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2007-08

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明日は新宿バッキンタウンで「タヒチ倶楽部」のライブがあるぞのリルコミだあ

連日の涼しい天気が何よりも疲れを癒して
くれますが、きょうは小金井市御幸町の現
場に手こずって残業になった。壁クロスは
きのう貼り終わって一段落だったが、シー
ルや両面テープを剥がすのにニ時間近く時
間がかかってしまい、剥がしていた私がす
っかり相棒から白い目で見られてしまった。
それにしてもここの前住人は強烈なテープ
マニアで、押し入れ、食器棚、靴箱他に徹
底的に貼りまくっていた。押し入れや食器
棚は両面テープで敷物を貼ったらしいが、
この両面テープが剥がれにくいのだ。

「強力剥がし液」なるものを使いまくって
剥がすのだが、表のべとべと粘着部分はす
ぐに剥がれるけれど、テキは両面だからテ
ープはがっちり残ってしまう。これを裏側
だとすれば、こいつが非常に剥がしにくい。
根負けしそうになりながらも何クソ根性で
やり遂げた。すべて剥がし終わると、「こ
のやろめ!」と声が出た。二度とやりたく
ない達成感だった。この作業が大いに時間
を取ったが、この両面テープに比べると子
どものシールなどはラクなものだった。

不思議だったことは、きれいなガムテープ
に鍋やフライパンなど料理道具の名前を書
いてあったことだ。テープを剥がしながら
ここの家には主婦が二人いたのかと考えさ
せられた。たぶん夫が料理をしたのだろう
が、それでもいちいちこんなテープを貼る
か?と思った。深読みしすぎると仕事にな
らなくなるので推理は途中でやめたけど、
テープマニアだからこその仕業なのか。こ
んなことを考えているようでは剥がしてる
時間もかかるわけだ。反省しないと。

明日は新宿バッキンタウンで須貝重太の「
タヒチ倶楽部」のライブが夜の7時半から
ある。ここのところナゼか仕事がたて込ん
でいて、明日は果たして見に行けるか不透
明だけど、何とかがんばって行ってみたい。
箱根フェスにも出演してこの目でばっちり
見たけど、ステージ構成も垢抜けた印象で
お洒落な雰囲気がステージ周りに漂ってい
た。気に入ったのは早川流吉さんが弾くス
ティ-ルが非常にいい味を出していた。ス
イングにスティールによってやさしさをブ
レンドしたような大人の雰囲気だ。これは
アイデアであろう。











パソコンダウンか!と思ったら我家の長男が直した!リルコミだあ

昨晩は大変失礼いたしました。
猛暑が一段落して涼しかった小平地方だった
きのうは、久しぶりに効率よくお仕事をこな
せて機嫌よくパソコンに向かったのでした。
リルコミ書きも快調に進み、もはやフィニッ
シュを書こうとしているときに、どういうわ
けか私のパソコンの回路が消費電力オーバー
となって、「パチッ」と音がしてリミッタ-
が切れてしまい、目の前の画面が真っ暗にな
って「オッ!」と絶句したのでした。事態に
気がついてからすぐに「電源」が原因だと理
解して、元電気屋の経験を生かして何なく対
処できたが、この私の愛すべき「iMac」
がインターネットにつながらなくなってしま
っていた。あれこれやあちこちなど私の知力
を振り絞ったがついに回復しなかった。

「ああ、これは壊れたのだ」と自覚してから
四国松山のブログ管理人に電話した。「本日
は執筆不能じゃ」というと「言ってる意味が
分からない」などとと相手は根掘り葉掘り追
求するのだった。説明を繰り返しながら、こ
んなときお互いがあと二十歳若かったらすん
なり早いのに、と思いながらもグッとこらえ
て会話を続けた。私がきょう中に再びリルコ
ミを書く気力もなくなったことを伝えて電話
を切ったが、なかなかに骨が折れた説明だっ
た。それにしても消えた原稿が惜しかった。
釣ってる最中に逃げられた魚と同様に、消え
た原稿は「デカ」かった。箱根フェスで本間
さんが広場の隅っこで若者にマンドリンを教
えていた場面や、原さとしさんがソロでステ
ージに立ち、ホーミーをうなりながらバンジ
ョーを鳴らして、なおもきれいな日本語で歌
った場面などを我ながら丁寧に書いてあった。

非常に惜しい。しかし、あのときに書いたも
のは二度と同じに書くことが出来ない。指を
くわえて泣くわけにもいかないから、今後は
不足の事態に備えなければと強く思った。で
もどうやって?一方で、災い転じてじゃない
けど、新しいマックに買い替えのうれしさが
込み上げてきたのも事実だった。久しく見て
いなかったアップル・コンピュータにアクセ
スしてピッカピカのノートブックに目が止ま
って、「これかあ」などと子どものように喜
びの心が充満してくる自分が気持が心地よか
った。「うん、うん。このiMacもよく持
った。十分元は取れてる」と電源をオフにさ
れて動かない愛機に声をかけてこれまでの労
をねぎらった。これらは、きのうの時間で午
後9時すぎのことである。それから私はお風
呂~晩酌~就寝という毎日のルーティンで夢
の中へ。

めずらしく七時まで寝すぎた今朝、「お父さ
ん。パソコン直しておいたよ」と、朝の涼し
さに負けない顔で長男がいうのだった。
「えっ」と驚いた。「よく直せたじゃないか」
というと「簡単だったよ」だって。そんなこ
といったって、オレには難しかったんだよ。
なかなか「ありがとう」を言えないでいる私
だったのでした。トホホホ。新規買い替えは
幻になったが、まあしかし、こうやってネッ
トにもしっかりつながったし、めでたしハッ
ピーエンドだけど、なぜかトホホホの気分。











パソコンがダウン

編集長の佐々木がブログ執筆中にブレーカーが落ちました。
電源復旧後もパソコンは立ちあがらず、どうやらパソコンが壊れたようです。
本日のブログはお休みします。



                              近江

07箱根フェス土曜日夜ステージの雑感のリルコミなのだ

朝から猛烈な蒸し暑さに襲われている小平ですが、
べとつく肌着を脱ぎ捨てシャワーを浴びたら気分が
すっきりしました。この暑さがいつまで続くのか見
当もつかないが、テレビ予報では「明日から気温が
下がる」といっていたがアテには出来ない。予報は
あくまでも予報だが、いいかげんに爽やかになって
ほしいものだ。こんばんは。

先の参議院選挙で民主党に大きく負けた安倍首相の
「内閣改造」がきのう行なわれて、新内閣のメンバ
ーが決定した。騒がれた年金の監督官庁の厚生労働
大臣には安倍首相批判をした舛添要一が就任。選ん
だ安倍首相の腹の太さを印象づけた。もうひとり、
首相に意見をいえる立場の官房長官には与謝野馨が
なった。そして全体のイメージは前内閣に比べると
落ちついた感がある。例えれば歌唱力の弱いシンガ
ーの脇をがっちり固めてもういちどヒットをねらい
にいく旬のすぎたバンドだろうか。難しいけどね。

箱根フェスの土曜日夜に「ビール兄弟」と名乗って
麻田浩さんが数年ぶりに出演した。ステージのパフ
ォーマンスは残念ながら見逃したが、若いミュージ
シャンを引き連れて練習を繰返した場所が私たちの
バンガローだったので、どのようなものか大体の様
子は分かっていた。その麻田さんが朝食のあとで語
ったところによれば「今年の12月頃にエディ・ア
ドコックをメインに、奥さんのマ-サ、そしてトム
・グレイを呼ぶ」という。

日本で絶大な人気を誇ったカントリー・ジェントル
メンのバンジョーマンとしてエディ・アドコックは
あまりにも有名だ。彼のギャロッピング奏法は一時
代前はそれこそ日本中を席巻していた。かつての日
本人ブルーグラス・バンジョー弾きは必ずといえる
ほどギャロッピングに挑戦していたのだった。歴史
に残るまさに偉大なバンジョー弾きといえるのだ。
それに加えて奥さんのマ-サとトム・グレイのユニ
ットがどのようにファンの前でパフォーマンスをす
るのか。詳しい日程などの情報が待たれるのだ。

箱根の土曜日夜。ステージが最もホットな時間帯で
見た「中島絵美セッション・バンド」は緊張感と迫
力に溢れていた。「ピーン」と張りつめた空気は確
かに中島絵美から発していた。マンドリンのプレイ
も落着き払った立ち姿が揺るぎなくて力強いフレー
ズが目にも止まらない速さで繰出され、周りをぐい
ぐいと引っぱってカリスマの様相だった。私は偶然
に見ただけだったが実に幸運だった。中島絵美のと
なりでギター弾いた若者にも強く引かれた。あれだ
けのリズムギター弾きはなかなか見つけられない。
学生バンドでは相変わらず東北大がきちんとまとま
っていたのが印象に残った。北大はステージを見る
チャンスがなかった。

