートルくらい離れた屋根に親ガラスがいて
これがカーカーじゃなくギャーギャーと
滅茶苦茶に汚い鳴き声で子ガラスに話しかけているのです。
あーだのこーだの、いちいち声を出しているのだ。
これがうるさい。あっちへいけ!
起きて行って思いっきり石をぶつけてやりたかった。

いったいいつまでこの早朝訓練が続くのか、
親ガラスに聞いてみたい気分ですが、このやり取りを見て
カラスの世界も母親が強くなってて、手取り足取り
子どもに余計な介入をしているのだろうか。
などとカラス研究の朝だったのでした。

忙しい毎日がうらめしや~のリルコミじゃあ

むしあつさカンバック!
熱帯夜にならないように
祈りたい気持ちの小平から
こんばんは。

ここのところ仕事も含めてかなり忙しい毎日です。
ホッとひと息テレビでもな~んて考えていると、
ころっと寝てしまい、朝の4時に起きているのです。
まあ仕事は忙しいに越したことはないけど、
葬儀があったりその他プライベートな用事が重なると
疲れてしまって自分が自分でなくなって、
本当に困るのですよ。
きょうも友人の西貝さんが、「中西のお祝をやろうぜ」
といってきても、なかなかうんとはいえなかった。
なぜうんと言えなかったのだろうかと自分に聞くと、
仕事とプライベートを合わせたぶんをしっかり自分で
コントロールしてないのだった。
気持ちの余裕がなかったのですよ。
こんなことは今までほとんどなかったのですが、
ただいまはこれで目一杯。
中西さんはついこの間はじめての子どもが生まれて
幸せが全身に降ってきている人だ。
54才で男子を持ったハッピーマンのラックを
私も西貝さんも分けてもらうためにお祝をしようと
それにきまってるから、早く返事をしなくっちゃ。

第一回目の宝塚フェスのリルコミだよ。

お昼すぎまでどしゃぶりの雨だったのが、
午後になると小雨になって、そのうえ
夕方は雨があがったので、
いまだとばかりにお散歩して来ました。
ここのところは雨が続いたので、
糖尿人としては歩かねばならないので
けっこう溜まってたのです。
こんばんは。
きのうは急に仕事が入り、
妻にお手伝いしてもらっても
夜にしか帰れなかったので結局、
都議選には投票出来なかった。
残念!
まあこういうこともあるでしょう。

もうすぐ夏場のフェスシーズンです。
今年も色々なプランを持って心ときめいて
いる若い方もいることでしょう。
そのむかし、私も第一回目の宝塚フェス
へ参加したとき、1972年だったかな、
あのときは興奮しました。
会場に当てられた場所はお寺の境内で、
知らないで行ったのでヘーッといいつつ
意外さに興奮したのを覚えています。
日本で最初の本格的ブルーグラスフェス
というものだったので、
「フェスとは」と興味心だけで来た人も
数多くいたと考えます。
いまとはえらい違いですねえ。

たしかこの年もブルーグラス45は
アメリカ遠征で不在だったが、
人気も元気もあったロストシティ・
キャッツが出演して、
大拍手を受けておりました。
私は彼らを見たのがこのとき初めてで、
ボーカルの今富さんが強く印象に残って
その場で真似をしたことを思い出します。
あとは高橋義郎さんが歌っているとき、
酔いも手伝って大声で応援して、
まわりからひんしゅくをかってしまいました。
しばらくコンサートが続いていると
急に雨がザーッと降って来て、
宿舎に当てられた本堂に逃げている人々を
「雨は濡れるもんだよ」
と酔ってながめていました。
そのとき本堂入口の大きな木々のあいだに
裸のギターが、サウンドホールを上にして
ピチャピチャと雨にうたれているのが
見えたのです。

「あれはジンさんのギター?」
ではないかと、寥 学誠さんが
指をさしていうのです。
私と寥は雨にも負けずビールを飲んで
オダをあげていたのですが、
私よりも飲んでない寥のほうが
「たしかだ!」
と教えてくれたのです。
そばに行くと私のギターだった。
ボディーいっぱいたっぷりと、
雨水がたぷたぷと満タンに入っていた。
どうやら少し前にやった今富ごっこのあと、
ギターを木に立て掛けて
そのままにしておいたらしい。
夜中、そっとチューニングして
ポロンと鳴らしたら、
「ワッ、鳴ったぞ」と無事を確認。
まわり中がいびきをかいて
寝静まっているフェス土曜日の深夜。
すぐ近くで寝ていた
京都から来ていたオールドタイム
バンドのひとりが、
仰向けのまま天井に向けて
ゲロを飛ばした。
横を向いてふたたび寝た。

