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2008-01

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きょうは時事ネタのリルコミだあ

真冬の強風が吹き荒れてどこか黒澤明監督の
用心棒のシーンを思い出させた小平でした。
こんばんは。

きょうは請求書作りの日。晦日で閉めて翌々
月の支払い日という会社もあるが、大体は翌
月の10日払いである。職人の手間賃もこの
日に払われるのが小平あたりの習慣だ。だか
ら、手隙きの時間にはチラチラと新聞やテレ
ビを普段よりも多く見られた。だからという
わけじゃないが、現在の日本国は色々な方面
で凄まじい事態に落ち込んでいると実感した。
今朝のマスコミのトップニュースは、もちろ
ん「中国餃子」である。中国製の冷凍餃子を
スーパーで買って食べた市川市の家族などが、
吐き気や下痢の中毒症状に陥り、中には意識
不明の重体になった者もいたという。すでに
新聞では今朝の朝刊一面に、カラー写真で問
題の中国製餃子を報道しているのでここでは
詳しく書かないが、いちばん早く被害にあっ
た千葉市の母子は去年の12月の28日だっ
たというから驚きだ。次の被害者は兵庫県高
砂市のご家族で今月初めの5日に食べて入院、
重体患者を出した被害だった。そして直近が、
やはり重体となった市川市のご家族である。

まことに憤りで体が震えるのは、食の安全は
どこへ行ったのかという恐ろしい現実もある
が、最初に被害が出てからきのうの発表まで、
実に34日。一ヶ月以上も時間が経っている
ことだ。これでは中国側の生産過程がどうの
こうのというよりも、我が日本人、つまり同
胞に安全を脅かす者がいるといわざるを得な
いではないか。人件費の格安な中国に於いて
物を作らせて輸入して利益を追求することは
理解が出来る。会社ならばしごく当然の行動
ではあるが、同じ日本人が食べて激しい中毒
で入院した事実があったのに、公表しないで
ずるずる一ヶ月以上も放置した。第二、第三
の被害が防げていたと想像出来るのに事実を
発表しなかった。これは中国製だからなどと
いっている場合じゃなくて、敵は日本人だと
考えられても仕方がない会社の態度である。

今回の事件は、輸入元の日本たばこJTの子
会社「ジェイティフーズ」が引き起したもの
だったが、今後はジェイティフーズの製品を
買わないことをおすすめする。テレビに映っ
たいつもの謝罪会見は、まことに謝れば済む
ような問題ではない。北海道の「ミートロー
フ」のように会社を解散するような事件だと
私は認識している。ふと思ったが、ジェイテ
ィフーズ社員にこの問題の手作り餃子を食べ
てもらったらいい。しかし、きょうは不思議
な思いにもなった。それはきのうの夕刊だっ
たが、「つなぎ法案衆院通過へ」との見出し
で一面トップ記事だった。つなぎ法案とは、
例の自民党がガソリンを25円安くさせない
うようにと、強引に国会で可決させようとし
たものだったが、テレビによるときのうの夕
刊は朝日、読売、毎日、サンケイ、東京など
全紙が「衆院通過」とトップで報じたという。

ところが、つなぎ法案は衆参の議長が乗り出
して急転直下で、取り下げたという。しかし、
こういう政治のことはよく分からない。なぜ
ガソリンが安くなるのに暫定で安くならない
のか。とっても不思議だが、もっと不思議だ
ったのがマスコミの対応だった。この数日は
つなぎ法案が紙面をにぎわせて、きのうの夕
刊では全紙がトップで取り上げたのに、今朝
は「中国餃子事件」がトップ記事だった。確
かに食の安全を揺るがす大事件であることは
認めるが、きのうの今日という間に、いわば
一ヶ月以上も経過した古い事件が、いきなり
トップ記事になったことが不思議に思った。
夕刊のフォローはというと、一面にはあった
が大きいとはいえない扱いだった。つなぎ法
案が通過しないで取り下げた自民党と、トッ
プ記事では行けなかったんだろうとも思った
が、それは考えすぎだろうとも思った。世間
は激しく動き、あくまでも経済が強大である。











きょうは2パターンのおババに遭遇!リルコミだあ

久しぶりにあたたかい天気になった小平から
こんばんは。

きょうの現場は学園東町という小平市内でも
有数の高給住宅地。東京の西の郊外、都下と
いわれる方面に会社を所有する社長などが多
く住む地域なのだ。その中の一角に車を停め
て、道具と荷物をおろしていると真向かいの
奥さんが、庭からこちらをちらちらと見てい
た。私に気があるのじゃない。この奥さんが
近所で有名な「チクリ魔」で、5~6分停車
中の車を見つけると遠慮なく小平警察署交通
課に通報するという異常な趣味を持っている
おババなのだ。私は一年に数回、おババの真
向かいのアパートに仕事に来るが、数年前に
1回ミニパトに駐禁キップを切られている。
そのときはおババの情報をキャッチしてなか
ったので、悔しさのあまりミニパト嬢たちと
口論にも及んだが、なに、真実はクソおババ
によるチクリだったことをあとで知った。こ
れまでにどれだけの車がチクられたのかは分
からないが、高給住宅地に潜む邪悪なやぶ蚊
のような存在がいやらしい。アパートのとな
りの奥さんが道路を掃きながら私に近寄って、
「きょうは暖かいから庭から見てるわよ」と
注意を促してくれた。顔見知りのなせるワザ
である。図らずも緊張感が走った現場だった。

私の住むアパートは住宅地の真只中にあって、
道路も非常に狭い。くねくねと曲り角が連続
して狭いから、運転技術の中でも車幅感覚の
訓練にはもってこいだ。私は軽自動車に乗っ
ているので、車幅でまごつくなんてことはま
ずない。夕方、仕事の帰りに近所でも最も狭
い路地にさしかかると、私の前のトヨタカロ
ーラが対向車とすれ違いが出来ないのか止ま
ってしまった。対向車はホンダの軽自動車で
バーモスという車種だ。カローラがバックす
るので、すぐうしろにいた私もバックした。
どうやら、もういちどすれ違うらしい。しか
し、すれ違おうとしてる場所は、対向車側左
にミラーが立っていて、その分だけ狭かった。
のろのろと行き来してすれ違うが、途中でお
互いに無理だと思っているためか停止してし
まうのだった。お互いに車幅感覚に難がある
ためだ。うしろから見てると、私の前のカロ
ーラにはまだ30センチくらいの余幅が残っ
ていた。カローラがまたバックして来た。

もう一度チャレンジするのだろうと見てると、
運転手が降りた。つかつかと私に向かって歩
いて来ると、何やら大声でいっている。しか
たなしにウインドウを開けると、帽子をかぶ
った婆さんが、「あんた、もっと下がってく
れんかね」といった。すれ違う場所をもっと
後方にするのでという。後方に下がれば「出
来るのですか」と訪ねると、もちろんだと男
のような応えで自信をいった。バックミラー
を見ると私のうしろの車にも声をかけて、バ
ックをお願いしていた。私はおよそ30メー
ターほどバックして、婆さんがバックして来
るのを待った。ところがだ、勢いつけすぎて
バックしたカローラは突然、コントロールを
失って他人の玄関に飛び込んだのだ。驚いた
のは他人の家の住人だった。パトカーを呼ぶ
などという声が聞こえたが、私たちは3台の
車ともにすいすいとすれ違って混雑をあとに
した。路地を走れない人を目撃したのだった。




















