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2017-11

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昨日22日は「マック杉崎の蓄音機トークとシリンダー&SPレコードコンサート」だった!リルコミだあ

先週末と昨日の日曜日の主催イベントが続き疲労気味だったので
きょうは休養。まずは21日土曜日は両国のフォークローセンターに
「裏ブライアー」を見に行く。我が家からはJR中央線で国分寺駅か
ら御茶ノ水駅で黄色い総武線に乗り換えて両国駅で下車。所要時
間50分だった。駅に降りると「相撲ワールド」が展開、お相撲さんの
写真や聞き覚えのあるチャンコ料理店が並んでさすがに相撲タウン
の印象がバッチリ。回向院の信号を右折してすぐの信号を左折、橋
を渡って二三軒先の右側に目的のフォークローセンターだった。ドア
を開けると店主がお出迎え。フォークの生き神様の雰囲気が漂う店
主は国崎清秀、およそ40年ぶりの再会だった。とても印象深いお二
階のまずは元祖フォークローセンターに上がって思い出に浸ろうと
やはり若きころここの場所に来て思い出を作ったシバケン氏も懐か
しそうに壁と天井に貼られたポスター&チラシを見ていた。フラット&
スクラッグスのA全ポスターを国崎さんが指さして、「これは旭川に行
った亀ちゃんからもらったんだ」と。あちこちいろいろてんこ盛りの写
真&チラシがあってオールナイト探検でもしない限り時間が足りない。
「裏ブライアー」とは須貝重太、そしてマッキー、ミナキちゃんのトリオ
編成で、出し物は「ルーフトップ・シンガーズ」と「グリーン・ブライアー
・ボーイズ」を12弦ギター×2、マンドリン、バンジョー、マーティン・
ギターなどをとっかえひっかえて熱演。非常に新鮮なコーラスと演奏
が実に爽やかで意外なよさに感動。国崎さんの選択の確かさにもあ
らためてビックリ。やはり、フォークの神であった。

さて、翌日は小平氏中央公民館で「マック杉崎の蓄音機トークとシリ
ンダー&SPレコードコンサート」だった。マック杉崎さんと私の関係
は1960年代後半の「アパラチアン」以来だったが、杉崎さんはレコ
ードの大収集家である。姿見がドイツのジェントルマンという雰囲気
なのでアパラチアンでは近寄りがたい存在だったのだ。やがて杉崎
さんは蓄音機ワールドへと進み、私はブルーグラスの現場へと進ん
だ。そのような話をしながら蓄音機トークにバトンタッチ。

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 ザ・蓄音機!

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 ササキジンがアパラチアンを説明

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 セッティング中

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 マック杉崎さん

まずは当日お客さんの度胆を抜いた巨大な、1メーターを越すスピー
カーを持った蓄音機はイギリスの1930年製のEMG Mark Xb(マー
ク テンピー)と一方、お隣の迫力で小型に見えるのはエジソンのシ
リンダー蓄音機Edison Home 1908年製である。並べただけでド迫力
と貴重な存在感で貫禄たっぷり。

珍しくて貴重なシリンダーレコードを説明しながら杉崎ワールドのス
タート。シリンダーレコードは2曲のみだったが「Roving Gambler」を
歌ったのは私の好きなヴァーノン・ダルハートだった。曲の中身を訳
して非常に丁寧に細かくレコードコンサートを進める杉崎さんはまさ
に長い収集家キャリアを物語る説得力が続く。

SPレコードの始まりはフィドリン・ジョン・カースンの「Don't Let Your
Deal Go Down」だった。実に時代性を感じた朗々とうなってフィドルが
流れる。のんびりしたムード。6曲目は早くもジミー・ロジャースの「
Sleep Baby Sleep」俄然、素晴らしい音量で若いジミー・ロジャースが
歌う。まさにSPならではの奥深さに感動する。カーター・ファミリーの
「East Virginia Blues」も元気?なカーターズに感激。