第一回目の宝塚フェス。
夢のような出来事だった。


















テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

蒸してボーッとはっきりしないまま夜に突入って感じの
小平からこんばんは。暑くなるのかなあ。

テキーラ・サーキットのnew CD「Hello, Old Friend」
が送られて来ました。
きょうは彼らのCDを軽く紹介してみよう。
今回はバッキン・タウン・レコーズから
リリースになったので、私はライブハウスで有名な
バッキン・タウンへ注文したのでした。
それには理由があって、先着にはDVD付きだ!
という特典があったのでしたが、
惜しくも外れちゃって残念無念!
外れるんだったら、このあいだのロッキン・オブ・
エイジスで買えばよかったと、ひと言を言った妻。
テキーラ人気の凄さ。改めて実感。
それにしてもバッキン・タウンが
バッキン・タウン・レコーズを
立ち上げていたとはまったく知らなかった。

さてもうすぐF1がはじまるので(8時から)、
はしょっちゃいますね。
中身は全部で15曲入ってまして、
とても聞きやすくてやさしくてきれいな
テキーラをあらためて聞き直しました。
スローナンバーでも、
しっかりと絞り込まれた乗りを聞くと
彼らの充実ぶりを感じて、
思わず拍手をしちゃいました。
このあいだのロッキンのステージでも
このCDから何曲か歌われておりましたが、
こうやって自分のオーディオで聞くと
シメ、ニシウミ、オックンたちが
お化粧しなおしたように、
美しく聞こえて驚きました。
私は4曲目の「Catfish John」がよかった。

それではお時間のようで。




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海宝弘之通称カイホーはずっと役者だったのですのリル

kaiho02s.jpg
みなさん、こんばんは。
ただいまは雨は降っておりませんが、
どっすんと重い雲がたれこめていて蒸し暑く、
湿度が100%に近いのではないかと感じています。
先日の36.2℃にも暑くてまいりましたが、
このように「どうだ、これが梅雨だ!」
というような決定版が出て来ると
これもまたじめじめ毛穴からきのこが
芽を出しそうで、もう完全に白旗です。

「わたしは小平市を新しくいたします」
と都議会議員候補者が宣伝カーで
ボリュームを上げてがなっています。
そういえばあさっての日曜日は選挙だった。
私は選挙をするほうなので、
あさってはいつものように妻と
お散歩がてら
一票を投票してくる積りです。
ついでにいうと
自民党と公明党は嫌いなので
ここのところはずっと民主党に
一票を入れておりますが、
今回の都議選もそうなるでしょう。
私の友人のマンドリン・プレイヤー、
バンド「ウィル・ビー」では
ボーカルとギター・プレイヤーとして
活躍中のカイホーくんから芝居の
チラシが届きましたので公開します。

kouenbi.jpg 題  犯人は 私だ! Mon Crime!

 演出 グレッグ・デール

 劇団NLT公演 ?121

 出演 海宝弘之ほか

 場所 博品館劇場(銀座8丁目)

 料金 5,300円

 公演日 8月3日(水) ~7日(日)

 *昼夜公演あり


 お問合せ 
 博品館劇場 03-3571-1003

ブルーグラスのカイホ-くんとは
ひと味もふた味も違う芝居人海宝弘之の
舞台を是非見に行ってやってください。
前回は小道具にミニギターを効果的に
使って、さすがミュージシャンと
拍手したのを思い出します。
今回は果たして?
久しぶりに銀ぶらとお芝居。
暑さも吹っ飛ぶでしょう。

尚、チケットご希望の方は

jin3@mog.rgr.jp

私のメルアドまで。

その後カイホ-くんにつなぎます。

ヨロピクネ。


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/Tatsuo Kameno

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    Rocking' Chair
    収録曲
    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
    12. When I’m Gone

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    141015_0001.jpg

    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
    ----------
    130320IMG.jpg
    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

    CDの購入はメールでこちらへMAIL
    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


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    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

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    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
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    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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