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2020-05

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先週末は明治大学駿河台キャンパスへ行った!リルコミだあ

今朝は寒かった。冷えていた夜明けごろ布団をかぶろうと起き上がると
布団&毛布はきちんとかぶっていてこの冷えに対抗するにはもう一枚の
毛布が必要だった。本格的に冬になったようだ。爺にはこたえるなあ。
こんばんは。先週末は明治大学の駿河台キャンパスのグローバルホー
ルへ行き、世界の民族音楽を聴くーレクチャー&コンサートーのうち12
月16日にプログラムされていた「開拓から発展への歌のアメリカ史」を
見に行った。明治大学リバティアカデミー2017年秋期の公開講座が多
岐に渡る中で世界の民族音楽聴く、その上開拓から発展への歌のアメ
リカ史と来れば、これはトラディショナルフォークの匂いがプンプン。見逃
す手はないと思って駆けつけた。この日の主役は石川修次。彼は小平
で開いたオールドタイムコンサートやマウンテンランブラーズ結成50周
年コンサートのゲスト出演など、何かと小平に関係しているように思われ
がちだが、実は世界の民族音楽を紹介している博識の人でもある。そし
てフォークバンジョー研究家として各地でプレイを披露したりレクチュアを
する。小平に登場するときは彼が活動の一部分を表現したものを私たち
が享受するというスタイルだが、グローバルホールに登場した石川修次
は正に「真打!」という風格が備わっていた。並んで、一緒に見ていた加
瀬浩正に、「ホールが満員で凄い人気だね。やるときはビシッと決めてく
れるから大した人だ」と私がささやいた。「300人は入ってるよね」とは加
瀬。石川修次はこの日の開拓から発展への歌のアメリカ史というタイトル
を具体化するのに自身が52年前に出会った「アメイジンググレイス」の
誕生をCD音源を使いながら解説。少し早口だったが、活舌がよく細部ま
で聞こえて来たのにはさすがに経験が違った。重厚なアメイジンググレイ
スの解説が終わって一部が終了。石川は二部に「やぎたこ」という今や人
気の芸達者を用意していた。ステージにはたくさんの楽器が並べられて、
いかにもの雰囲気が漂う中、「やぎたこ」が登場。見慣れている私にはた
くさんの楽器をとっかえひっかえ弾き、そして歌う。柳澤昌英と辻井貴子
の二人がユニット「やぎたこ」を作って活動を始めたのが2009年。今や
日本中のライブハウスが彼らの舞台となって大活躍中だが、この日は曲
の解説をしてからやおら演奏をするというスタイルがなかなかよくて、ウッ
ディー・ガスリーの「ホーボーズララバイ」の前ぶりで、「ウッディーという人
はお金にだらしなくて、渡された出演料を車購入に使ってそのままトンヅ
ラしたこともあった」などと笑わせた。やなぎが楽器を取り上げるという時
間にふっと貴子さんがMCに入る。タイミングが絶妙で、さすがに日本中
で鍛えているワザだと思った。そして「やぎたこ」が曲調に合わせて楽器
を選ぶこともこのユニットのアレンジなんだろうと思った。石川修次とはこ
の日をイメージして二年前に具体的にお話をさせていただいたという。
二年もかけて準備をしたとはやはり石川修次は大物である。会場にはブ
ルーグラスファンも駆けつけていて、あちこちから声がかかって照れくさか
った。この日、横須賀線、東海道線という大動脈が止まってしまい、ここ
に来るために家を出たのに大きな迷惑を被った人もいた。「やぎたこ」の
ニューアルバム「WE SHALL OVERCOME」(二枚組全27曲定価4千円)は
2018年1月1日発売。