もうひとつ。土曜日夜八時頃に出た横浜の「宇佐美
勝彦&ビューティフル・ピープル」と島田耕さんは
相変わらず元気さだった。今年ようやく還暦となっ
た私を「やっと来たか」とせせら笑うように元気で
渋いステージを披露して拍手喝采を受けていた。残
念ながらビューティフル・ピープルの名ドブロ・プ
レイヤーの坂田さんが病気欠場したが、リーダーの
宇佐美さん得意のトラディショナル・ナンバーが箱
根の山に炸裂してかっこよかった。一方の島田さん
はレスター・フラットも歌った「ニューヨーク・タ
ウン」をブルージーな迫力ボーカルがよかった。

宇佐美さん島田さんともに私とは何かと関係が深い
間柄だが、毎年この箱根の夜のステージを見て元気
をいただいている。来年の登場も期待したい。私た
ちのオージン・バンドの次に出た「ルート8464」
も素晴らしい緊張感を醸し出していた。私の周りの
お客さんがグッと身を乗り出していた。これはブル
ーグラス鉄かぶとのリーダー、中島さんが今年新し
く作ったジャズ色の濃いストリング・バンドだ。ま
だ未完成な部分が残るものの東京に粋なフィーリン
グッドなユニットの登場を強く印象づけていた。








第三十回目の箱根フェスは混雑を見せたのリルコミだあ

まだまだ残暑の厳しい小平ですがこの猛暑
は四日ぶりです。箱根フェスから現実の待
つ自宅に戻ったのはきのうの午後四時でし
た。是非見たかった名物コンベンションは
帰りの大渋滞の脅迫感に負けてしまい、泣
く泣くパスりました。帰るためのご挨拶に
ステージまで登ると「多摩川カルテット」
の優雅なコーラスの一部が見れて少しだけ
満足しました。ともかくも混雑した今年の
箱根フェスも終わりました。参加したすべ
てのブルーグラス人に来年もまた会いまし
ょうと申し上げます。こんばんは。

私は「マウンテン・ランブラーズ」で金土
の2回、ブルーグラスの「オー!ジン・バ
ンド」で土曜日に1回。合計3回の出演を
果たしました。マウンテン・ランブラーズ
は、およそ40年も前に活動した三人組の
オールドタイム・バンドでしたが、意外に
もまとまった演奏ができたようなので安堵
して帰れました。四国松山から電車と新幹
線でやって来たわりには元気だったオーミ
くんと、北海道旭川から飛んで来たカメち
ゃんには感謝の言葉もありません。死ぬ前
に宝塚と箱根に出たいという願いがこれで
かないましたが、「以外とやるじゃないか
」と仲間の褒め言葉に早くもネクストの気
持がむくむくと持上がって来ました。そん
な気持にさせるフェスには魔力がひそんで
いるのかもしれません。

私は例年、箱根フェスの駐車場係をやって
いるせいで、コンサートはほとんど見てお
りませんが、もうひとり、こちらは駐車場
の入口で、夕日の滝と川遊びにやって来る
「一般客」を整理する係が箱根フェスには
おります。「きょうはここを貸切で音楽会
をやってます」といちいち断わりを一般客
に伝える係ですが、これがなかなか根気の
要る仕事なことはいうまでもありません。
金曜日は一般客も少ないのですが、土曜日
や日曜日になるとひっきりなしにやって来
る相手に、その都度お断りして軽く謝ると
いうことをやっているわけです。しかし主
催者は非常に優秀な人物をこの任務に当て
て微妙で難しい局面を乗切っております。
直射の下で尚もソフトに毅然とした態度を
崩さない姿を今年も見れて感動しました。

出演者の中で最後に駐車場に登場したのは、
土曜日午後十時すぎに白いトヨタプレミオ
で到着したフィドラ-の岸本さんでした。
すでにバンガロー付近の駐車場は満杯状態
だったが、かろうじて入口の最後尾にすき
間を見つけて駐車に成功。入口の最後尾と
は何か変だと思われるだろうが、しかし本
来は通路になってる道にびっしりとフェス
会場に頭を向けた車が縦に並んで詰まって
いるのだった。わずかに空いていたスペー
スに駐車して安心!と思ってはいけない。
「今晩中に車を出しますよ」とにっこり笑
顔。停めた場所がUターン場所になってる
ことをご存知なのだ。コンサートにもトリ
に出演する大物ミュージシャンは、まさに
素晴らしいマナーのドライバーだった。

二三日中に初めての箱根体験をした友人の
オーミくんのフォトアルバムをアップいた
しますのでご期待を。








明日は箱根フェスのリルコミだあ

目を醒ましたら涼しかった。
涼しいことがこんなにも快適なことだとは
思わなかった。こんばんは。

明日から箱根ブルーグラス・フェスティバルです。
四国と北海道から来る友だちと三人でやる「マウンテン
・ランブラーズ」は金曜日と土曜日にしっかり
プログラムにクレジットがあった。
これであとはステージに出てやるだけだ。
明日は練習しないと。何しろ去年宝塚で
やったといっても40年ぶりだった。出て来た音は
すっかりほころんでて必死にがんばったけど
色褪せていた。元気も足りなかった。
問題は私の声だ。脳硬塞やってからは
すっかり声が伸びなくなった。
まあ仕事にかまけて歌ってないこともある。
今回もバンドは現場合わせになったけど、
運を天にまかせて精一杯楽しむのだ。
きょうは一日中忙しかった。
仕事は午前中で片付いたが明日の買物と原稿書きが
あったのでめまぐるしい午後になった。
買物はフェス二日間15人分の食料を買いに行った。
スーパーの中を妻のあとをちょこちょこ
着いて回るだけだったけど妙に疲れを感じた。
しかしこれは毎年のことなので慣れている。
やはりきょうの午前中まで仕事をしたのが
スケジュールを重くしている。
原稿書きはさっきまでかかって予定の半分だった。
これでは箱根に持っていけない。
しかし、原稿はどうにかなりそうだ。
今後のインタビューをまとめるコツが
見えてきたから、箱根フェスではしゃぎすぎて
忘れないように気を付けないと。
というわけで明日のリルコミはお休みです。
アデオス!アミ-ゴ!





モンゴルへイトウ釣りに出かけた小説家開高健!のリルコミだあ

真夏も残暑もフェーン現象も全部まとめて
来たように、そして新記録的にきょうの小
平は暑かった。仕事の現場は外から風が吹
き抜けたが、それは昼前から熱風に変わっ
て、室内で作業する左官屋さんに襲いかか
った。汗止めの鉢巻は効果を発揮している
が、シャツとズボンは汗でずぶ濡れ状態。
きのうの予想通り非常に暑い。私の時間が
空いたので昼食のため帰宅する。すぐに夢
弦堂主人、西貝さんから携帯がかかる。「
箱根フェスの出演順が決定したよ」とのお
知らせだった。マウンテン・ランブラーズ
は金土に出るんだねと教えてくれる。忙し
い中、まことに有難い。それにしても今年
は出演バンドが多いといっていた。現場は
明日の午前中で終わりそうだ。よかった。
これでどうやらメドが立った。こんばんは。

我家のサッカー小僧は大会初戦に負けたの
で、ずっと腐って寝てばかりいたが、たっ
たいま「ただいま!」といって元気に帰っ
て来た。見ると真っ黒な顔から汗が吹き出
している。「14小で体を動かした」とい
って白黒のボールを片付けているが、狭い
玄関は早くも息子の体から発散された熱が
充満している。暑かっただろうといってか
らバカな質問したことに気付く。しかし、
「うん暑いよ」という反応にちょっと安心。
それにしてもこのカンカン照りの中でよく
もまあ体を動かすなどとは。「人間じゃな
いね」と思った。そういえばこの猛暑の毎
日。夜昼関係なく、クーラーをかけないで
際限なくぐっすり眠れるなんて、我が子な
がらホント信じられない。そのパワーを私
にも分けてほしいなと真剣に思った。

