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2006-07

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もうすぐ宝塚フェスだ!出演しちゃうのだのリルコミだあ

きょうも蒸し暑い日でしたが、
どうやら身体が慣れてきたみたいで
汗が出たあとのだるさもなくなりました。
それでも相変わらず汗は大量です。
こんばんは。

夕方、妻と国分寺の駅ビル地下にある
魚屋さんへ行き、鯛とスズキのお刺身を
買って来ました。きょうは全国的に
七夕なので少しだけごちそうを食べようと
車で買物に行ったのでした。
花金でもあるし。
あちこち真新しい魚を見るのが
好きな私でしたが、「大分県関いさき」
なる魚が丸いザルに笹などをあしらって
バーンと飾られているではありませんか!
関さば・関あじは有名だけど、
関いさきは初めてだった。
潮の流れが速い玄界灘で取れる魚は
肉が締まって美味で、しかも稀少価値。
関いさきに付いてた値段は2,800円なり。

私はそのむかし、1966年ころ、
「ザ・マウンテン・ランブラーズ」
という名のオールドタイムのバンドにいた。
バンジョー&オートハープの近江謙二と
当時は超珍しかったマルチプレイヤーの
亀野達夫のトリオだった。
あこがれのニュー・ロスト・
シティ・ランブラーズのコピーバンドだった。
彼らの数枚のフォークウェイズ盤から
レパートリーを探して、練馬区向原の児童公園で
毎日、夜中まで必死に練習をした。
雨が降ると練習場所は亀野家に早変わり。
しかし夜中までというスタイルは同じで、
家の人たちの迷惑はまったく顧みなかった。
午前二時ころ、亀野のお母さんが
お茶とお菓子を用意してくれた。
いつもだった。

駒込の「青い草」へ通いはじめると、
そこにはブルーグラスバンドが出ていて、
バカでかい声でリードボーカルを歌う
ギョロ目の学生がいた。
いま取手駅そばで飲食店を経営する
島崎豊隆だった。
他に常にテンガロンをかぶって
ウエスタンシャツのモデルかと思ったほどの
広島出身の若いデーブ久保井もいた。
こわごわと話しはじめると、
同世代だったのですぐに打ち解けた。
バンジョーの相馬さんという人もいたが、
年上だったせいかついに親しくなれなかった。
しかし、青い草はロバート対中の店だった。
私たちが恐る恐るステージで演ると、
意外にもロバート本人が「君たちはいい」
と認めてくれたのだった。
右手でタバコをはさんで口へ持って行ったまま、
そのかっこうで話すのがロバートの
スタイルだった。
「いまどき珍しいねえ」
古いいい歌を最近の若い者は
歌わないんだよ。君たちはいいよ。
どうやら気に入れられたらしかった。

定期的な出演を繰返していくうちに、
私たちもバランスがよくなり、
お客さんからリクエストもくるようになった。
ステージで演るコツを掴んだのだ。
「リリーブラザース」
もやってみようかということになった。
NLCR、カータ-・ファミリーに次ぐ
三番目のソースだった。
こういうときは亀野のマルチプレイヤー
ぶりがいかんなく発揮され、彼は
マンドリン弾いてエバレット・リリー
の味を出した。
一方の近江はあこがれのマイク・シーガ-
ばりのオールドタイム・バンジョーを
どのステージでもバリバリに弾いて
お客さんを驚かせていた。
私はこの二人に比べるとギターと
テナーボーカルしか出来ない
みにくいアヒルの子だった。

ある日、ロバートからレコードの
録音をするといってきた。
しかも私たちを中心にやりたいと
夢のようなことをいうのだ。
ほっぺたをつねったが痛かった。
島崎たちも別に録音するらしいと分かった。
「青い草」に出演している優秀な
若者に支えられて、アルバムを五枚作る。
そのうちの一枚がマウンテンソングで
君たちと録音するのだとロバート。
しかし、このころになるとロバートに
対しての印象が、当初のころと
かなり違ってきていた。
いわゆる「金にきたない」ことと
「実力が低いのでは」と考えていた。
弟のジェリーとのデュエットを聞いて
ものすごいじょうずな人々ではない。
そんな感じを私たちは気持ちの中に
持っていた。

しかし、レコーディングは行なわれた。
たまにはロバートのいうことを聞いても
当たりはあるもんだなあと話しながら、
緊張してコロンビアのスタジオに
びくびくしながら入った。
自分の頭くらいのマイクに圧倒され、
「行きます」「止めます」
「そこをもっとはっきりと!」
「元気出してッ」
レコーディングブースから
ディレクターなのかエンジニアなのか
立て続けにスタジオ内の私たちに
スピーカーから指令が来る。
びっくりした。
やってられないよな。
しかしこの日、ロバートは現れなかった。

翌日もレコーディングは続いた。
私たちはバンドで三曲録音して、
あとはロバートの弟子と思われる
数人の男女のバックをつとめた。
録音も大分慣れて来て、
「あっ、ナベサダだ」と
本物のナベサダが若い早稲田の
学生ギタリストを連れてきたころは
録音って楽勝だねといってた。
ナベサダが亀野に
「ドックス・ギター」
をリクエストしたりして、
ますます雰囲気がよくなっていた。
ところが、突然ジェリー対中が
「チューニングする」
といいながらスタジオに入って来た。
「私は絶対音を持っている」
と公言していたので音叉を使わないで
ピンピ~ンとはじめた。
チューニングなんて頼んでないのに。
それで雰囲気がバッドになった。
だいいち私のギターはジェリーのせいで
チューニングが狂ったのだ。
変なおじさんだった。

こうして日本初のオールドタイム
ミュージック・アルバム
「SOUTHERN MOUNTAIN SOUND」
/Sung By Robert Tainaka with The
Mountain Ramblers
( Columbia PX-10033-J )
が出来上がった。
いったい何枚プレスしたのか
まったく分からないが、
私たちに払われたギャラは
カレーライス一杯だけだった。
さすがロバート、やったね!

なぜこんな古いことを
書いたかと言うと、
今年の宝塚フェスに、何と、
出演しちゃうのです。
それがきょうになって、
やっと全員がそろうことになった。
これでステージに出られると
思ったら、こんな長文になった。
西貝カーで4日あさ出発する。
なんだか燃えて来たゾ

































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当ブログの管理を任されていた近江です。
2002年7月11日から2019年11月27日までの17年4ヶ月の長きに亘って続いたこのブログは本日をもって終了いたしました。
有難うございました。


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    Rocking' Chair
    収録曲
    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
    12. When I’m Gone

    お買い求めは
    ●亀野達夫へ(¥2500国内は送料無料)メールで

    または
    BOMサービス
    ----------


    141015_0001.jpg

    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
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    130320IMG.jpg
    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

    CDの購入はメールでこちらへMAIL
    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


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    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

    ----------
    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
    ----------
    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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