コメント

仁さん、いつもながらのご丁寧な報告に感謝します。「音・音楽・うたの源を探る」というテーマで今年は取り組みました。5月「ハンドドラムとうた」、6月「ブルガリアの民族舞踊と音楽」、7月「アイルランド伝統音楽の魅力」、10月「江戸音曲・新内」、11月「アラブの古典音楽」と続き、今回は「アメリカのフォークソングの歴史」でした。いつもは当日の司会・進行で済みますが、今回は講師という出演者でもあり、大忙しでした。奴隷商人のジョン・ニュートンが大西洋を航海中大嵐に会い、九死に一生を得て改心し、牧師になり、「アメイジング・グレース」を作ったと、一般的に知られていますが、ジョンの手記を丁寧に読むとそんな簡単な流れではなかったことを読み取り、もう少しきちんと紹介しようとしました。大嵐にあった後も奴隷商人を続けざるを得なかったこと、牧師になるにも苦難の道を歩み続けたこと、奴隷貿易廃止論文を書いてもイギリス国会に承認されるまでには長い時間がかかったことなどを紹介しました。結論的には、ジョンが7歳の時に早逝した母エリザベスが、その後も息子ジョンを見守り続け、さらに多くの人々の支えもあり、ジョン・ニュートンが自分の歩むべき道を見出すことができ、この名曲の誕生に至ったということを語りたかったのです。前半の小生のレクチャーのボリュームがありすぎ、早口にならざるを得なかった点を指摘してくださった仁さんには敬服します。さすがすごい耳の持ち主です。後半の「やぎたこ」のお二人のライブは随分聴いていますが、打ち合わせを続けていくたびに研究心の旺盛さが頭をもたげ、後半のお二人のレクチャー&コンサートの部分では普段のライブではほとんど聴けない貴重なお話を伺うことができました。明治大学でカーター・ファミリーを語り、演奏してくださったのですから天国に召された3人も喜んでくださっていることでしょう。受講生の方々にとってこうした音楽に触れることは初めての方も大勢いらっしゃったと思います。いつかグローバルホールでブルーグラス・ミュージックが演奏されることを夢見ます。今度お会いできるのは来年1月6日の小平の「新春ブルーグラスの集い」だと思います。またいつものように1時間前から並んで一番前の座席に陣取り、出演者のみなさんの熱気に触れてみたいと思います。本当にありがとうございました。

石川どの。コメントありがとうございました。「「開拓から発展への歌のアメリカ史」っはとても好評で満員の聴衆にはご一緒したM子さんと長い列を見て驚きました。私たちが並んでいるころ、友人のK子さんが来る途中の電車が停止してそのまま身動きできなかったと後でご本人から聞きました。それでも駆けつけてくれたので会うことが出来ましたが、K子さんは電車のせいで楽しさも半分だっただろうと想像しました。それにも増してコンサートはとてもよかった。52年前に出会った曲「アメイジンググレイス」を紹介してくれましたが、52年前というと私たちが通ったアパラチアンのころでしょうか。私が若く右も左も分からないころに早くもアメイジンググレイセスと出会ったと聞いてやはり石川さんはただものじゃないことを改めて知りました。あと、やぎたこの地味な部分を曲の時代背景を語らせて演奏するという展開がとてもエキサイティングでした。演出が出来てたことを見てやはり準備したんだということを知りました。物事を多方面から観察して演出するという行為は今後のオールドタイムコンサートなどに影響を及ぼすだろうと思いました。やぎたこも素晴らしかった。

仁さん、早速過分なお褒めの言葉の含まれたお返事ありがとうございます。いつもコメントを書いている最後に「仕事に音楽に精一杯の仁さん、くれぐれもお体を大切に!」で結びますが、寒風の中お仕事に精出して働いている仁さんが、休む間もなくいろいろな音楽のライブやコンサートにお出かけになってその報告を迅速にブログに掲載される。さらにギャザリングを含めた小平の音楽空間のために尽力されている。もちろん家族サービスも忘れずに!このパワーやエネルギーをいただいて「仁さんならこの2時間半のレクチャー&コンサートをどう演出・展開するか」と思いめぐらし、「やぎたこ」と打ち合わせを重ねてきました。それだけに仁さんから及第点をいただけたら「やったね!」といった気分です。慢心せずに今後のさまざまな民族音楽のレクチャー&コンサートの中でそれを活かしていきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。鈴木カツさんにクラレンス・アシュレーのレコードを紹介していただいたのが1965年、高校1年の時でした。実はこの時にニュー・ロースト・シティ・ランブラーズのレコードも紹介されていました。"No.1"と"Gone to the Country"です。まさにこれらのレコードが小生にとってのオールド・タイム・ミュージックの原点にあります。高校生の純粋な時代にたっぷりこの音楽世界につかり、今なお抜けきれない状況です。こうした情熱がその後「アパラチアン」の誕生につながっていきました。また昨年、クラレンス・トム・アシュレーの未発表の音源がアナログ・レコードとして発表されました。アメリカってすごい国ですね。今でもこうしたものが発掘され、公表にされるのですから。この奥深さに触れると、50年以上前に我々が聴いた音楽の感動がよみがえってきますね。そうした点で今年はマウンテン・ランブラーズやブルーグラス45のコンサートが小平で開かれたわけですから、アメリカのみならず日本の愛好者のすばらしさを肌で感じ取ってきました。とにかくブルーグラスの魅力を多くの人々に啓蒙していった立役者のお一人である仁さんには、今後もそれを若い方々に紹介していっていただきたいと思いますし、小生も仁さんを目標にアメリカン・ルーツ・ミュージックの魅力を紹介し続けていきたいと思てます。ますますのご活躍をお祈りしています。