きのうの午後、ビデオテープを整理しよう
と棚を覗くと、かつて小説家開高健が生前
モンゴルを流れる川へ「イトウ」を釣りに
行ったときのNHKBSの番組ニ時間分が
見つかった。イトウはサケ科の淡水魚で体
長は大きいものだと150センチにもなる。
日本には北海道の透明度があってしかもエ
サとなる魚の豊富な川にしか棲んでいない。
しかも生息地は年々狭まっていて、その姿
が見られる川は北海道でもわずか数本しか
ないといわれている幻の魚である。しかし、
釣りマニアにとってのイトウはまさに夢の
また夢。釣り糸にかかって突っ走る銀色に
輝く魚体を夢に見るのだ。開高健もイトウ
釣りに魅せられてはるばるモンゴルへと渡
って、ヒマラヤからの雪解け水の中に棲む
巨大なイトウを追いかけたのがこのドキュ
メンタリーだ。

確かドキュメンタリーの最後は一匹の中型
サイズを釣り上げた開高が、50センチと
いうサイズと一匹しか釣れなかったことに
不満をたらたらといっているところがあっ
た。だけど「釣れてよかったじゃないか」
といえるほどに川は雪解け水で濁流となっ
ていたのだ。しかもエサとなったのは一匹
のネズミそっくりの形のルアーで釣ったの
だ。生き餌は使わないルアー派の開高にと
っては、顔には出てなかったが「してやっ
たり!」と気持の中では喜びが爆発してい
たに違いない。しかし、かくも釣りマニア
っていうか釣り師はイトウを追いかけるの
か。しかも食べるわけでもなくリリースす
るゲームフィッシングなのだから、釣れた
ら食うことしか考えない私などには理解が
及ばない。

さて、ここまで書いたら所用が出来てしま
った。この暑さなのになかなか忙しいでは
ないか。結末が書けないことが残念!











猛暑連発の中糖尿病の検査に行くのリルコミだあ

連日の猛暑に庭の片隅にあった山椒の葉が黄色く
変色していまにもポキッと折れそうになっていた。
しかし、この春に友人からいただいた少し大きな
山椒は青々と葉っぱが力強くついている。この差
は何だろうかと考えると単純で、元気な方には毎
日妻が水をやっていたのだった。お散歩の途中で
も直射日光にやられて枯れた葉をつけた花みずき
がしょんぼりと立っているのを見かける。こんな
に猛暑が続く夏はあまりありません。こんばんは。

きょうは糖尿病の検査日だった。毎月の診断とは
違って空腹状態にして血糖値などのデータを三ヶ
月ぶりに計った。結果は概ね良好だと医者が言っ
てくれたので上機嫌になって帰宅出来た。注目の
ヘモグロビン値は7.2にまで落ちた。最悪値だ
った初診のときには12だったから大進歩である。
これには医者は「予定通りに薬が効いている」と
カルテに目を通しながら言うだけだった。無理も
ない。目標は6点代だと言い切っている方だから
いたってクールなのだ。帰り際になって「体重を
減らすこと」と念を押された。55キロになれば
薬が要らなくなるんだよという。がんばろう!

採血のとき、私のとなりにはかなり高齢に見える
おばあちゃんが左手を採血台に乗せていた。「す
みません。骨と皮だけなものですから」としきり
に看護士さんに謝っていた。ベテランに見える女
性の看護士さんが二人寄ってきて、採血する看護
士と三人で針の太さを検討していた。どうやらお
ばあちゃんの血管が細くて通常の針では採血が出
来ないらしい。すると私の担当看護士が採血中に
さっさと電話でどこかへ指示を出してから三人の
看護士に向かって、「きょうは忙しいからもたも
たしないでよ」と強い口調でしかった。やがて採
血は再び始まって私は何でもなく終わった。おば
あちゃんも途端に口を閉ざして、どこかから運び
込まれた新しい針で静かに採血を終えていた。あ
の一言は看護士に言ったのじゃなくて、あれこれ
ダダこねたおばあちゃんに言ったのだった。

病院から戻るとあとはすることがなかった。現場
もちょうどないので、これだったら箱根フェスま
でお休みだいと大喜びしているところに携帯が鳴
った。「24日と25日は空いてるかい」と絵に
書いたようなきついオーダー。注文主も突然のこ
とらしいが、ここはどうにもならないことを告げ
ると意外にもあっさり、「しかたないなあ」とい
って下りてくれた。ホッと胸を撫で下ろしている
とまたも携帯。「明日と明後日はどうかい」とさ
っきの注文主。どうしても今週中に勝負をかけた
いらしい。この猛暑の中、二日で収まるのか。厳
しいが受けざるを得ないだろうと腹を括った。箱
根までお休みなんて、そんなにたやすく自分の都
合のいいようにはいかないもんだ、という見本。

そうなれば、やらなければならないことがあった。
どうしても箱根フェス前に、先日やったインタビ
ューをまとめなければいけない。まとめたものを
是非、箱根で見せてあげたいと考えているのだっ
た。見せてあの天下晴れた笑顔を見たいのだ。し
かし、正味二時間のテープ起こしがまだ途中のま
まになっている。明日と明後日の二日間を原稿書
きに当てていたのだ。ところが仕事になった。
頭の中であれこれ時間計算をしてみるが、夜昼空
いてる時間にやってもぎりぎり間に合うかどうか
雲行きが妖しい。こんな綱渡りのような人生って
イヤじゃ。といっても自分の蒔いた種ではないか。
まあ、糖尿の数字もいいし、この際がんばっちゃ
おうか。なーんてね。


















夏休み中ごろごろと寝転んでる私にはワイドショーがぴったりだったのリルコミだあ

猛暑の毎日に疲れを感じるこの頃ですが、
天気予報では先週後半から今週ずっと涼し
さを感じられる気温になるだろうと「予報」
をしてくれました。それがどうでしょうか。
当たり外れでいえば大外れの猛暑。35度
はおろか37度にも達した現場はホントに
暑くて汗かいて大変です。きょうの夕方の
天気予報ではいつの間にか「厳しい残暑」
が続きますとテレビキャスターの表現に変
化がみられました。刻々と天候が変化して
いくことは分かりますが、先週の「涼しく
なる」という予報はどこにいったのか。競
馬の予想屋だって外れたらお詫びしながら
展開が違ったと説明をしてくれるのに、涼
しそうな部屋でシレッと何の反省もない。
こういうお天気キャスターって気に入らな
いな。こんばんは。

仕事休みの間、連日の猛暑で出かける勇気
もなくなって、ひたすらメジャーリーグと
高校野球を見ながらごろごろしていた。す
ると不思議なことに、仕事をしているとき
にはあれほど見たくて仕方がなかったメジ
ャーリーグ放送にも途中で飽きがきて、い
かにもイチローがチャンスにバッターボッ
クスに立った場面でも、妙に燃えない自分
がいるのだった。暑いせいかなとも考えた
が、この場合はいつでも自由にいつまでも
見られるという環境が、ついに切羽詰まっ
た場面を見ても自分の気持に火がつかなく
なったのだろうか。ところが、チャンネル
を変えて「ワイドショー」になると俄然、
楽しくなるのだった。この気持は何なの?

先週後半のワイドショーは安倍首相と朝青
龍の話題が中心だった。参議院選挙で自民
党は民主党に大敗した。大敗しても続投す
る安倍首相の内閣改造にワイドショーが注
目して「起死回生」の人事が出来るか。な
どとコメンテーターたちが口角泡を飛ばし
て議論を展開していたが、これがごろごろ
している身には心地よく響いてくれるのだ。
そして朝青龍だ。腰骨骨折など重傷なのに
故郷モンゴルでサッカーに興じて、「ヘデ
ィング」してるところをバッチリ、カメラ
に映されて放送された。これに怒った相撲
協会が「出場停止二場所」四ヶ月の謹慎と
ペナルティを与えたら、朝青龍は自分の部
屋にこもってしまった。

それが今朝になると、もう一度協会から医
師を朝青龍の自宅に派遣、診断して悪けれ
ばモンゴルでの治療もオーケーの判断をす
る見込みだという。度重なる医師の診断と
友人と称する人々のコメントに加えて、先
週には伊吹文部科学大臣もこの騒動に加わ
って協会批判をした。さすがの相撲協会も
部屋から出ない朝青龍に根負けした格好か。
本人の意志が不明のままに、またまた黙っ
てモンゴルへ帰るのか。ここまで問題が大
きく騒がれると、例えば見事に体力気力と
もに復活して相撲を取ったとしても、日本
国民に受入れられることは難しいだろう。
きょうは相撲協会の判断が出されていない
様子だが、果たして朝青龍はモンゴルへ帰
って治療できるのか。いよいよ週刊誌の気
分になってきた。