捕鯨国日本対過激な捕鯨反対チームの行方!リルコミだあ

おだやかな真冬日だが寒さ変わらずの小平から
こんばんは。

夕方、所沢街道を通ってサッカー用品店の「B
&D」のある所沢へ行く。我家のサッカー小僧
が「買物がある」といって、仕事が終わったば
かりの私を待構えていたのだった。「○×△が
安いのでなくならないうちに」というが、それ
が何なのかいつも現物を見るまで分からない私。
このお店は立川や吉祥寺にもあって、小学校の
頃から各店のバーゲンに合わせて、何十回も運
転手で通っている。きょうは所沢らしい。途中、
府中街道との交差点手前に大きな梅の木があっ
た。よく見ると蕾が大きくふくらんで、中には
ピンク色の蕾も見えた。寒い冷たいといってて
も、来るべき春はもう目の前なんだと実感。今
年初めてのB&D店内はウイークデーとは思え
ない混雑ぶり。小学生から中学生のサッカー小
僧たちが、ダイレクトカード(はがき)と買物
用の透明な袋をを持って右往左往。我が子を見
るとさすがにカードは出してないようだ。「日
本のサッカー人口は現在100万人弱」と書い
てあるボードの横に立ったまま、買物終了を待
つ。ちなみに野球人口180万人だと書いてあ
った。Tシャツか帽子があったら買いたいな思
って店内をひとまわりしたが、時期的なのかま
ったくなかった。入口の階段に大きなレットリ
バー犬をつないだ母がいた。残された犬が私と
目が合ったとき、「ワン、ワン」と吠えた。そ
の吠えたのが合図に、「お待ちどオ」と我家の
サッカー小僧が買物袋をかついで終了だという。
ベージュ色の長い毛のレットリバー犬は、私た
ちが行くと尻尾を激しく振って何度も右足を持
ち上げて「来い来い」をしてくれた。しかし、
サッカー小僧はさっさと犬の横を通って駐車場
へ行くのだった。しかたなしに私も「バイバイ
」と犬に手を振ると、そのとき犬は私のあとの
お客さんに愛想をふりまいていた。「誰でもい
いのか!」と裏切られた気持が寂しかった。

そのむかし、「クジラのコンサート」が東京の
晴海埠頭の大きな展示場の中で行なわれた。い
までもよく分からないままだけど、クジラを穫
って食べてる日本国で、「クジラを食べること
に反対」のコンサートをやれば、国際的に意味
が大きいといって開かれたのだろうか。いわゆ
る捕鯨反対運動のはしりだった。78年頃だっ
たと記憶しているが、私は生まれて初めて見る
大がかりなコンサートの中にいて、毎日興奮し
て眠らないで、コンサート会場とミュージシャ
ンの泊まっているホテルを行き来していた。ジ
ャクソン・ブラウンやジョン・セバスチャンが
私の前を通過していく。連れションもした。そ
して、このときに見たピーター・ローワン&リ
チャード・グリーンの凄いステージは、いまで
も最高のライブだったと忘れられないでいる。
確か、バンジョーはジョン・ヒックマン、リー
ドギターにダン・クレアリ-がサポートしてい
た。ステージは、ピーターが幻想的な演出でマ
ラカスとマンドラを交互に使い、表情豊かな「
ランド・オブ・ザ・ナバホ」でピークを迎えた。
そのとき、ニ千人くらいの観客全員が「♪クジ
ラじゃ、クジラをすくえ~」と合唱していた。
まるで魔法にでもかかったようにこのステージ
は心から酔った。「クジラはもう食わない」と
そのときは決意したものだった。あれから30
年。近ごろまたしても捕鯨国日本をターゲット
にした「反対運動」が目立っている。しかも、
捕鯨中の船に体当たりしたり、前を横切ったり
して妨害を繰返し、「シー・シェパード」なる
組織は捕鯨船に飛び移って反対をアピールする
など、相当に過激である。このような反対活動
の実体を連れてきたテレビ番組が、全世界向け
に放送するという組織的な反対ぶりだ。ピータ
ーが「♪クジラ~、クジラじゃあ~」と歌って
反対してた頃の運動とは、真反対の行動である。
「連中はできるだけ過激に行動すれば目立つか
らね。お金も欲しいだろうし」とは捕鯨側の日
本人船員。クジラは「野生動物」だから捕鯨に
反対というのが欧米の立場であるが、それでも
「美味しい」ではないかと日本国。クジラが増
えて小魚を食いすぎているとも日本は主張して
いる。果たして、農耕民族対騎馬民族の様相も
ちらついたこの勝負の行方は?













白鵬の優勝!我家は横綱決戦に大盛上り!リルコミだあ

連日真冬の冷たい寒気に支配された小平から
こんばんは。

白鵬が勝ってホントによかった。大相撲初場
所千秋楽の結びの横綱決戦は我家でもテレビ
の前で盛上がった。珍しく長女もきのうはい
たので一家全員で勝負の行方を見守った。私
は白鵬勝利だったが、懸賞金のぐるぐるが終
わって制限時間となったとき、朝青龍が例に
よって左腕をぶるんと大回しすると、強そう
に見えたので、きょうは朝青龍が勝つんじゃ
ないかと弱気になった。白鵬を見ると闘志を
内に秘めているのか表情は静かで落ちついて
いる。朝青龍の動に対して白鵬の静。個性は
全く反対である。行司が割って入り軍配が返
って一発で立上がった。すぐに右四つに組合
って白鵬の優勢だ。朝青龍は不利とみて何度
も巻変えて自分有利の体制にしようとしたが、
落ちついた白鵬がこれを許さない。力の入っ
た大一番になった。お互いに吊り合ったとき、
「お父さん、イスから落ちるよ」と長女がい
った。すぐに家族全員が「あーッ」と声を出
したとき、勝負がついていた。白鵬の左上手
投げが決まったのだった。私とサッカー小僧
が拍手をした。「フ-ッ、やっぱり白鵬か」
といった朝青龍びいきの長男は悔しそう。ハ
ンバーグのお肉をこねていた妻が、「両手で
持ったわ」と懸賞金をもらった白鵬を見てい
た。「あれって1本いくらなの」と長女がい
うと「6万円らしいよ」と私。48本掛かっ
たから、あれは288万円のワシ掴みの計算
になると説明をすると、「全部モンゴルへ持
って行くのね」とまたしても妻がいった。我
家の女どもは勝負よりもお金の方に関心があ
りそうだ。「すごい勝負だった」と長男。満
足そうに自分の部屋に消えた。私も力が入っ
た。イスから落ちそうになっているのに正直、
気がつかなかった。落ちていたら、長女に何
といわれただろうかと思った。白鵬は夜のN
HKのスポーツニュースに出演して、「巻変
えしを許さなかったのが勝因だった」と語っ
た。眠いのを我慢して起きていた私も「そう
だ」と納得のいく言葉だったので、大いに満
足した。きのうは朝からこの対戦が気になっ
てしょうがなかった。これほど自分が大相撲
に夢中になったことはなかった。夕食のハン
バーグは子どもたちの大好物で私も好きなの
だが、食べると太るので家ではほとんど食べ
ない。「体重が減ってないなあ」と大きな声
でいう内科の医者が恐いのだった。








大相撲の結果が気になってしかたがない!リルコミだあ

きょうも冷たい凍えるような北風が吹いた小平から
こんばんは。

いま大相撲がおもしろい。朝青龍と白鵬がともに1
敗どうしで並んでいるため、明日と千秋楽の勝負が
かなり盛上がるに違いない。我家も朝青龍が長男、
白鵬が私とサッカー小僧で分かれている。妻と長女
はフィギュア・スケート命なので、ここには加わら
ない。きょうも朝青龍が相手の大関琴光喜に責めら
れて負けそうだった。あの憎たらしい朝青龍が負け
そうなときが一番おもしろい。「負けろー!」と声
をかけたがまた勝っちゃった。勝ったあとの懸賞金
を受取ったあとの顔がふてぶてしくて悔しいことお
びただしいのだ。先週滞在した北九州のエルビス家
でも大相撲を見て暮らしたが、やはり興味の対象は
「朝青龍は負けた?」かに集中していたようであっ
た。勝ち負けがはっきりしている大相撲ならではの
観戦スタイルではあるが、このままいくと千秋楽で
「横綱決戦」となりそうだから大変だ。新聞によれ
ば北の湖理事長も無選挙状態で四選されるという。
あの大騒ぎの張本人たちがともに快調だなんて、我
が日本はヒールが受けるのだろうか。悔しい!