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当ブログの管理を任されていた近江です。
2002年7月11日から2019年11月27日までの17年4ヶ月の長きに亘って続いたこのブログは本日をもって終了いたしました。
有難うございました。


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    Rocking' Chair
    収録曲
    1.Country blues
    2.Wall ofTime
    3.Banks of The Ohio
    4. Any Old Time
    5. Crazy
    6. I’m Coming Back But I Don’tKnow When
    7. I’ll See You in My Dreams
    8. Put Me On The Trail to Carolina
    9. No9 Train
    10. Warp your Troubles In Dreams
    11. Lullaby In Ragtime
    12. Rockin’ Chair
    12. When I’m Gone

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    ----------


    141015_0001.jpg

    Take Me In Your Lifeboat
    /The Blueside of Lonesome


    1.How Mountain Girls Can Love
    2.Blue Ridge Cabin Home
    3.Kentucky Waltz
    4.Let Him Go On Mama
    5.It's Mighty Dark To Travel
    6.Take Me In Your Lifeboat
    7.My Oklahoma
    メンバー:
    Yoshie Sakamoto / Vocal
    Masuo Sasabe / Guitar, Vocal
    Yasuhisa Kato / Mandolin, Vocal
    Ryukichi Hayakawa / Banjo, Vocal
    Hiromu Teshima / Fiddle, Vocal
    Akihide Teshima / Bass

    制作:The Blueside ob Lonesome
    技術:Ryukichi Hayakawa, Hiromu Teshima
    デザイン&絵:Ashura Benimaru Itoh

    リルコミの紹介
    ----------
    130320IMG.jpg
    SOMEDAY/Yoshie Sakamoto
    1. My Shoes Keep Walking Back To You
    2. Someday
    3. Till A Tear Becomes A Rose
    4. Here Comes My Baby Back Again
    5. If My Heart Had Windows
    6. Blue Kentucky Girl
    7. I'll Take Care Of You
    8. You Take Me For Granted
    9. Under Your Spell Again
    10. In The Garden
    11. You Ain't Woman Enough
    12. We Must Have Been Out Of Our Mind(Duet with Takaaki Sakamoto)
    13. We'll Meet Again

    CDの購入はメールでこちらへMAIL
    1枚2,500円+送料

    坂本愛江の HP


    ----------
    IT'S A CRYING TIME


    Banjo-Eiichi Shimizu
    Guitar-SatoshiYamaguchi
    Mandolin-Kazuyoshi Ohnishi
    Bass-Akira Katsumi
    Fiddle-Morishige & Takada
    売価 ¥1980
    お問い合せ
    ビーオーエムサービス
    ●解説のリルコミ
    「IT'S A CRYING TIME」CDで復活!リルコミだあ

    ----------
    A New Peace Within / LEONA 111022.jpg

    1. A New Peace Within
    2. International Date Line
    3. Little Cabin Home on the Hill
    4. Endless Summer
    5. Close By
    6. Roly Poly
    7. Cherokee Shuffle
    8. Life's Inspiration
    9. Gypsy Spin
    10. Shade's of Blue
    11. Nobody's Love is Like Mine
    12. Soldier's Joy
    ●解説のリルコミ
    本日は臨時号です!リルコミだあ
    オフィシャルHP
    ----------
    「Hello, Old Friend」 cd_tq1.gif

    Tequila Circuit/Hello, Old Friend
    定価¥2,500
    ●CDのHP
    ●解説のリルコミ
    /テキーラ・サーキットのnew CDだよのリルコミで~す

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