明日は糖尿の検査日になっている。きょう
の午後八時以降は食事しないようにといわ
れている。正確な血糖値を計るのだと医師
がいったが、もしも数値レベルが思わしく
なければ薬を変えないといけない。そんな
ことを先月の検診でぶつぶつ言っていた。
要するにヘモグロビン値を下げないとダメ
だ。そのためにはとにかく「減量」で、早
く50キロ代に落としてほしい。食べるな
といいたいが、そうもいかないし、ベスト
な体重にするためには入院がいいんだけど、
たぶん無理だろうし。などと先月の医師は
多弁だったのでした。体重減には取り組ん
ではいるものの、体重はかすかに減ってい
るだけだ。明日はお医者さん、何ていって
くれるのだろうか。

















熱中サッカー大会に沈没した我家のサッカー小僧の巻のリルコミだあ

連日の猛暑に襲われている小平ですが、
昨晩は夜中も暑くて寝苦しく夜明けが
待ち遠しかった。こんばんは。

そういえば、七月末の大分フェスから
戻ってからずっと本格的な真夏の暑さ
に見舞われていたが、この三日間はと
にかく物凄い暑さだ。昼間の外出なん
てとんでもない。歩道の上に干涸びて
いるミミズのようになりかねない。仕
事がお休みでよかった。何しろ熊谷で
はきのう最高気温40.9度日本一を
記録した。熊谷は小平から二時間ほど
だから、遠くないところでこの異常な
暑さである。早く秋が来てほしいなあ。

お盆が終わって、我家のサッカー小僧
の地区対抗試合に駆けつけたが、会場
の都立清瀬高校グラウンドは灼熱地獄
と化していた。しかもだ。午後一時半
スタートというではないか。外気温が
たぶん、それこそ40度に近いのでは
と感じるほど日ざしは強かった。選手
の姿が陽炎で揺れていた。一昨日のこ
とだ。それでもキックオフ。前半、立
て続けにゴールを決めて2点を先取。
この暑さを考えるともう守備だけで、
ときどきカウンターを仕掛ければいい。
「勝ったね」と隣の妻に声をかけると
妻は木陰に非難中だった。サッカー小
僧もいいクロスを上げたりして調子が
よさそうだ。

ところが、後半になると試合は一変し
た。自チームの動きが全く止まってし
まい、前半あれだけ動けていたのがウ
ソのように足が止まり、特に我家のサ
ッカー小僧を含めたディフェンダー陣
が機能停止状態に陥り、相手に3点を
取られてあえなく初戦一回戦で散った。
試合後、サッカー小僧に聞くと、「体
が冷たくなって、汗がボタボタになっ
て動けなかった」と放心状態で応えて
いた。軽い熱射病、いまでは熱中症に
なってしまったのだろう。あとで分か
ったが、午前中の試合で選手が一人熱
中症で倒れ、救急車で運ばれたという。
学校の行事も悪天候の中では中止して
ほしかったと、親は思った。

さて来週は箱根フェス。私と妻は24
日金曜日に会場入りするが、今年は北
海道旭川からカメちゃんが来て、四国
松山からオーミちゃんがやって来る。
去年の宝塚フェスにも同じメンバーで
行ったが、「是非、箱根も」と言って
集ることになった。あとは来週末が晴
天に恵まれてほしいだけだ。それと、
やはりこの「暑さ」に負けないように
がんばらないと、なにもかも飛んじゃ
うから、ばんばん水飲んで体調維持だ!











話題の「タヒチ・クラブ」新宿バッキンタウンに登場!のリルコミだあ

連日の猛暑攻撃にいったい何を食べて耐え抜くか。
リキのつく物を探してるうちにソーメンを食べて
しまう自分にあきれます。蝉がうるさい小平から
こんばんは。

明日からいよいよお盆休み。その積りでやってき
たが、細かな現場写真の撮影とか見積りとかが残
ってしまった。これだけ毎日暑い日が続くと現場
で仕事するだけで精一杯。細かい部分までやりき
れないのが現状だ。明日一日で何とか片付きそう
だから、お盆に滑り込みセーフってところだ。

というわけで「リルコミ」も明日から来週16日
まで夏休みします。休み中は専らご先祖への供養
ばかりで、粋な取材や視察旅行じゃないのが残念
だが、来週後半にはお茶の水界わいでも歩こうか
なと考えている。



須貝重太さんの作った「タヒチ・クラブ」が注目
を集めている。以前の「ラット・オーケストラ」
は中断したままだが、そのラット的な戦前のスイ
ングジャズの要素に、早川流吉くんの「ハワイア
ン・スティール」が加わって、よりレイドバック
した音作りに成功している。
その「タヒチ・クラブ」が新宿曙町のバック・イ
ン・タウン(BIT)に9/1登場!
粋で妖しいムードは時代を越えてあなたのハート
を魅了する。

タヒチ・クラブ
9月1日(土)午後7時30分~
新宿曙町バック・イン・タウン
03-3353-4655

以上ヨロピコ!








夏真っ盛りの小平は猛暑だぞのリルコミだあ

連日の猛暑から逃げるように現場を終わらせて、
午後二時すたこらさっさと帰宅。しかし小平は
ここからが暑いのだ。汗でずぶ濡れのTシャツ
ズボンパンツを洗濯機に放り込み、ダダッとシ
ャワータイム。夏は何たってシャワーがいちば
ん!気持よいぞーといいつつ冷凍庫をまさぐる
と、何と素晴らしいことか。メイトーのさらさ
らかき氷「雪細工」メロン味があるではないか!
これが食べたかった。これこそ天の恵みじゃ。
きっと三匹の子どもの所有物に違いないが、い
まはオレのものだ。お、ほんとに氷がさらさら
だ。まるで本物じゃないか。うんうんウメエ!
こんなにいいものを隠しやがって。なあんてね。

長男が連休だといってきのうから高校野球三昧
をしている。私には高校野球を特別に見たいと
いう欲求はないけど、誰の血を引いたのか長男
は春夏の甲子園大会になるともう夢中になって
テレビにかじりついている。時間があれば甲子
園に直接観戦に行くことも珍しくないが、社会
人になったいまはさすがにテレビが中心である。
我家のサッカー小僧が珍しく早く帰ってきた。
キッチンのテーブルを覗きみながらシャツを脱
いでシャワーに飛び込んだが、その裸の黒いこ
と。信州木島平へ合宿に行ったりしてるから日
に焼けていることは知ってるけど、顔も体も全
部真っ黒じゃないか。シャワーから出ると裸の
ままチャーハンを二杯食べた。この子には暑さ
はとりあえず関係ないようだった。

夕方、私がブログを書いている横を長男がよそ
行きの格好で出かける様子なので「どこへ」と
聞くと、クラシックのコンサートに行くという
ではないか。えっ、なに?クラシックなんて、
いったいどうしたのかと非常に慌ててしまった。
では誰の何を聞きに行くのかというと、そこま
では分かっていないようだったが、突然の行動
に親はただ驚かされるばかりなのだ。すると妻
が「長女もクラシック・コンサートに行くらし
い」というではないか。まあ、二人とも社会人
なのだからあり得る話しではあるが、私にして
みれば唐突で驚くことなのだが。しばらくした
ある日に、「ベルリンフィルはいつ聞いてもい
いね」なんてことにならないものかと、つい夢
をみてしまうのでした。

我家の庭には「ぬし」が住んでいる。夕方近く
水戸黄門の再放送を見ていると、庭の日陰にな
ったユリの鉢のとなりをのっしのっしと歩いて
出て来たのだった。私はすぐにそばまで近づき、
「元気だったようだね」と挨拶をした。「ぬし」
とは巨大なヒキガエルのことで名前はつけてな
いが、真っ黒に近い茶の肌にぶつぶつとオデキ
のようなものを背中一面に背負って、眼光も鋭
くかなりの迫力のあるお姿をしている。しかし、
何よりもデカイのだ。以前に出て来たときは両
手に乗せてみたけど、体が両手から余ったし、
ずっしりと重かった。こいつと庭いじりの大好
きな妻が出会うと、「キャーッ」と腰を抜かし
て驚き、青くなって逃げるから、ヒキガエル君
の大勝利なのである。