アンドレのためにプロ野球にも注目してみると、読
売ジャイアンツの原監督が、「今年は若手を使わな
い」といった新聞記事が目を引いた。いやムカッ腹
が立ったというのが本音だ。千葉県にあるという国
際武道大の学生を前にした講演で、「リーグ連覇、
日本一奪回のため、若手育成よりも、とことん勝利
にこだわっていく」と語った。ふつうは若手の育成
がプロ野球チームのチームたる所以ではないのかと
考えていたので、若手は使わないといった原監督の
大胆発言に腹が立ったのだった。しかも、若い学生
たちの前での発言である。以前から体力はすぐれて
いても頭の方はいまいちなお方だというウワサを信
じていた私だけど、このようなおバカさん発言とも
とれるようなことを聞くと、「やっぱりね」と溜飲
が下がるのだった。そもそも、チーム名が東京のか
わりに「読売」してから、まったく応援しなくなっ
たもんね。

その原発言から、10日あとのきょうの夕刊フジに
は、日本将棋連盟からアマチュア三段の免状を贈ら
れた阪神ターガ-ス岡田監督のコメントが、ウンチ
クがあって興味深かった。曰く、「好きな駒は桂馬、
相手がどう打つか探るのが好き」と岡田将棋のスタ
イルを公表した。こうもいった。「将棋と野球を一
緒には出来ないが、周囲からヒンシュクを買うほど
の大駒ばかりをそろえたって、スキはある」と語っ
た。ジャイアンツは今オフ、ラミレス、グライジン
ガ-、クルーンという「そこまでやるか」的トレー
ドを敢行した。タイガース・ファンのアンドレが、
「新聞屋がえげつない補強をしおった」と新年早々
に怒ったのも無理もない。将棋を愛する岡田監督は
さらに、「大駒を持たされすぎた原監督が、動いた
らチャンスあり。監督っていうのは自分の色を出し
たいから、駒があればあるほど使いたくなるんや」
だって。原君が監督にいる限り「負けないよ」と宣
言しているようではある。中日ドラゴンズの落合監
督の今季の抱負も聞きたくなったね。

今年のプロ野球はかなりおもしろくなりそうだ。読
売はどこかニューヨーク・ヤンキースに似ているよ
うだ。ヤンキースも大駒ばっかり集めてもなかなか
世界一にはなれないでいる。岡田監督の「桂馬」が
好きだという言葉は結構深いよね。















「晩酌」は日本人の飲酒文化なのだ!リルコミだあ

きのうの雪が全部消えていたのには驚いたが、
冷たい北風がビュービュー吹いて雪よりも寒
かった小平からこんばんは。

きょうの現場は小金井の東京農工大キャンパ
スに近いところだった。古い二階建てのアパ
ートの内装だったが、窓を開け放つと強風が
突き抜けてきた。部屋がちょうど南北に向い
ていたから北風がモロに吹抜けていったが、
その冷たいことったらなかった。バケツに水
を汲んでいると外気より明らかに水道の水が
あたたかい。かじかんだ手指がほぐれていく
のが感じられ、こんなこともあるんだなと思
った。本格的な冬将軍の到来である。しばら
くはこの寒波に耐える日々となる。ところで
寒い日は何といっても晩酌が楽しみだ。量は
少ないが毎日の晩酌が寒くなれば余計に待ち
遠しくなるようだ。

食前に1杯のベルモットで食欲を刺激させて、
食後にウイスキーやリキュールを飲んで食事
の余韻と会話を楽しむ。これは欧米の飲酒文
化の特徴だという。パブでワインなど軽く飲
みながら昼食をとるのも欧米人ではごく普通
のこと。ヨーロッパの街角風景にはお馴染み
のシーンである。パーティーでもまずは入口
で「ウエルカム・ドリンク」が出される。す
ぐにくつろげるようにとの配慮だ。いずれも
日本とは大きく異なる習慣だが、長い挨拶や
スピーチのあとに乾杯して、ようやくお酒に
ありつける日本スタイルを欧米人はどう思う
のだろうか。

日本では酒は夜になってから飲む。一日の仕
事を終えてから飲む「晩酌」が日本人の基本
的飲酒スタイル。人によっては「明日の鋭気
を養うための晩酌」という方も少なくないが、
量の大小は別にして晩酌こそが平均的日本人
の文化なのだ。これが庄助さんのように朝酒
ではもってのほかで、昼酒でも顔を赤くして
会社などへは行けない。やっぱり夜のはじま
り、午後6時ころから飲むのがベストである。
それと日本人の酒は「肴」とともに楽しまれ
る。酒は肴がないと飲んだ気がしないという
わけだ。四季折々の海の幸山の幸を肴にして
飲むのが日本人の独特な特徴だろうか。食べ
ながら飲む。健康にいいのだ。もうすぐ立川
のウドが出て来る。あの白い裸体に酢みそを
つけて食べつつ飲む。これがいい。少し苦い
けど菜の花もいい。きのうはエルビス家の高
菜漬けで一杯飲んだ。さて、きょうは何が出
て来るのか。








小平は一面の銀世界の雪景色。リルコミだあ

あっと驚きの雪になった小平からこんばんは。

あさ目がさめたときは降ってなかった雪が7時
すぎからどんどん降り出したので急遽、本日の
仕事をすべて中止にした。九州から戻ってから
二日間、ハードな現場だったので骨休みには絶
好のタイミング。次々に出かける子どもたちに
「行ってらっしゃ~い」という言葉がいつもよ
りはずんでいる自分に気がつく。サッカー小僧
はいつもの7時すぎに、長女は自転車をやめて
小平駅まで歩くんだといって早めに家を出た。
長男はタイミングよくお休み。納豆、シャケ、
お味噌汁で朝食を済ませるとあとは予定は何も
ない。「わーい」大喜びの休日じゃあ。ごそご
そと見てない映像を探しはじめたら、「ジョイ
フル本田まで灯油を買いに行きたいけど」と妻。
「タンクで200円安いの」と行きたい理由を
いってくれるが、それでもDVDを探してぐず
っていると、「タンクの残りがゼロだ」という
のを聞いて立上がった。