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 シリンダーレコードを説明した杉崎さん

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 エジソン・メイドを巻く

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 SPレコードを拭く大収集家


「いよいよギターのランが聞けますよ」といいつつかけてくれたのは
ギッド・ターナー&スキレットリッカーズ。ブルーグラスギターのもとを
弾いたのはライリー・パケット。続いてジミー・ロジャースがカーター・
ファミリーのお宅へ訪問したときとその反対、カーター・ファミリーがジ
ミー・ロジャース宅に訪問したときのレコードをかける。そして17曲目
にモンロー・ブラザースが登場。「New River Train」のスピード感に、
「やっぱりビル・モンローは違いますね」と笑顔で杉崎さん、ファーザ
ーオブブルーグラスに敬意を表した。そして最後はブぅーグラスボー
イズで「Good Bye Old Pal」と「Blue Moon Of  Kentucky」で閉めた。
全19曲90分の大コンサートだった。限りない音楽への情熱と蓄音
機への愛情が目の当たりにした素晴らしい体験だった。

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 須貝重太!

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 シンギン!J・ロジャース

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 特別出演おとめちゃん!

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 須貝家そろい踏み

そして生演奏は須貝重太さん。「ジミー・ロジャースを歌ってください」
と電話したときに、「ヨーデルが出なくなっているので・・・」と出演を躊
躇したが、ヨーデルが出なくてもよいと説得して快諾をもらった。その
うえ、「近ごろはソロをやってなくて・・・」といいながら歌い始めた。な
かなかに渋くていい。「ジミーはコードが多くて・・・、カントリーというよ
りもジャズやブルースだと思っています」などの他にテキサス生活を
トークしたりして非常に中身が濃い舞台となった。そのうえハプニング。
何とおとめちゃんを呼んで1曲歌うように促しておとめのソロも堪能出
来たのだった。「女房なんです」と紹介して愛犬「ジャンゴ」を抱えた
須貝さん。結果としてご夫婦のソロという得難いものを見れたのだった。

※写真はすべて「林 郁二」


コメント

私も両国に小平にと総武線・中央線を仁さん同様東西に駆け巡った2日間でした。1月の小平での新春コンサートでザ・プライアーズの演奏に魅了され、50年来の親友国崎清秀さんの両国フォークロアセンターに馳せ参じました。須貝さんを中心に槇原さん・山本さんのトリオの演奏とトークに大満足でした。翌日の杉崎さんの「シリンダー&SPコンサート」もすばらしかったです。ぜひともこのコンサートを小平でもやりたい、とおっしゃっていましたが、とうとう実現しましたね。仁さんは2013年10月28日のブログで越谷の「おーるどたいむ」で開催された杉崎さんの「蓄音機コンサート」においでになり、その詳細な報告をされています。小生もすぐにコメントを書かせていただきました。今回のコンサートもたくさんの方々が参加されていましたが、ぜひとも小平に集まるブルーグラスファンのみなさまにも参加していただきたいと思っています。私のようなオールドタイムミュージック愛好者のみならず、21世紀につながるこうした音楽のルーツを訪ねるすばらしい企画です。貴重な機材を駆使したコンサートでしたが、本当に生々しい音源で聴かせてくださり、蓄音機の背後のカーテンの向こう側には演奏者がいて、それを実際に聴いている気になりました。アンクル・ディブ・メイコンも、ジミー・ロジャースも、カーター・ファミリーも、そしてビル・モンローもすぐそこにいて我々のために披露してくださったひとときと受け止めました。ぜひとも続編を企画してください。仁さんの貴重なお話、須貝さんの素敵な歌とお話(奥様の演奏もよかったです)、そして杉崎さんに感謝感謝の1日でした。ありがとうございました。(石川修次)

聴講できて、よかったです。

特に歌詞・内容の説明に 言及して
下さった事に、とても 感謝であります。
(今まで ず~っと、気に掛かっていたことが)
解決された感が しました。
具体的に 何かと いうと ですね、(ある歌詞は、アパラチアなどの
南部にいて 書かれたのではなくて)ワシントンDCなどの都市の人が
(南部などからの)出稼ぎ労働に来ていた人々の話から、影響を
受けて、その地方に対しての「憧れ」から書いた歌だと
おっしゃられた点です。 それなら、説明がつく歌詞が
ありますもの、たしか。

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    Rocking' Chair
    収録曲
    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
    12. When I’m Gone

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    141015_0001.jpg

    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
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    130320IMG.jpg
    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

    CDの購入はメールでこちらへMAIL
    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


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    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

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    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
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    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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