グロテスクなヒキガエル。私は意外と平気で見
ていられるし触ることも出来る。「かわいい」
とさえ思っている。なぜこのような感情になっ
たのかといえば、幼少期の体験があるからだ。
私の実家には大きな鯉や鮒がいる池と、もう一
つ小さいが深い透明度抜群の池があった。ここ
にはわき水が流れ込んでいた。早春のころ、こ
の小さな池にどこからやって来るのかたくさん
のヒキガエルが集って来た。ヒキガエルたちは
三日くらいの間に、透明なソーセージのような
長い卵を池いっぱいに生むと、またいずこへと
姿を消していなくなったが、少年の私にとって
は格好のおもちゃになった。友だちを連れて来
て手の上に乗せて自慢したり、オスとメスを当
てっこしたりして遊んだ。

また、しばらくすると、卵からかえったおたま
じゃくしからカエルの姿に成長すると、黒くて
1センチくらいのカエルが一斉に陸に上がって
歩きはじめる。ぴょんぴょん跳ねるカエルはあ
まりいなくて、両手両足を前後にして歩くのだ
った。しかも無数にいるから、このときは間違
って踏んじゃいけないと、家中でぴりぴり神経
質になっていた。友だちを連れて来た私に、母
は「見るだけにしなさい」と注意されたが、や
はり手の上に乗せたり、歩いていく方向を遮断
したりして思いきり遊んだ。このどこへ行くの
か、民族の大移動みたいな行進がとにかくおも
しろかったと記憶している。

後年、我家の庭に「ぬし」が現れたとき、私は
すぐに大切な我家の守神だと発見者の妻に言っ
た。「気持悪いわ」という妻に、あくまでも守
神だと説明をしたが、説明になっていないこと
は明白だった。しかし、私にとってはこのヒキ
ガエルに少年時代をだぶらせて、一瞬の懐かし
さに戻ることが何よりも大事に思えたのだった。
きょうも出て来た。お盆の時期を知ってるのだ
ろうかとさえ思った。











「秋元慎バンド」東京ライブ初登場のリルコミだあ

夕焼けがきれいな小平からこんばんは。

きょうは西武多摩湖線の「一橋学園駅」
のすぐそばのマンションの一部屋が現場
だった。クロス屋さんがすべての壁クロ
スと天井クロスを貼り終わったあとの最
後の工程「クリーニング」で入った。ニ
日間の予定だったが、きょうで大方は終
わってしまった。ただ、ガスレンジやレ
ンジフードのフィルターの汚れが凄まじ
く、強力洗剤液につけ置きしてるが、果
たして明日までに汚れが分解しているか。
これが唯一の気がかりだ。気がかりとい
えば、玄関のとなりに管理人室があって、
ここに評判の「文句ババア」がいる。

年のころは70歳はすぎていると見える
白髪の銀縁メガネをかけていて、体格は
スラリとしている。一見すると品のよい
お嬢様育ちのようだが、これがいったん
口から言葉が出ると、こうまで憎たらし
くものがいえるものかという話し方で、
特に出入りの職人には目の仇のように厳
しくなる。先に現場に入ったクロス屋さ
んは文句ババアの餌食になったらしく、
「助けてよ!」と何度も携帯をよこして
いた。職人は材料や道具を運んだり、現
場で出たゴミも運ぶから、玄関から部屋
まで日に何度も往復する。

このことを熟知している文句ババアは、
通路に養生をしろ!と言ってきた。
なるほどこれは理屈だ。クロス屋さんは
「気がつきませんでした」といって玄関
廊下に養生を施して、次はエレベーター
内に養生をするからと管理人室にお断り
に行くと、「エレベーターは住人専用で
す」と言って使わせなかった。何でも、
新しいエレベーターに入替えたばかりだ
から、汚してもらっちゃ困ると文句ババ
アがいってて、話しにならない。このま
まだと四階まで階段往復になっちゃうと
携帯してきたのだった。

しかし、テキはれっきとした管理人だ。
嫌がらせだと分かってはいても「エレベ
ーターを使わせない」と言ってる以上は
しがない出入り業者にはテの施しようも
ない。きっと文句ババアと相性が悪かっ
たのだよ。何とか商人のように態度を変
えて、もう一度交渉するようにと応えて
携帯を切ったが、あとで確認すると「階
段を使った。低姿勢なんて死んでもイヤ
だ」とクロス屋さんは怒っていた。どう
やらこの暑いのに階段で往復したらしい。
そしてきょうだった。

私は思いきり明るく丁寧に商人のように
文句ババアと会話をして、何ごとにも「
ハイ」を連発して素直さを強調すると、
材料などをエレベーターに乗せて四階の
仕事場まで運べた。玄関や廊下に養生も
しなかった。おかげで大幅に仕事量が減
ったのだった。事前の情報が生きたのだ。
ただ、「汚れが見つかったら連絡する」
と念を押されている。あのときのいやら
しい目つきを思い出すと震えが来る。明
日も緊張して廊下を通らないといけない。
この暑いのに疲れる現場だ。

神戸の「秋元慎バンド」がやって来ます。
結成21年目にして初めての東京ライブ
とのこと。今年の箱根は事情で参加でき
ないところから、思いっきりやりたいと
抱負を語っています。神戸のストレート
ブルーグラスの魅力にどっぷり漬かれる
チャンスです。

9月8日(土)銀座ロッキートップ
<ブルーグラス・スペシャル・ナイト>
秋元慎バンド出演!03-3571-1955
通常時間営業

9月9日(日)平塚 ホテル・サンライ
フ・ガーデン 0462-21-7111 無料
<第28回神奈川グラス・オープリ>
ゲスト 秋元慎バンド他出演多数

秋元さんから近況メールが届きました。
一部を紹介いたします。

 おせわになってます。
お陰さまで宝塚フェス、大きな事故も
無く無事終了、感謝です。
今年は僕等の世代の復活組みが多かっ
たり、学生も元気でレベルアップして
まして、深夜のジャムもあっちこっち
で繰り広げられて良い雰囲気でした。
 今回、箱根フェスは家庭の事情で参
加できずに残念です。その代わりとい
っては何ですが、9月8日(土)にロッ
キートップで結成21年目にして初め
ての東京ライブを敢行します。
相も変わらず、古臭いブルーグラスし
かやりませんが、ご都合が合えばお誘
い合わせの上、ご来場頂ければ嬉しい
です。
翌、日曜日は平塚のグラス・オープリ
ーに招かれて演奏します。こちらも楽
しみです。
 またお会いできる日を楽しみにして
います。














大分ブルーグラス・フェスで見た「ローズ・ガーデン」の素敵さには驚きだったのリルコミだあ

きょうこそいちばん暑かったと感じた小平から
こんばんは。

あんまり暑いのでお散歩は中止。いつも帽子や
タオルで武装するけど、きょうのお日様にはか
なわなかった。おかげで午後早くからたまって
いた写真の整理をすることが出来た。もちろん、
先日のデッドマン・ウオーキング・九州ツアー
中に撮影したものが大部分だったが、出発の羽
田空港から小倉、湯布院の山々、飯田高原大分
フェスなど時間経過に従って写真を並べていっ
たら、トータル120枚ものアルバムが出来た。
これをホームページ・オーナーに送り、今度は
オーナーが夜を徹してホームページにデザイン
するはずだ。こんな自己満足の写真をいったい
誰が見てくれるのかと考えながらの作業だった
が、終わってみれば自分では満足のいったもの
になっていたから不思議。自己満足って恐い。

参議院選挙が終わったことに伴う臨時国会がき
ょう召集されて、大勝利を勝ち取った民主党の
新人議員が次々にテレビカメラに映っていた。
横峰さくらパパもきちんとスーツで登場してい
たが、いつものふてぶてしさはなく、結構かし
こまった態度がかわいかった。岡山選挙区で
「虎退治」をやってのけた姫井由美子さんは真
っ白のスーツ姿がまぶしく、「生活者の感覚を
忘れない」とコメントをしていた。すると横に
いた妻が、「この人の家はそこらの普通の家で、
ザルに盛ったソーメンを家族皆でつっ突いて食
べてるの」だから庶民生活者そのものよ、と私
にいうのだ。国民新党の亀井亜紀子さんも、参
院ドンといわれる青木さんの地元で堂々と勝利
したオレンジのユニフォームを着て初登院した。

地方選挙区の難しい地盤の中で、「女性」が勝
ったことが何よりも新しく感じる。小泉政治の
地方切り捨て政策が響いたと自民党の某はいう
が、どうもそれよりも越えた何か「新しい」も
のを岡山や島根といった保守王国の住民が求め
たのではないだろうか。ある政治評論家は「小
泉政治だけが異常な五年間」で、それを除くと
自民党の低落傾向は変わっていないといってい
る。選挙で戦って勝つ女性候補こそ強い女性像
のシンボルだなあと思ったが、しかも生活者レ
ベルからの当選は、食の問題なども含めて今後
の日本に大きな意味を持つことになることは必
至だろう。私は今後の総選挙も民主党などが勝
って、是非とも政権交代を成し遂げてほしいの
だ。長い自民党政治や役人の腐敗は政権交代で
しか直すことは出来ないからだ。