よし、と外を眺めると、一面の銀世界。尚も降
りつづける雪を見て「これじゃ武蔵村山まで行
ったら帰れなくなりそう」と近くのスタンドに
変更をいうと、あっけなくオーケーが出た。そ
の他のお買い物も行っちゃえと決心して車に乗
り込む。「大雪だあ」と子供心にかえってうれ
しい大喜び運転。路地を通る対向車はまったく
無し状態。青梅街道も驚くほど車が少ない。ス
タンドのお兄ちゃんは「おばちゃんたちにはこ
の雪道は無理ですよ」と車が少ないわけを話し
てくれた。そこに「ジャラジャラガンガン」と
大きな音を立てておばちゃんカーがやって来た。
どうやらチェーン巻に失敗したらしい。花小金
井駅の西友に着くと駐車場は満車状態。早めに
夕方のお買い物を済ませようと考えたのか。妻
がこの西友を選んだ理由は「秋田味噌」を買う
ためだったが、ここはお魚やお肉も新鮮なので
たびたび来ることがあった。

「寒いから鍋でいこう」と私がいった。助宗鱈
と中国産しかなかったハマグリ、長男が好きな
海老を買って「あったまり鍋」のイメージが出
来た。あとは子どもたちが帰ってくるまでじっ
と我慢して待って、みんなでつっ突くだけだと
にんまり。日本酒の棚に行って各地の銘酒の中
から、宮城県の「純米浦霞」を取った。かつて
高田馬場駅そばの居酒屋で西貝さんと飲んだと
き、この浦霞が出て美味しかった記憶が忘れら
れないでいた。そういえば、近ごろ飲んだ日本
酒でベスト1は新潟十日町の「四天ばやし」だ
った。ラベルの字が違ってるかもしれないが、
私には絶品の味わいだった。何よりも冬は日本
酒が美味しいよね。そして、「あ~んして、」
なんて食べさせてくれる料亭があったらいいな。
これは私が通う床屋の亭主の口ぐせだよ。












西南大学OB「セフリ・マウンテン・ボーイズ」は超おもしろバンドだった!リルコミだあ

あさから冷蔵庫の中にいるように冷たい小平から
こんばんは。

きょうは寒くて冷たかった。こんな日が続くと私
たち現場仕事は体があったまらないし手足も冷た
くてつらいのよね。よっぽどじゃないと火器は使
わないから、いまのところはひたすら気温上昇を
願っているのだ。まあ、現場によってはエアコン
が使える場合もあるがそれはかなり珍しいケース。
さて、きょうで私の役目が終わって請け元の大工
さんにマンションキーを渡そうと携帯すると、違
う現場に届けに来てほしいという。「小川寺」の
裏に車が停まっているからというが、私はこのシ
ョウセンジが分からず、20分もウロウロまごつ
いてしまった。実はその辺りの地名は広く小平市
「オガワチョウ」で、「誰でも知っている」と大
工さんがいうお寺はてっきり「松泉寺」だとイメ
ージしていた。私の先入観の誤りだったけど、よ
うやくキーを渡したとき、「ちょっと高級すぎて
読めなかったよ」と遅れた原因をいうと、「オレ
は岩手の生まれだけど読めたぞ」ガハハハと大工
さん。余計に寒くなった。

北九州から博多まで高速道で60キロ、およそ4
0分ぐらいか。19日の土曜夜、小倉競馬場で「
オケラ」になった私たちはカーレーサー、サトン
パスさん運転のエルビスカーで博多「ディキシー
」にいた。ここは気っ風のよいマスターと文字通
りメリケン南部料理が博多名物になっているレス
トランだが、もう一つの売りがブルーグラスやジ
ャズのライブハウスにお店の表情が変わるところ
である。この日はエルビスさんと関係が深いバン
ド、「ウッド&ワイヤー」の出演だった。リード
ボーカルの徳田さんとバンジョーの小野さんはエ
ルビスグラスにもときどき参加しているそうだ。
バーボンの水割りを飲んでいると、「競馬へ行っ
たらしいの」といって不動産屋主人的オヤジが近
寄って来た。「わしはいっぺんでいいから、あの
来賓席で競馬をしてみたいんや」といってニヤッ
と笑った。そういいつつも私たちのテーブルに着
くと、「わしが東京へ行ったとき、バンド対抗戦
のとき、あんたは審査員じゃなかったか?」と私
を睨みつけていうのだった。

確かにロバート対中さんに押し付けられるように
してどこかのコンテストの審査員をしたことはあ
った。しかし、日本中の大学バンドが集った場所
ではまったく経験がない。「競馬マニア」と自称
して、「家の中が全部競馬場や」といってはばか
らない不動産屋風のオヤジは、実は西南大学の「
マウンテン・プレイボーイズ」OBだとエルビス
がそっと教えてくれた。なるほどそういえば、先
ほどからお店の端っこでギターのチューニングを
しているのを見ていたし、エルビスが「きょうは
2バンドや」といったのも聞いていたが、目の前
で朝青龍も真っ青な迫力顔で話しかけられると、
初対面の私たちにはとても同業者には思えなかっ
た。世の中は広いのである。「明日は自宅で競馬
や」と気合いを込めた言葉を残してテーブルを離
れたが、いったいどんなブルーグラスを聞かせて
くれるのか。サトンパスさんと思わず顔を見合わ
せたのだった。

午後8時。「ウッド&ワイア」のライブがはじま
った。コ-リングスのドレッドノート・モデルを
大きくうねるようなリズムで調子を取って歌う徳
田さんの出来がすべてというバンドスタイル。声
質につやがあってさすがのベテラン・ボーカルだ
った。一転してド-グがはじまったが、こうなる
と小野さんのランディウッド・マンドリンが冴え
て、グッとバンドのバランスも引き締まった。明
らかにリラックスしたいい音が出ているのが不思
議だった。ベースマンも水を得た魚のように楽器
に絡みついて存在感があった。去年、大分フェス
のステージでも同じメンバーのウッド&ワイヤを
見たが、ド-グをやった分だけここのライブが新
鮮に感じられた。ジャズソングもよかった。

さて、西南大OB「セフリ・マウンテン・ボーイ
ズ」のライブがはじまった。「マーティン・ギタ
ーじゃないといい音は出やせん!」といいながら、
慣れたD18を持った先ほどの競馬狂、不動産屋
のオヤジが登場!前髪が寝起き状態のままだった
が、こうやってステージに立った姿はさすがに年
期が入って颯爽とかっこがよい。「では」という
と、うしろからちょろっと出て来たって感じでサ
ザエさんの波平さんのようなお父さんが、変な楽
器、ウクレレ的バンジョーをマイクにくっつけて
弾きはじめた。すぐにチューニングがあやしいこ
とに気付いたらしく、5弦をなどをチューニング
し直している。態度がなんとなくコミックバンド
的だが、しかしここでは笑いは起きなかった。「
ペンペケペンペケ」と波平さん、一生懸命にフォ
ギー・マウンテン・ブレーク・ダウンを弾き終え
た。「ではビューティフル・ライフを」といって
お馴染みのセイクレッド・ナンバーを歌った。「
えー、この人は九州で初めてスリーフィンガー・
スタイルのバンジョーを弾いた、と自分でいって
ます」と軽妙なMCがいよいよ出始めた競馬狂の
お父さん。まだお名前が分かっていないのだ。

「シンク・オブ・ホワット・ユーブ・ダン」がは
じまると、かなり失礼だったが、私たちはお父さ
んたちの持合わせたステージングのおかしさに我
慢が出来なくなって、キャーキャーと大笑いが止
まらなくなっていた。MCの軽妙さも素晴らしか
ったが、何といっても主役はバンジョーマンの波
平さんで、例えばシンク~が上手に終わってもバ
ンジョーは止まらないでいて、MCをものともし
ないで弾き続ける。むしろ本番よりもうまく弾い
ているのを見て、私たちは笑い転げたのだった。
「セフリ山は福岡では有名」とMCは続くが、や
っぱりバンジョーは練習してる。真面目なセイク
レッド・ソング専門のように次々に「エンジェル
・バンド」などの名曲が歌われた。

競馬狂のお父さん、「次の曲は、練習しなきゃダ
メだ」ということで練習した曲ですというと、波
平さんは横から「でも、練習しようといったヤツ
は練習に来なかった」と内輪を暴露。3部4部の
コーラスをよく聞いてると、それぞれがパートの
音を外しながらもナゼかまとまって聞こえて来る
という高等技術が、またもや笑いを誘っていた。
しかし、さすがと思わせるステージングには年期
が入った「いぶし銀の渋味」があって、それはブ
ルーグラスへの情熱もほとばしるという見事なも
のだった。不動産屋的競馬狂もサザエさんの波平
も楽器を持って歌う姿は、まさしく西南大学「マ
ウンテン・プレイボーイズ」OBの栄光と貫禄に
満ちたブルーグラス人そのものになっていた。福
岡の伝統を感じた。すべて終わって外に出て握手
でお別れしても、なかなか興奮はおさまらなかっ
た。小倉競馬に「背振山特別」というレースがあ
って、昼間に私は「1ー2」の枠連馬券を当てた。

不動産屋的競馬狂の渕上さん、そして波平の竹下
さん。思い出になりました。サンキュー!












19日小倉競馬場の武豊はスカを繰返してくれた!リルコミだあ

雪の予報が見事に外れた小平からこんばんは。

先週17日、北九州芸術劇場で開かれた「国本
武春」の北九州公演に出かけて、ついでにお遊
びしてきのう20日夜に戻りました。お正月に
実家に行っても休めなかったので、北九州と博
多でゆっくりのんびり3泊4日を過ごせたのは
何よりもうれしかった。さて、17日の公演は
北九州中小企業経営者協会の主催だったが、企
画は「エルビス・プランニング」によるもので、
これはもちろんご存知、プロ歌手となったエル
ビス吉川さんが昨年スタートさせた音楽事務所。
しかも事務所としての初仕事とあって、国本の
前にはカラオケによるエルビス・オン・ステー
ジに加えてエルビス・グラスも出演。およそ5
00人の観客からやんやの喝采を受けて、すっ
かり地元に定着した人気ぶりを示していた。お
あとに登場した国本は、宮本武蔵と佐々木小次
郎が決闘した「巌流島うた絵巻」をうなって調
子を整え、三味線日本浪曲史をはさんで十八番
の「忠臣蔵」で締めた。「先月と今月は忙しく
て」と超売れっ子ぶりの様子だったが、明後日
は京都で翌日は山形へ行くといっていた。他に
「デーモン閣下」と舞台稽古中なんだとも。私
にとっては久しぶりの国本芸だったが、節のま
わし方などにも深みが増して、一段と磨かれた
ように感じられた。そのうちに弟子を何人も経
由しないと国本に会えなくなるかもしれないね
と終わったあとにいうと、「弟子はまだなんで
すよ。アメリカへ行ったりしてるから、無理な
んですよ」と笑っていた。そうだった。国本は
国際的芸人だったのだ!

小倉競馬場5F
小倉競馬場5F

19日土曜日は小倉競馬場へ行った。エルビス
家は小倉の母原という村にあって地元では超有
名だが、この村にはもう一人有名人が住んでい
て、その方が小倉競馬場の副場長。競馬通にい
わせると「とてつもなく偉い人」となるらしい。
エルビスは「VIP席で競馬が出来る」から行
こうとなって、村の人たちに混じってこの日、
生まれて初めて競馬遊びに行くのだった。モノ
レールに乗って小倉競馬場駅へ。駅が競馬場と
一体となっていた。入口に行くと手の甲に光線
を当てられると、これで出入り自由になるのだ
そうだ。パドックで馬を見るためらしい。エス
カレーターで5Fに昇る。そこは前面がぶ厚い
透明ガラスに遮断されているが、視界がパーッ
と広がる別天地。緑色が鮮やかな楕円の芝コー
スが見える。通路には隅々まで美しいジュータ
ンが敷き詰められて、歩くのがもったいない雰
囲気。さっそく副場長が登場して私たちを席に
案内するのだった。「このレースは見学」と誰
かがいったので、第3レースは馬券の種類など
を見て過ごす。「きょうは安くても5000万
円の馬券を」とエルビスが何やら自信ありそう
な声で胸を張った。「ぼくは三連単で勝負」と
サトンパスさん。「三連単ってな~に?」と私。
早くも風雲気味ではあったが、まわりのプロの
勝負師たちに見えたおじさんたちに混じって、
馬券売場に通ったのだった。

スタート・カー
スタート・カー

全レース終了後のパドック
全レース終了後のパドック

競馬を馬券を通して見ると、これがなかなかに
おもしろいのだ。馬券は色々な種類があって、
最後までかかっても全部を覚えられなかったが、
私たちはほとんどが初体験ながらもおもしろく
て、最終の12レースまで「こんどは絶対に3
ー10ー4だ」、「オレは枠連の4ー5だよ」
と夢中になって馬券片手にレースを楽しんで時
間を忘れていた。しかし、とても残念なことに
私たちは大外れと惜しい外れを繰り返しながら
も最後には1万円強をすったのだった。500
0万円馬券的中はネクストに繰り越したエルビ
スさんも、さすがに「競馬は難しい。私はパチ
ンコ向き」だと自分を解説して笑った。しかし、
競馬はおもしろくて、馬券は非常にスリルがあ
った。村のおばちゃんが「ワイド馬券」で的中
を連発して玄人ぶりを発揮してみせてくれたが、
不思議なことに、買った馬券が外れてもとても
おもしろいのだった。「クセになりそう」と実
際に感じている自分に気が付いていた。しかし、
あのスーパージョッキー、「武 豊」が人気の
馬に乗っても一度も1位に来なかったのはナゼ
だと思った。私などほとんど武がらみで買った
のにナゼだ。最後に出た言葉は「武のクソッタ
レ」だったよ。

競馬の夜、私たちは博多の「ディキシー」にい
たが、その話しはまた明日。


Wood & Wire
Wood & Wire

Sefuri Mountain Boys
Sefuri Mountain Boys













単独海外旅行を企む若き女性たちよ!リルコミだあ

やわらかい日ざしでも暖かかった小平から
こんばんは。

午後、一橋学園駅前の床屋に行くと顔剃り
専門のタイ人のお婿さんがにこにこ顔で迎
えてくれた。「コンカイハ、ドコイクノカ
」と顔に蒸しタオルを乗せて聞いてきた。
「九州イクヨ」と私がいうと「****」
とタイ語が飛び出してきた。興奮すると知
らずに出て来るんだと床屋の親方が何度も
いっていたが、「スミマセン、コノアイダ
イキマシタ」と言い直したので、こちらは
ようやく会話になった。「あのね、タイ人
はキュウシュウと発音出来ないみたいだ」
と隣から親方。さっきも「クス」というか
ら分からないんだよと、ホントかウソか分
からないような説明をつけ加えてくれたが、
私はほんとかなと思った。何でも床屋さん
一家はお正月に別府温泉に行って来たらし
い。「温泉ヨカッタ?」と上の顔めがけて
聞くと、彼は眉毛を剃ってる最中か真剣な
顔して応えなかった。