大分ブルーグラス・フェスティバルへ行ってき
たが、全国的に知られている「レモン・スライ
ス」をはじめとして、出演したバンドの質がと
ても高いのには驚かされた。それもハードコア
の伝統的なブルーグラスだけではなくて、ドイ
ル・ローソンがやっている「ブルーグラス・カ
ルテット」まで堂々と歌い切るバンドもあった。
もちろん「エルビス・グラス」など個性の独壇
場バンドもいる。主催者の一人、山本さんはじ
っくり歌を聞かせるソフトなブルーグラスをや
っている。出演バンド数は箱根や宝塚に比べる
と二割程度しか集ってはいないが、そのぶん個
性派がたっぷりやってくれるので全く飽きない。
中でも「ローズ・ガーデン」を見て、おばちゃ
ん三人組のゆったりボーカルを聞いて驚いた。

ウッドベース、ギター、アコーディオンの楽器
に、主にギター姫がリードボーカルをとる。こ
のボーカルが、これまでどこかで聞いていたけ
ど、どこにもなかったような比較的低い声でト
ラッド・バラードを歌っていく。このボーカル
が百戦錬磨の耳によく通ってしがみつくのだ。
デッドマンのサトンパスさんも初日にいきなり
聞いて、「えーっ!」と立ち尽くしていた。確
か「スイーテスト・ギフト」をやったと記憶し
ているが、ここでもゆっくりのんびり味わい深
く歌っているのだった。このリードボーカルに
アコーディオンの音が不安定に絡む。ふわふわ
と風船のようにどこかに飛んでいきそうな楽し
さがあって、これがまた力が抜けてていいのだ。

ギター姫は関西で修行を積んだと語ってくれた。
それ以外は迂闊にも情報蒐集しなかったのが悔
やまれてならないが、たぶん彼女たちは来年も
出演するだろうから、興味を持たれた方は注目
して見てくださいね。
それにしても、このローズ・ガーデンを見て、
私などは井の中のカワズと一緒でどんどん東京
の外へ出ないといけないと反省したのでした。

ローズガーデン

ローズガーデン








今年の宝塚ブルーグラス・フェスティバルに東京から大物本間さんが参加!火の玉ローハイドが真夏の夜に炸裂したゾのリルコミだあ

連日の猛暑に負けていないのはここが勝負のセミと
桃色も鮮やかに咲き誇っている百日紅だけのような
気がしている小平からこんばんは。

珍しく家にいる妻に聞くと、きょうから「夏休み」
に入ったという。パートに夏休みかと誰かに問われ
そうだが、妻のパート先は国土建設大学という聞き
慣れないがれっきとした大学なのだ。全国的に知ら
れた存在の警察学校や自衛隊学校などと同じ敷地に
あって、西武多摩湖線一橋学園駅から近い。ときお
り、50人規模の訓練による大音声が周囲に鳴り響
くが、そのほとんどが警察学校や自衛隊学校の生徒
のもので、妻が働く国土建設大学からは身体を鍛え
るような物音は何も聞こえて来ない。

変わりに測量機などを抱えた若者が道路や橋に離れ
ばなれに立って、何やらよちよちと測量をしている
光景を見かけることがある。その他に、全国から土
建業者が研修で集って、数日間勉強して帰っていく
と妻から聞いている。ある日には「教授たちは概ね
ヒマしててラクそうだわ」とも聞いた。目立たない
大学だが、妻にとっては大切な仕事場である。休み
明けはと聞くと「箱根フェスが終わった次の日」だ
そうだ。何とタイミングのいいことか!

その箱根フェスももうすぐだ。今週末から一週間の
お盆休みになるから、たぶんあっという間にやって
来るに違いない。今年の箱根には四国の松山からオ
ーミちゃんが来て、北海道の旭川からカメちゃんが
やって来る。このはるばると大いなる移動は、実は
去年もやっていて、去年のいま頃は「宝塚ブルーグ
ラス・フェスティバル」にバンドで出演していた。
オーミとカメノと私はニュー・ロスト・シティ・ラ
ンブラーズをコピーした「マウンテン・ランブラー
ズ」というバンドを40年前にやっていた。つまり
40年ぶりに復活したのだったが、それに味しめて
「箱根にも」と決心したのだった。

遠路はるばるといえば、今年の宝塚フェスには東京
から、珍しく本間さんが参加したと聞いた。東京の
大物マンドリン・プレイヤーの宝塚フェス登場は果
たして何年ぶりだったのだろうか。私も含めて70
年代の自由気ままな頃は、東京のブルーグラス人た
ちは我が物顔で常連だったが、おそらくは数十年ぶ
りの宝塚のステージに立った本間さんは、当時を思
い出してどのような気分になったのだろうか。早い
マイミクなどを覗いたら、本間さん十八番の「ロー
ハイド」を火の玉のようにやったとあった。真夏の
夜には花火と火の玉が似合ってる。箱根でも是非、
やって欲しいものだ。












ムーン・シャイナー8月号はトニー・ライスのインタビューが載ってるぜのリルコミだあ

台風5号が九州を横切っていまは鳥取沖の海上にいる。
昨晩は大分県に被害が出て「大分フェス」主催者の上尾
さんたちを心配したが、メールが届きどうやら大丈夫の
様子。自身のデュオのバンド「レモン・スライス」もき
ょうの朝、宝塚フェスへ出発する予定と力強く書いてあ
った。東京も午前から強風が吹いて、お散歩道にも小枝
や木の葉がいっぱい落ちていた。夏に台風はつきものだ
けど5号で二回の上陸はちょっと多いようだ。今後の進
路によっては再上陸もありえるので、各地のフェス主催
者には大いに関心を持って対処してほしい。ただいまの
小平は夕焼けがきれいです。こんばんは。

ムーン・シャイナー誌8月号が届いた。表紙を飾ったの
は、エルビス・プレスリー没後30年に「ブルーグラス
・エルビシーズ」という話題アルバムを出した二人組、
ビリー・バーネットとショーン・キャンプ。どんな中身
なのか興味深々だが、よくあるパターン○×スタイルだ
とちょっとシラける。「ブルーグラス・スタイル」とい
うのがプロデューサーの狙いだろうが、日本にはすでに
北九州の「エルビス・グラス」がある。私的にいえばち
ょっと古くて何よいまさらって感じ。まあ様子をみよう
か。

しかし、今号の最大のウリは、先ごろアリソン・クラウ
ス&ユニオン・ステーションとツアーしたトニー・ライ
スの「インタビュー」が掲載されているところだ。腫瘍
の除去手術で喉をつぶしてから何年になるのだろうか。
歌えなくなって大変荒れたときもあったらしいが、近ご
ろはピーター・ローワンと共にバンドを組んで、しっか
りした音楽活動をしていると聞いている。ブルーグラス
史上最高のギタリストとしていまなお絶大な人気を誇る
が、歌えなくなるという後遺症害は真にトニーを苦しめ
たのだった。

そのトニー・ライスに降って沸いたような凄い話しが届
けられた。いま正に超人気のアリソン・クラウスに招か
れてツアーに出るというウソのような本当の話しが「ベ
リー・スペシャル・パフォーマンス・バイ・トニー・ラ
イス&アリソン・クラウス」のネーミングで今年の春に
実現した。実際はもっと長いタイトルのツアー名だった
けど、アリソン・クラウスが自分の「アイドル」だった
トニー・ライスのデビュー35周年を記念して、スペシ
ャルなツアーを企画したのだった。いかに彼女がスーパ
ーに売れているとはいえ、こんな粋な計らいをするなん
て誰が想像しただろうか。いいオンナではないか!

詳細はムーン・シャイナー誌を読んでいただくとして、
実は私も老い行く70年代のスーパー・アイドルたちの
賞味期限切れを心配している。若いマーク・オコーナー
がDGQに入ったときの火の出るような音。それに呼応
してもっと上を行ったグリスマンの物凄い音などは、あ
の凄くて素晴らしい瞬間は帰って来なくても、いまだっ
たら練習をしたら再現が可能だ。まだ賞味期限には間が
あるだろうと思っていたが、アリソン・クラウスと一緒
に写っていたトニーの顔を見ると、そんなにのんびりと
はしていられないと思った。

いつだったか。ピアノ弾きの伝説の巨人リヒテルが初来
日したとき、評論家はその演奏を聴いて「ヒビが入った
骨董」だと形容した。トニー・ライスのギターもサム・
ブッシュのマンドリンでさえも骨董品になる前に、もう
いちど目の前で聴きたい。ピーター・ローワンだってそ
うだ。昔に戻れとはいわないけど、歌えるうちにもうい
ちど目の前で生で聴いてみたいものだ。何だか支離滅裂
なことを書いているが、例えばビル・モンローの後期に
私は日本ツアーを組ませていただいて、モンローのロー
ドマネージャーとして、実質10日間もそばで働いたこ
とがあった。

神から私だけの人間になってくれた瞬間を体験出来て非
常に満足し、当時の私を支えてくれたマップスの藤井さ
んや北海道の平塚君に感謝している。モンローは亡くな
ってこの世には生きてはいない。いないが私の中にはそ
のときの普段の姿が鮮やかに生きて残っている。こんな
モンローと同じように私の心に残るような思い出を作る
としたら、サムやトニーやグリスマンの元気な生音に是
非触れてみたいといつも考えるこの頃なのです。麻田さ
んは「聴かずに死ねるか!」なんて来日シリーズを立ち
上げてがんばってるけど、その中にブルーグラス・ミュ
ージシャンは入ってるのかなあ。












デッドマン九州ツアー・レポート第三弾!のリルコミだあ

台風接近!そのためか湿度いっぱいの暑さが気持悪か
った小平ですが、そういえばきょうから宝塚ブルーグ
ラス・フェスティバルが始まりましたね。先週は大分
と千葉でしたので、これからは毎週どこかでブルーグ
ラスフェスが開催されます。お時間のある方は旅行気
分でどうぞ参加してはいかがですか。こんばんは。

我家のサッカー小僧が信州の合宿先からきょう戻って
くるといって妻は、朝から何かとそわそわ落ちつかな
い様子だったが、お散歩から戻ってみるとサッカー小
僧の好物「とうもろこし」を茹でてあった。これに加
えて晩ごはんは特別にカツ丼を作るのだろうか。カツ
丼こそサッカー小僧最大の好物なのだ。出かける前、
合宿地では東京の強豪「保善高校」と同宿らしく毎日
の対戦を楽しみにしていたが、果たして成果はあった
のだろうか。もうすぐ始まる大会が楽しみだ。

横綱朝青龍に二場所出場停止という厳しい処分が下り
た。横綱朝青龍は「左ヒジ靱帯損傷」や「腰骨骨折」
の診断書を相撲協会に提出して、夏の巡業の休場を申
し出ていながら、故郷モンゴルでサッカーをしていた
問題に日本相撲協会が断を下した。二場所出場停止と
なれば復帰は来年お正月の初場所になる。それまで出
稽古も止められたというから文字通り部屋にちっ居の
身分だ。復帰まで部屋の力士のみで稽古していなけれ
ばならないから大変だ。これまで21回も優勝して大
相撲の「大看板」なのにと考えると、ちょっと厳しす
ぎるのかも知れない。

故郷モンゴルのサッカー場で朝青龍は、確かにサッカ
ーに夢中になっているところをカメラに写されて、テ
レビで連日放送された。放送された場面だけ見ると腰
骨が骨折しているようには見えない。身体をねじって
ヘディングを決めたりしてるのを見れば、夏巡業に参
加して十分相撲を取れるだろうと素人にも分かる。い
わゆる朝青龍の「我がまま」なんだろうが、診断書が
提出してあったというところをみると、常習者として
見られてもしかたがないだろう。それも所属の高砂部
屋の親方と共謀しないと、とてもこのような手の込ん
だまねは出来ないと思う。だとすると、ずいぶんと甘
やかしたものだ。

親方、おかみさん、相撲協会のお偉いさんと指導出来
る人間はいっぱいいただろうから、甘えさせた結果が
このような処分につながったとしたら、とても残念な
結果である。あるいは当の朝青龍こそいちばんの被害
者かも知れない。日本の伝統文化に外国人をなじませ
て、文字通り心技体の備わった大横綱を目ざす。決し
て不可能ではないことを白鵬以下に期待したいものだ。
ちなみに現在の日本相撲協会の理事長「北の湖」さん
が結婚したとき、パーティの席で私は仲間とブルーグ
ラスを歌った。スクラッグス・レビューの「ネバー・
エンディング・ラブ」だった。いまでもその場面を思
い出すが、北の湖さんも偉くなったものだ。

デッドマン・ウオーキング・九州ツアーは28日土曜
日、いよいよ大分ブルーグラス・フェスティバルへと
向かった。前日の「素敵な打上げ」の疲労感もなく、
午前にエルビス家から車3台に分乗して出発。途中に
「温泉タイム」や大分名産「鳥空揚」を食するタイム
などを混ぜながらも午後四時前にはフェス会場に到着。
改めて風光明美なフェスだと実感する。私はデッドマ
ンのリーダー、サトンパスさんと共に数年前にここを
体験済みだったが、何回来てみてもここの会場の美し
さは日本一だ。ステージでは女性三人組のバンドがや
っていた。「雰囲気いいなあ」とそのバンドを見つめ
ながら主催者を探す。

主催者の一人、上尾さんはすぐに見つかった。ステー
ジのMC担当が上尾(アガリオ)さんだったから探す
までもないのだ。「ヤーヤー!」と旧交を暖めてデッ
ドマンも元気に到着した旨をいう。というよりもすで
にメンバーは宿舎のロッジに入っていて、そのデラッ
クスな待遇に驚き、目もとをうるませて感動していた。
丸太造りの山小屋風のロッジには素敵なベランダが備
わっている。そこからステージが見おろせるという素
晴らしいロケーション。ステージはずっと続いている。
上尾さんから食事券やドリンク券をいただく。ロッジ
の中では「トシロー&フレンズ」の準備に入った。

デッドマン九州ツアーには「尻馬に乗った」仲間が二
人参加していた。いずれも私たち同様に何とか会社を
コントロールして、50歳の胸がはち切れんばかりの
期待感を持って同行している猛者だった。その一名が、
東京を出がけに「出演申込み」というブルーグラス人
特有の裏ワザを使っていたのだった。それが「トシロ
ー&フレンズ」だった。「あたしが歌うからテキトー
に絡んでね」とトシロー。いかにもブルーグラス的な
非常にイージーな頼みごとを言ってるのが聞こえてい
た。しかし、これでいいのだった。デッドマンからオ
ックンとシバケンが助っ人になってトリオでやるらし
い。ニューグラス・リバイバルの「ジンセン・サリバ
ン」もやるらしい。

夕日が赤く燃えながら飯田高原の山裏に落ちて暗くな
ると、ステージ前は投光基によって昼間のように明る
くなった。午後六時すぎ、「エルビス・グラス」の登
場だ。例によっての「コスチューム」は着ていなくて、
テンガロンハットをかぶったままの「素」のエルビス
吉川がブルーグラス・ナンバーを披露した。しかし、
お客さんの反応はいまいちだった。そこを見てとった
のか、ジャガーチェンジ一発。エルビス・ナンバーを
やるや、拍手喝采。中でも外人集団には大受けだった。
子ども外人まではしゃいでいた。エルビスは、やっぱ
りこう来なくっちゃおもしろくない。

ステージは順調に進行していて、ふと見ると久留米で
活動している「ハッチャリーズ」の出番だった。しき
りに「リードボーカルが親族の危篤で欠席」だからこ
のセットは大変だと言っている。話しているのはリー
ダーの日大OBの森光さんだ。後輩の「オームタ」の
大きな顔も見えた。バンジョー弾きがリードボーカル
をやって堂々と曲をこなしている。不在のリードボー
カリストがこのバンドにとってどのような存在なのか
知る由もないが、バンジョー君のボーカルはよかった。

森光さんのフィドルも健在だった。日大在学中はバイ
ロン・バーラインを目ざしてバリバリにがんばってい
た。私も若かったし、70年代のその頃は日大勢とか
なり親しく付合っていたが、中でも若い森光とは妙に
気が合った。その後、森光は故郷の久留米へ戻って稼
業を継いで、現在は専務になったと笑った。「ハッチ
ャリーズ」は、森光が久留米に戻ってから高校の同級
生に、何も知らない友だちに最初から仕込んでブルー
グラスを覚えさせたバンドだといった。そいつは凄い
ことなんじゃないかというと、NHKの「オヤジ・バ
トル」に出演したら、この森光の苦労に審査員が感動
して「特別賞」に輝いたという。