やがて肩もみが始まるとお互いにリラック
スして、会話も盛上がる。私が長女がタイ
~ベトナム~カンボジア旅行からようやく
家に戻ったというと、「ソデスネ、3月は
暑クテダメ」いまがいちばんいい時期だと
力説した。「ツアーデスカ?」と聞いたの
で「単独、たった一人ダヨ」というと、「
ソレ、トテモアブナカッタ***」またタ
イ語が出てきたので「エッ、ナニ」と聞き
返してるとまたもや親方、「タイ国は仏教
国で、国民は話し方もやさしいけど、これ
が危ない」といってるのだと通訳してくれ
た。さすがに娘にタイ人のお婿さんを迎え
ただけはあるねえと、鮮やかな通訳ぶりに
感心してると、「あのね、私の娘もタイに
単独旅行したの」と親方。すると私の肩に
つかまっていた手に尚も力が加わり、「へ
へへへ」と下向いて笑うお婿さんだった。

どうやらタイ語になって本気に心配したの
は経験者自ら語ったのだった。親方は尚も
「娘はオーストラリアでタクシー強盗にも
遇っている」監禁されて、運転手がどこか
へ出かけたときにドアを破って逃げて助か
った。「娘も単独の海外旅行が好きで」い
つも大体ひとりで出かけて行ったけど、タ
イで恋愛してから落ちついた。自分で稼い
だお金で海外へ行っちゃうから、親として
は「やめろ」とは言えない。まさしくその
通り。我家の長女に聞かせてあげたい話し
ではあったが、「お父さん、今度はウズベ
キスタンに行くね」ときのうの夜に聞いた。
どうなってんだろうね。

先週新年会で久しぶりでお会いした評論家
の斉藤徹さんから、「HIGH LONESOME」が
届いた。B5サイズ見開きのミュージック
ペーパーで、CD紹介と投稿による日々雑
感という構成。07年暮れ号では「LARRY
CORDLE」の新作Took Down and Put Upと
「JOSH TURNER」のEverything Fineの2枚
が小原多可代さんのペンで表紙で紹介され
ている。何よりもこのような体裁はいわゆ
るミニコミペーパーで、昔懐かしい香りが
いっぱいに漂っていた。メールは以下です。
メール



さて明日から九州に出かけるので少しお休
みをいただきます。21日から復帰します
のでよろしくね。










国本武春北九州芸術ホール公演!リルコミだあ

今朝は氷点下のように冷えた小平でしたが、
原因は氷のように冷たい北風が吹いていた
せいだった。本格的な冬の到来だろうが寒
いよね。こんばんは。

お正月に実家へ戻ったとき友人たちが集っ
て宴会で盛上がったが、そのとき同級生の
一人が「タイムマシン」を欲しいとしきり
にいうのだった。タイムマシンでどこへ行
くのかと聞くと、「父と母がいてオレが生
まれた。だから父母が出会わないようにし
たいんだ」という。「何だよ。じゃあお前
は存在しないじゃないか」と他の同級生が
大きな声でいうと、当人は「存在しなくて
いいんです」とさっぱりした顔でいった。
何だか訳ありなのかなと普段のことを知ら
ない私は思ったが、そういえばタイムマシ
ンがあれば自分を製造した瞬間に立会える
ではないかと考えた。父と母が出会わない
ように邪魔だって出来るぞとも考えた。し
かし、ついに時間を超えたい理由を白状し
た同級生は、「生れ変わりたい」と日頃か
ら口ぐせのようにいっていたという。

尚も酒の勢いで問いつめると「生れ変わっ
て、初恋の女と結ばれたい」といった。「
ホ-」とまわりの同級生。当然「それは誰
だ?」と興味は第二段階へと進んだが、そ
れはともかくとして、私にはこの同級生は
なかなかおもしろいと思った。自分という
存在を別な人格と「取替えたい」ために父
と母の時代に戻るなんていう発想は素敵だ
と思った。ところで、もしもタイムマシン
なる便利なツールが人間の手で出来ちゃっ
たら、いったいどんなことになるんだろう
か。人間には時間をさかのぼることが出来
て、ネズミやサルなどはそのときどうなっ
ているのか。人間だけが進化して地球と他
の惑星を行き来してるとは思えないけど、
ちょっとワクワクする想像の世界だ。

今週の17日から20日まで北九州市へ出
かけます。ご存知「国本武春」さんの公演
が17日北九州芸術ホールで開かれるので、
今回はカバン持ち役として働くのが目的で
す。国本さんは北九州市に縁があって、こ
れまでにも何回かうなりに行っていて、そ
のせいか今では千人規模のコンサートも可
能になっているほどだ。地元東京ではなく
て北九州市であることを考えると、いまや
国本武春の人気は半端じゃないのだ。今回
はそこに「エルビス・グラス」や徳田&小
野さんたちの九州進歩派が絡むそうだから、
何やらとても楽しみになってくる。例によ
ってチケットは前売段階で完売になってい
る。まわりくどくなったが、17日から少
しの間、リルコミをお休みします。







新年会に出席!リルコミだあ

連休最後のきょうは底冷えのする一日だった。
テレビでは日本各地の成人式の様子を放送して
いたが、どこも冷え込みが厳しいとレポーター。
こんばんは。

午前、お正月の4日にカンボジア~タイなどに
単独で旅行に出ていた長女が無事に戻ってきて
妻をよろこばせていた。私は帰って来てお茶漬
けを食べてる長女に、「よく勤務先が長い休暇
を与えたね」というと、「就職を決めたときに
話してあった」から大丈夫だったのと応えたの
で驚く。我が子ながら躾が足らないと反省の汗。
午後、親しい大工の長男から電話が入り見積り
に出る。彼は高校野球で甲子園に行っているス
ポーツマンで、実に礼儀正しくて気持のいい青
年だ。お父さんのあとを継ぐ大工さんでお客さ
んの受けも非常によく、将来が楽しみな一人。
来月工事予定のリフォーム現場に行くが、きょ
うはさすがに寒かった。畑に咲いた菜の花も凍
りついていた。

一昨日の午後、あいにくの雨の中。改装中のJ
R中央線「小金井駅」そばのカフェで開かれた
新年会に妻と出席した。新年会は評論家の「斉
藤徹」さんを囲む形だったが、およそ20人が
集って食事と口ジャム、そしてブルーグラスの
演奏を楽しんだ。斉藤さんは、懐かしいカワセ
楽器のオリジナル、青春のにおいがする「マス
ター・ギター」を持っていた。私も引っ張りだ
されて、つい調子に乗って昔やったカーター・
ファミリー・ソングを歌ったが、慣れない曲は
異常に難しいことに気が付いても後の祭りで、
大汗かいてしまった。集った人たちはカントリ
ー・ファンからブルーグラス・ファンまで多彩
だった。病気入院中だという横川くんも元気に
歌い、昔ジューンアップルの表紙も書いたイラ
ストレーターの伊藤くんもバンジョーを弾いた。
いまは存在してない築地のエニ-オールドタイ
ムで、昔大騒ぎした和田さんも歌った。タイム
マシンに乗って30年前にスリップしたような
感覚に襲われながらも「ジャム」は続くのだっ
た。まさに須貝重太さんがいう「ありがとう!
ブルーグラス」がカフェに溢れていた。


斉藤徹さん
斉藤徹さん


太田さん&伊藤さん
太田さん&伊藤さん


黒いのは地蜂
黒いのは地蜂


ジャム
ジャム














近ごろスタンレー・ブラザースに凝っている!リルコミだあ

奥秩父の山に暮らす生活テレビを見ていたら、
画面いっぱいに「福寿草」が咲いていた。こ
りゃあまたずいぶん早いと感心していると、
放送は去年の初夏だとテロップが流れた。ど
うりで早いわけである。それにしてもある日、
枯草に覆われた殺風景な地面からいきなり黄
色い花がポツっと咲いたのを見つけると、何
だかとってもかわいくて「こんにちは」なん
て声が出そうになる。我家の庭の福寿草は練
摩の夢弦堂の庭に咲いていたものを分けてい
ただいた。大きな根っ子だったが庭に植えた
ら次の年の早春に、いかにも小さな花が二輪
咲いた。もっと大輪の勢いある花を想像して
いたが花にも都合があるのだろうと構わない
でいると、それからは何年経っても小さい花
のままである。今年も咲くだろうか。明日は
福寿草が出て来るあたりをきれいにしよう。
おだやかな小平からこんばんは。



何年か経つと私の中のスタンレー好きが頭を
もたげて来て、夜中に早朝に孤独な中でスタ
ンレー・ブラザースばかりを聞くことがある。
今回も暮れの忙しいときにそれはやって来て、
ここのところは再びカーター・スタンレーの
渋さに圧倒される毎日だ。映画「オー、ブラ
ザー」のエンディングで流れたスタンレーズ
(略しました)の「エンジェル・バンド」で、
改めてリードを歌うカーターの素晴らしさに
心を打たれたブルーグラス・ファンも少なく
なかったはずだが、私はそのときのマーキュ
リー録音よりも少しあとの「スターディ~キ
ング」時代のカーター・スタンレーが大好き
で、1993年に出たCD4枚組全集を大切
に聞いている。スタンレーズのスターディ~
キング時代はまさにバンドミュージックの黄
金期で、安定した楽器の演奏や充実したコー
ラスに加えて、カーターの渋味が増した絶品
のリードボーカルを楽しめるのだ。渋いカー
ターのボーカルはあと味がよくて、少しオー
バーにいうと「ブルーグラス・ファンでよか
った」と自分の原点を確かめられるというも
のだ。まあ、こういう気持は私だけなのかも
しれないが、色々疲れていた去年の暮れあた
りに「Choo Choo Comin'」などを聞くと疲労
回復にもなっていた。彼らがここに残した曲
は合計109曲。この中で最も特徴的なとこ
ろは、ビル・ネイピアの「リードギター」を
全編にフィーチュアしてボーカルに重点を置
いたスタイルである。時代は1959年だっ
た。あるいはフィドラ-を雇えなかったとい
う側面があったとしても、このリードギター
で作った数十曲は、ブルーグラスの歴史から
見ても珠玉のものだ。また変わった録音もあ
る。1961年、スターディ~キングの最後
の録音になった9曲には、何とエレキベース
をフィーチュアしている。プレイしたのはお
馴染みジョージ・シャッフラーである。エレ
ベ-だと思って聞くと「そうかも」とうなず
けるが、実はほとんど気が付かないほどバラ
ンス的にはきれいになっている。このエレベ
-をバックにして「ハンサム・モリ-」を歌
うカーター・スタンレーの味はまた格別だ。








めでたし夢弦堂主人西貝氏還暦を祝う!リルコミだあ

連日のおだやかな冬晴れの小平からこんばんは。

きょうの現場は市内の花小金井。公立昭和病院
に近いアパートの1室を丸ごとリフォームした
あとのクリーニングだった。相棒と仕事をはじ
めて間もなく、「おじさん!」と見なれないお
じいちゃんが私に声をかけた。1階の角部屋で
ガラス窓はすべて外してあったから、近所の誰
かだろうと声のした玄関の方を振向くと、白髪
頭のくしゃくしゃなおじいちゃんがにこにこと
立っていた。「おれはな、ここの大家だ」とい
ってニヤッと笑うとすぐに「Jマート」へ行く
といって出かけた。まあ、こんなこともあるだ
ろうと思ったが、それにしても私の方が明らか
に若いのに「おじさん」はないだろうと思った。
しばらくしたら、仕事をしてる背中から「おじ
さん!」と今度はおばあちゃんが声を掛けて来
た。無断で入って来たようなので強い態度で「
どなたですか」というと、「大家だよ。おめえ
はどこのクリーニング屋だ。名めえは何という
んだよ。ウデは大丈夫かね」と腰が曲ったちっ
ちゃな体に似合わない大きな声で喧嘩を売るよ
うな言葉だった。○×建設の社長から依頼され
て来たというと、「リフォームしたあとを汚さ
ないでくれ」とクリーニング屋に向かってあべ
こべのことをいうではないか。ムカッときたが
怒りを押さえて、あとは何も答えなず黙々と仕
事に集中した。ただ、もう一度「おじさん」と
いわれたときは言い返そうと思っていた。この
おばあちゃん、何が心配なのか窓の外から二時
間も私たちを眺めていた。変だった。

きのうは同級生の定年を少し書いたが、きょう
仕事から戻ってマイミクを覗いたら、友人の夢
弦堂主人西貝さんがきのう誕生日を迎えて、同
時に「還暦」を家族で祝ったと写真入りで日記
を書いてあった。そういえば私の1コ下だった
と思い出して「おめでとう」のコメントを書い
た。このようにブルーグラス仲間もこれから続
々と還暦に突入して来るのだ。ああ、おもしろ
いなあ。オレはまだ若いなどといっている方、
すぐに還暦ブレークダウンだよ。私は赤いちゃ
んちゃんこは着なかったけど、赤いTシャツ着
て箱根フェスに出たもんね。あれは自分なりに
良い企画だったと思っている。お正月に実家に
帰省していると近所の小学校の同級生が訪ねて
来て、そのまま酒になった。そいつは還暦にハ
ッピを着て頭に赤い帽子をかぶったといった。
すると飲んだ勢いで居酒屋に流れて、同級生や
先輩後輩を呼べるだけ呼んで大宴会になった。
同級生が自宅から持って来た赤いハッピと帽子
を皆にかざして「1年遅れの還暦パーチ-だ」
というではないか。有難かった。

「あらー、ワゲ顏して」と体を寄せてきたと
んでもないお婆ちゃんも同級生だった。私の
両手を握って離そうとしない。「ま、ま、一
杯」とお銚子を差し上げたお爺ちゃんも同級
生の富雄くんだ。「やっぱり農業してると老
けが早いのかな」というと、「オリはね、サ
ラリーマンだっぺ」だって。酔眼だらけとな
った居酒屋のお座敷は次第に混沌が深まりな
がらも、時おり思いついたように私の還暦を
祝う声があがって乾杯が繰返された。同級生
たちは「どうしておめえだけ、ワゲ(若い)
のか」としきりに私に迫った。東京の水が若
さの秘けつなんだろうかというお婆ちゃんも
いたけど、いえそれは違うでしょうと私は否
定した。じゃあ何だベと言われて困ったが、
まさか「これはね、東京のサトンパスさんが
唱えるブルーグラス効果」というものだとは
言えなかった。ブルーグラスを長い間聞いて
いると老化を防げるのだと皆に言ってやりた
かった。言ったって相手は理解出来ない。宴
会はカラオケが混ざって善雄が北酒場を歌っ
た。