午後八時半がすぎて福岡の「ウッド&ワイア」が登場
した。以前は「徳田スペシャル」と名乗っていたが、
ベース弾きが変わったのを機会にお洒落なネーミング
にしたのだそうだ。最初はグリスマンの「ドーグ」ナ
ンバーをやった。ベースマンの腕試し的にしてはきつ
いかもと思って見ていたら、あれれれご機嫌なベース
マンではないか。ステージ横のテント下で待つデッド
マンたちも感心していた。ブルーグラス・ナンバーも
オーケーだった。少し入れ込みすぎて固さがあった他
は、九州地域を代表する実力バンドを遺憾なく発揮し
たステージだった。

大分フェスのトリを飾ったのは「デッドマン・ウオー
キング」だった。お洒落なコーラスはきのうの小倉の
ライブから継続していて、そばで見ていても少しの心
配もなく、安定してバランスしていたステージだった。
リーダー、サトンパスのギターも柔らかく決まってい
た。「PAのモニターが抜群だった」とステージ後に
語っていた。楽器的なアレンジはまだ発展途上だが、
仕事の合間に作り上げていくブルーグラス・バンドは
いっぺんにすべてを作ることは不可能だ。まずはメン
バーどうしのコミニュケーションが第一だし、そのう
えに少しづつ音楽を作って重ねていく。

デッドマンのようなベテランばかりのバンドでも、や
っとここまでたどりついているという印象だが、しか
しきのうもきょうもご機嫌なステージだった。あとは
明日のお昼に40分やってツアーも終わりだ。















デッドマン・ウオーキング・九州ツアー・レポート第二弾!のリルコミだあ

思いがけなく梅雨明けとなったきょうは真夏日だった。
連休したおかげで忙しい目にあっているところに、御
中元用のメロンが届いたので残業して配達。非常にタ
イトなスケジュールに追いまくられて少々バテ気味の
小平からこんばんは。

御中元のメロンは例年通りだが、今年は冷夏のおかげ
で出来上がりがずっと遅くなった。八月に入ってから
顧客や取引先に配達したことはこれまで一度もなかっ
た。メロンは愛知県の渥美半島産で名前が「渥美メロ
ン」と単純だけど味は良く、かなり好評なので毎年買
っている。なぜ渥美メロンかといえば、同居の義母の
出身地が渥美で、大分前に親戚がメロン作りをはじめ
たときに買って食べたのが縁でつながった。今年のよ
うに出来上がりが遅くなってしまうと注文を取消す人
も少なくないとか。生産者にとってはうらめしい冷夏
だったのだろうか。いま食べてみたら美味しかった!

27日金曜日午後五時少し前。ANAポケモンジャン
ボは福岡空港にゆっくり着陸した。フラップ不良で飛
行機が変わるというトラブルに見舞われた「デッドマ
ン・ウオーキング・九州ツアー」は、およそ四時間遅
れで到着。メンバーの顔に長い緊張による疲れは見え
るが、ツアーはまだはじまったばかりだ。ギター、バ
ンジョーなど楽器を含む沢山の荷物を受け取り、空港
正面の出口へ。「ハロー!エルビス」とお出迎えのエ
ルビス吉川さんと握手。遅れたことを謝っていると、
「ヤー!」と片手を上げてシバケンさんが登場。「J
AL329便」は快調そのものだった、と爽快な顔だ。
私たちはホントは先発して、今ごろは小倉に着いてラ
ーメンでも食べてるころなのにシバケンさんと同着と
は焦っちゃうね。

福岡空港からエルビスカーで二時間。午後七時きっか
りに小倉紺屋町のライブハウス「ビッグバンド」に到
着。きょうはここに「エルビス・グラス」と出演する。
リハーサルなどはもちろん出来なくて当然のぶっつけ
本番だ。まずはエルビス・グラス。お店の中へ入ると
同時にイントロが流れるというきわどさがまた受けて
いる。どんな場面であってもお客さんを喜ばせるとい
うプロフェッショナル根性がたまらない魅力のエルビ
ス吉川。前列にズラリと陣取って、かぶりつき状態で
見入ってるエルビス・ファンのお嬢様たち。そういえ
ばブルーグラス・ファンはというと、パラパラの様子。
デッドマンにとっては思いがけない壁となりそうなム
ード。どうしようか・・・。

バンドの控室は三階の普段はPA会社の事務室だった。
とりあえず気持を落ちつけて静かにそれぞれが集中に
入る。緊張感はあるもののメンバーはリラックスして
いて笑顔がまぶしい。出演時間ぎりぎりの到着となっ
て、ナーバスになりがちな気持になってもしかたがな
かったが、サトンパスさんの底抜けの明るさも手伝っ
てどうやら無事にステージに立てそうだ。と思ってい
ると、福岡の「ウッド&ワイア」の徳田さんが「エレ
ベーを忘れちょる!どうしようか」と言ってきた。
本来はエルビスが空港から私たちをピックアップした
後、自宅に寄ってエレベーを積んで会場へ行くはずだ
ったという。

私たちの飛行機トラブルによって時間がなくなり、直
接、何気なく会場へ走り込んだ結果が「エレベー無し」
という状況を作ってしまったのだった。誰も責めるこ
との出来ない不可抗力のようなものだ。しかし、エレ
ベー無しではデッドマンのステージは成立たない。こ
の事実をメンバーに伝えると、ほとんど顔色が白くな
って目が点になった。最悪だ。マネージャーの私が、
階段の隅に捨てられてあったボロベースを見つけてき
て、「これでごまかすか」と冗談をいうと、オックン
とサトンパスに凄い目つきでにらまれた。「テメエ、
荷物まとめてすぐ帰れ!」的空気が一瞬漂った。

よよっと、たじろいだところに徳田さんにエスコート
されたサラリーマン風の「セジマさん」が、顔中汗だ
らけにして「あったぞー!」どなりながら、片手にエ
レベーを下げて控室に入ってきた。「ウワオー!」感
激の一瞬だった。「ありがとう」を連発したことはい
うまでもない。「私が通うスナックから持ってきた」
と、いまや後光がさしているセジマさんにまた拍手。
私などは両手を合掌して深く礼をした。切羽詰まった
場面で逆転さよならホームランのような気持になった。
オックンがシールドを差し込んで弾く。野太いベース
音が響き、オーケーサインを出すオックン。

エルビス・グラスが終わっていよいよデッドマンの出
番だ。ところがPAの調整に手間取って20分ほどの
遅れが出た。オペレーターのそばでメンバーを眺める
と、この遅れた分の時間ですっかりリラックス出来た
ようだった。キックオフは「デビル・イン・ディスガ
イズ」いい乗りだった。ベースマンのオックンも快調
の様子。リードボーカル&ギターのサトンパスも声が
大きく出ていて調子がよさそうだ。エルトン・ジョン
の「ホンキー・キャット」に入ると、もう揺るぎない
デッドマン・ウオーキングになっていてかなりいい。
トニー・ライスのインスト曲「ワルツ・フォー・イン
ディラ」をマンドリン・アレンジしたシバケンの集中
もいい。どこにも乱れるところがなかった。

ニュー・グラス・リバイバルの「コールド・セイラー」
をオックンが歌った。会場のブルーグラス・ファンに
受けていた。バンジョーのギッチョも疲れを吹き飛ば
すように元気なイントロを弾いていた。全体にコーラ
スがよく合っていて美しく聞こえている。エルビス吉
川ファンのお嬢様たちも静かに真剣に聞いている。カ
ウンターそばの夫婦に見えたカップルは、曲ごとにか
け声を入れていた。しかも奥さんの方だ。お客さんの
拍手もブルーグラス・アライアンスの「ワン・ティン
・ソルジャー」が終わると俄然大きくなった。

マンドリンが印象に残る特徴的な曲にはグッと引きつ
けられたのだろうか。曲後感がよさそうだった。マイ
ケル・マーフィーの「キャロライナ・イン・ザ・パイ
ン」を最後に歌って、二曲アンコールとなってステー
ジは終わった。心配だった受け方もエルビス吉川さん
などの宣伝などが効いてとても素晴らしかった。明日
の「大分ブルーグラス・フェスティバル」も大きな期
待を持って臨めそうだ。尚、写真はこの記事とは別に
後日編集して掲載します。私は現在、大変お腹が減っ
ていてもう死にそうだ。











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    Rocking' Chair
    収録曲
    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
    12. When I’m Gone

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    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
    ----------
    130320IMG.jpg
    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

    CDの購入はメールでこちらへMAIL
    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


    ----------
    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

    ----------
    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
    ----------
    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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