新年は年賀状を拝見する楽しみがベスト!リルコミだあ

おだやかであたたかい冬とは思えない小平ですが、
地続きの他人の庭にはコスモスが残って向日葵も
咲いて残っています。ついこの間、菜の花が黄色
く咲き始めました。身近なところに温暖化の証拠
が見つかる今年の冬ですが、こんばんは。

ようやくカゼが直ったように思えて今朝は早起き
して小平市内の現場に出ました。家でごろごろし
てるより外の空気のうまいこと!現場の張りつめ
た緊張感も手伝って体の中からやる気が溢れる。
7日月曜からの仕事がきょうで最終日。マンショ
ンの2DK室がほとんどリフレッシュされて、あ
とは流台の据付けだけが残っていた。きのう私が
休んだ間に職人たちがずいぶんがんばったようだ。
ここは母親と二十歳になる息子が住んでいたが、
息子が何のはずみかグレて手がつけられず、母に
も手をあげていたという。いよいよ暴力に耐えら
れなくなった母が、友人宅に避難している間にボ
ヤを出した。消防、警察が呼ばれたときは息子、
シンナー吸って酩酊状態だったが言葉はかろうじ
て話すことが出来て、「ライターで新聞紙を燃や
して暖をとってた」と応えたらしい。周囲ではい
つか問題を起こすだろうと言われ続けたワル青年
の顛末だったが、これでようやく安心が戻った。
11月のことだった。アパート経営にもこんな側
面があるのだ。そんな事件のあった部屋をリフレ
ッシュしたわけだが、もちろん新しい借り手が現
れたからである。お昼すぎ部屋は新品に生まれ変
わった。

お正月のお楽しみはズバッというと年賀を見るこ
とだ。私には音楽友人と一般友人がいて、特に去
年あたりから一般の方に「定年組」が増えて、添
えられた一言が実に楽しくて、今年などはわくわ
くしながら拝見した。あいにく元旦は帰省で不在
だったが、戻って4日に目を通すと定年退職組の
友人たちはもれることなく「定年」の文字を書い
て、言葉を添えてあった。人生の転機の気持が、
一言添えられないではいられないのだろうか。コ
ンピュータを自在に使える定年者は、夫婦で巡る
世界遺産の旅の写真を解説入りで編集したり、孫
の姿を写真にして「オレに似てかわいい」とくだ
らない性格を変わらないまま作ってよこすのもい
た。変わったところではタクシードライバーにな
っているというものだったが、彼は定年間際にな
って「運転」がいちばん楽しくなったのだそうだ。
こっちはその一言を見て、60歳すぎてもタクシ
ードライバーになれるのだと教えられた。脳卒中
で入院中だという定年者もいた。「いつも自由な
おまえに会いたいよー」といったホモだちっぽい
のもいた。私の同級生はみんな60才定年を迎え
ても大体明るく元気でノーテンキのようである。
友は友を呼ぶだからしかたないか。








平成20年お正月の風景は寒かったゾ!リルコミだあ

新年明けましておめでとうございます。

私は昨日から普通に仕事に戻りましたが、
本日は体調を崩してパジャマ着てフトン
の中にいるという新年早々しまらない格
好でいます。これは実家へ帰省した暮れ
の30日、氷点下の寒さにいきなりやら
れて、軽いカゼをひいてしまったのがい
まだにあとを引いているのでした。明け
て4日に戻って、食う寝る状態でひたす
ら休養につとめたが、まだ少し熱っぽく
体に力が出て来ないのだった。きょう無
理して仕事に出るよりも年とったばっか
りだから、えーいこの際と「休む良薬」
を選んだのでした。というわけでみなさ
んもめでたく1コ、余分に年をとりまし
たね。ブルーグラス人生も増々盛んな様
子。今年もよろしくお願いしますね。

とにかく寒かった。91歳になって耳が
遠くなった親父のためにと単身で帰省し
てみたが、元旦に近くの氏神様へのお参
りも親父の方がさっさと元気に歩くのだ
った。私といえば日中でも氷点下2度だ
といわれる寒さにすっかり腰が引けて、
北風がビューと来ると立ち止って歩けな
かった。横なぐりの雪の中でちじんで背
を丸めていると、「大丈夫か」と親父が
こっちを心配して声をかけて来た。見る
と神社の大きな鳥居の下に、映画の役者
のようにすっきり立っているではないか。
「おれが死ぬ前に財産の整理をしたい」
しかも、もう年だし、いつ死ぬか分から
ない。きのうも目眩がしたと去年12月
に入ったら間もなく携帯電話にかけて来
た当人とは思えない。確かに耳は遠くな
っていたがこれはよく知っていることだ。

大晦日の朝、私が「では財産の整理を」
始めようかというと、なにやら分厚い書
類の入った封筒をドサドサっと前に置き、
「大体はもう済んでいる」と静かにいう
ではないか。大きなこの地方独特の反射
型ストーブが赤く燃えて、外は凍ってい
るのに部屋の中は春のように暖かい。飼
い猫が大きく伸びたままストーブの前で
寝ている。「えっ、一緒にやるんじゃな
かったの?」と驚くと、「まあ、目を通
してもらえばそれでいい」という。目を
通すだけだったら、夏でよかったんじゃ
ないのか?お正月は我家だってそれなり
に「おめでとう」を言い合って食事をす
るのだ。ではいまにも死にそうな体調は
どうなったのか。「うん、いまは調子が
いい」と一言。どうやら今回は親父に一
杯くらわされたようだ。しかし、市役所
の知り合いと共同で作ったという書類は、
難しい言葉が溢れてて何だか分からなか
ったけどしっかりしてるようだった。

大晦日と元旦の夜に雪が降って積った。
文字通り一夜で「白銀の世界」になって
朝を迎えたのだった。庭の木々に白い綿
が付いたようにふんわりと雪が乗ってき
れいだった。遠くの山も近くの田んぼも
一面に真っ白だった。空は濃い灰色でそ
のコントラストはまさにモノトーン。い
つか見た田舎の景色だった。除雪車など
は夜通しの作業をするのだと自衛隊員の
甥っこに聞いた。おじいさんは正月元旦
に氏神様へ私を連れてお参りするのが目
的だったと思います、と甥っこは親父の
気持を解説してくれた。しかし、私には
何も語らなかったから、親父の気持がど
こにあるのか見当もつかなかった。ただ、
あの吹雪のお参りのとき、鳥居の下から
声をかけて来たときは何やらほほ笑んで
いるようにも見えたが。その親父が「2
日のとろろ飯を食べてから帰れ」といっ
た。



2日の朝食はとろろご飯というのが実家
の習慣だった。子どものころは兄弟で競
ってお代わりして母から叱られたことを
思い出したが、そのとろろご飯はなるほ
ど格別に美味しかった。「山芋は自分で
掘って取った」と親父が食べているとき
にいったが、果たして味噌汁でのばした
という味と香りが絶品で、カゼひきだっ
たのにもたまらなくて三ばいも食べられ
た。こういう素朴な味が正月によく合う
ものだと実感。しかし、「大雪になる前
に、明日帰る」という私に、「おれはし
ばらく大丈夫だ」と親父の返事。猫がむ
っくり起きて私をにらんだ。















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APPENDIX

jin3

jin3

ササキジンの
Little Community
Talkingへ
ようこそ

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ご意見やご感想などは
こちらへ

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    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
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    141015_0001.jpg

    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
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    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

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    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


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    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

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    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
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    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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